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弱者が突き進む邪道の行く末「下の下には俺(した)がいる」【感想】

またまた面白い作品に出会えたので感想書きつつ紹介していこうと思います。

小説家になろうの「下の下には俺(した)がいる」です。

下の下には俺(した)がいる あらすじ

魔術の才能がない”落ちこぼれ”の少年、菖蒲響(あやめひびき)は、見下す周囲の視線に耐えながら、腐らず鍛錬を重ねていた。それでも上がらない実力に歯噛みする彼は、佐倉奏と出会い、実力がなくても勝つ方法――戦術を学んでいく。

下の下には俺(した)がいる 感想

何といってもこの作品の特徴は「弱者」「邪道」といった要素を貫いているところにあると思います。

一瞬強くなったりもしますが、基本最後まで弱者です。
特別な力に目覚めて最強!!って展開もなし。

ほんと凛々しいぐらい「考えて考えて、努力」を続けます。

というわけでストーリーもそんな弱者である主人公を見下す胸糞悪い展開が多めだったりするんですが、一部主人公の周りに集まる人々はクセ強めだけど良い人で上手いこといってます。

また一応ヒロイン?的な立場の師匠の奏であったり他にもちらほら、主人公に好意を寄せる展開もあり、でそんな恋愛要素を直接的な描写は少ないながらも、かるーく眺めて感じ取るのも良い癒しになりました。

割と主人公の心だけではなく読者の心までも折ってきて、胸糞悪い気分になったりもしますが、それでもほんのちょっぴり報われたり、そしたら主人公が有頂天になってあっさり負けてしまったり。でなんだかファンタジー作品なのに妙に現実感があったのも魅力。

そんな感じでストーリーは間違いなく面白いですし、次々読み進めてしまいました。
まあ、要素的になろうの流行とは真逆の作品なので、なかなか超人気作とならないとは
思いますが、個人的にはこのような作品も人気になってくれないかなーと思ってます。