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縦ロール系女子爆誕「嘘つき戦姫、迷宮をゆく」【感想】

Web小説感想記事71作品目。

小説家になろうで読めます「嘘つき戦姫、迷宮をゆく」です。

嘘つき戦姫、迷宮をゆく あらすじ

リルドールは見栄を張るための嘘が原因で落ちこぼれた少女だ。
自分を見限った周囲を見返してやると無謀にも挑んだ迷宮でも敗北し、挫折しそうになった時――リルドールは出会った仲間をきっかけに【見栄を真実にするための想い】を原動力に【縦ロールを動かす魔法】を得た。

自分が弱い人間なんだということぐらいは、本当は知っていた。

一度底辺まで叩き落された少女が、見栄の象徴だった縦ロールをドリルと回し、仲間のために敵を貫き世界を支え、己の吐いた嘘のすべてを真実に変えるまでの英雄譚。

つき戦姫、迷宮をゆく 感想

元々、突飛な設定を上手に描く作者さん

この作品の作者さんは他に「全肯定奴隷少女:1回10分1000リン」という作品も書かれていて、まあタイトルから分かるように斬新な設定の作品なんですが、それをきちんと面白く書くよなーって印象でした。

んで、今回タイトルこそは普通な感じですが、主人公のリルドールは「縦ロール」を武器に迷宮を攻略していくという、またまた斬新な設定を入れてきています。

さすがに、戦闘シーンとかで毎回縦ロールで攻撃するって、絵面で思い描くと笑ってしまうし、それが続くとお腹いっぱいになっちゃうかなーなんて、読む前は思っていたんですが、そこはさすが。

ネタに振り切らず、ちゃんと描かれています。

ってか縦ロールの使い方が、完璧に我々の予想を超えてきてた。

おそらく、こんな作品誰にも書けないし、僕は別に小説家でもないんですが、うらやましいなーなんて思っちゃいましたね。

物語の流れ

ということで、このまま終わっても、ただ縦ロールがすごい作品ってことしか伝わらないのでもう少し。

縦ロールに目を奪われがちですが、この作品の物語の根底にあるのは、きちんと王道。

主人公の成長だったり、魅力的な相棒、謎の敵。ってな感じでファンタジー大好き人間としては、大好物がウハウハ。

基本迷宮を進んでいって、目指すは100層。

区切りの良い階層にはボスと呼ばれる存在がいて、リル達、冒険者を待ち受けています。

何と言っても、この迷宮のボス達もいいキャラしていて、倒されたと思ったら、結構いい場面でまた登場したりする奴もいて個人的に好きでした。

そして、最後どうなるか、、ってのはまあネタバレになるんであれですけど、壮大で度肝抜かれましたし、まさに世界に輝くリルドールだなと。

書籍化もされていて、若干加筆されているようなので、よかったらぜひ。僕もまだ読んでないので買おうかな、、