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始まりは誰も知らない「勇者の放浪」【感想】

Web小説感想記事68作品目。

小説家になろうで読めます「勇者の放浪」です。

勇者の放浪 あらすじ

――永遠の命など誰が望んだ?

かつて勇者として召喚された少年、薬袋珊瑚。
彼はその義務を果たし、魔王を滅ぼした。
しかし、彼には残酷な宿命が待っていた。
勇者として強大な力を得る代償として、彼は≪寿命≫を失った。
永遠をただ独り、生きることを科せられた少年は、ただ目的も持たずに世界を放浪する。
その中で出会う、様々な人々。
奴隷の少女、教皇の娘、鍛冶師の男、復讐の青年。
刹那の時間と、永遠とが交錯する一瞬。
彼はそのとき何を思うのか。

悲しみと、一瞬の生み出す輝かしい何かに目を細めながら、薬袋珊瑚は永遠を生きていく。

 

勇者の放浪 感想

1話完結型の短編集。主人公の珊瑚だけが共通して毎話登場するという感じ。
さらに言うと、珊瑚が常にメインというよりも、毎話、別に焦点の当たるキャラがいて、そこにフワッと珊瑚が絡んだり、がっつり関わったりと登場の仕方も様々。
とにかく1話1話、中身が濃くて読み応えあります。
個人的に好きなのは、第7話「赤の剣聖」
話のネタとしてはよくある展開なんだけど、やっぱこの手の終わり方というのは面白い。
色々、想像してしまうし、最後全てが繋がった瞬間は、珊瑚と同じく思わず笑みがこぼれてしまいました。
この感想を書いている時点で、最後の更新が第8話、2016年。また更新してくれないかなー。