雑記

【バナナマン2017】Super heart head marketの感想

どうも、イタチです。

バナナマンが2017年に行ったライブ「Super heart head market」のDVDの感想を書いていきます。

bananaman live Super heart head market [DVD]

Super heart head market パッケージ

こんな感じ。相変わらずおしゃれ。

設楽さんがド派手なシャツ着て、しかもズボンにinしてますね。

裏面はこんな感じ。

これはDVD。タイトルのheartとheadに掛けて、心と頭を合わせた感じですかね?

Super heart head market 内容感想

ババア感がすごい日村さん。

ということで本編の感想に入っていきしょう。収録されている内容は以下の通りです。

【収録コント】
・voice from the heart
・Air head
・different container
・何でだ!
・赤えんぴつ
・Incident in the mountain

【映像特典】
・罰
・アルフレッドとベン
・ワニワニパ二パ二ゲーム
・一番面白いパンストを探そう

voice from the heart

設楽さんと日村さんの会話劇。

タイトルの訳「心からの声」というように、お互いの心の声が挟まれてコントが進んでいきます。

設楽さんは日村さんのことを一緒に居て心地良い存在。対して日村さんは、設楽さんと会話すると気が休まらないなーと思ってる。という設定。

設楽さんのとある発言がきっかけに日村さんがどんどん勘違いして思考があらぬ方向へ、、
というストーリー。

一見、バナナマンの2人は普通に演じてるように見えます。けど実際は相当難しいと思うんですよね。

まず音声に合わせて演技をしなくてはいけない。さらにストーリーの進行上、重要なセリフがいくつかあって、それを間違えてしまうとアウト。

辻褄が合わなくなってしまいます。

相当練習したんだなーと思いました。

このシーンが一番笑いました。

Air head

オフィスネタ。

仕事のできない日村さんと優秀そうな設楽さんという感じですかね。

日村さんのやらなかった仕事を、設楽さんも手伝う羽目になってお互い残業してます。

とにかく日村さんが全力。あれこれと笑わせてくれます。

ちょいちょい実話というか、日村さんと設楽さんが実際に起こした出来事も挟んだりして良かったです。

そして、個人的にこのDVDで最も印象に残ったシーン。

最後の設楽さん。

初期のバナナマンというか、昔のバナナマンって感じで、「ルスデン」というコントを思い出すような「あっ」と息をのむ感じでした。

映像特典① 罰

作品内ではここで映像特典の一つ目が流れます。

まずは「罰」。基本は音声に合わせて、このように会話文と絵が流れる感じ。

日村さんがペットボトルを投げてゴミ箱に入れることに挑戦。

成功したらご褒美頂戴と日村さんは言いますが、設楽さんに「じゃあ失敗したら罰ゲームね」と言われ、、というストーリー。

ちょいちょい挟んでくる絵がいいですね。こんな感じ。

個人的にはこれが特に面白かったです。

different container

ヒム子登場。

ヒム子が店を開店して、設楽さんが訪れるという設定。

「当たリー!」や「こいつお会計して~」、「なまこずっどん」といったお馴染みのフレーズのオンパレード。

さらにヒム子がCDデビューもしていて、ネタの最後に歌ってくれます。

映像特典② アルフレッドとベン

映像特典2つ目。

設楽さん演じる冒険家アルフレッド。幼いころから直感を信じ、その時その時を生きてきた男。幻の秘宝レイモンドを探しに冒険へ出かけようとするが、日村さん演じるライバル、ベンが現れ、、というストーリー。

シンプルに設楽さんの「嫌だ」という言い方が良かった。

何でだ!

役柄としては、大物芸能人の日村さんとそのマネージャー設楽さんといったところ。

場面は楽屋での一コマです。

タイトルの通り、日村さんが「何でだ!」ってツッコみまくります。

とにかく設楽さんのボケというか、行動や展開が奇想天外。

「なんでだ」

設楽さんの日村さん遊びって感じでした。

映像特典③ ワニワニパ二パ二ゲーム

映像特典3つ目。こちらも映像特典①と同様に、音声、文字、絵のみ。

ただおじさん達4人(設楽さん、日村さん、オークラさん、永井さん)が

・「ワニワニパ二パ二ゲーム」

・「おちんちん侍ゲーム」

という2つのゲームを楽しんでやるという内容。

とりあえず絵がじわる

そして、最高にくだらない(いい意味で)

バナナムーン聴いてるみたいでした。

赤えんぴつ

単独ライブではおなじみの「赤えんぴつ」

冒頭、たい焼き屋さんの移動販売の話から始まり、今回のライブタイトルに掛かったようなやりとり。そして喧嘩。

そして、その後は〆の一曲。曲名は「花火大会」。

いい曲でした。

映像特典④ 一番面白いパンストを探そう

映像特典4つ目。

まんまタイトルの通り、いろいろな色のパンストを被って、一番面白いパンストを探してみるというもの。

定番から

イエロー

パープル

網のやつまで

しかし、結論は「定番」がやっぱ一番面白いという結果に。

そして、最後にバナナマン同士でパンスト相撲をすることに。

勝負の行方はいかに!?

Incident in the mountain

長尺コント。

バナナマンが一人二役ずつ演じて、計4人が登場します。

設楽さん
・サム(AD?)
・監督

日村さん
・トラコ(AP)
・肥田(バスの運転手)

とある山奥での撮影の帰り。車が故障し、足止めをくらうところからスタート。

典型的な勘違い系のネタでコントのお手本のように感じました。

個人的に印象に残ったのは、お二人の「時間」の取り方。

どうしても一人二役演じるから、役を切り替える際に、一旦脇にはけて、切り替える時間が生じる。

その間の埋め方が上手いし面白い。(設楽さんは一回、その状況をモロに指摘というか利用していた。)

「Air head」で最後に使った設定を、このネタでも再び使っていたのもグット。

Super heart head market 全体を通しての感想

全体を通しては「選択と集中」が見えたライブだったなーという印象。

というのも、近年のバナナマンはTVのレギュラーなど、忙しすぎて昔のように手の込んだコントを作り込むという時間がない。

そんな中で見えたのは、ヒム子や赤えんぴつなど、定番のネタを持ち出して全作品ある程度のクオリティは保ちつつも、「voice from the heart」のように一歩間違えると成立しないコントや「Air head」でのドタバタからの最後の狂気。

一人二役で演じ、全体を通して非常に作り込まれている「Incident in the mountain」と非常に力を入れてるなーと感じた部分があったんですよ。

今までの経験を存分に生かして成立させる部分と、思いっきり力を入れて作り込むという。

そんなある意味での取捨選択があったのかなーと。

まあ、このインタビュー記事にもある通り、稽古場に入ったのが例年より早かったってのもあるかもしれませんし、僕の勝手な感想なんですけどね。

とはいえ、近年のバナナマンライブでも特に面白いと評判でして、もしよかったらぜひ。

bananaman live Super heart head market [DVD]

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