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成り上がり感が無いのが逆に怖い『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』感想

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小説家になろうで読めて、マガポケでマンガとしても連載中の『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』感想書いていきます。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる あらすじ

平凡な男はアルス・ローベントという名の貴族の子に転生し、異世界を生きることになった。チートな能力はなく、異世界でも体力、知力ともに平凡だったが、鑑定スキルという、物や人の情報を測るスキルを生まれつき所持していた。
父が早死にし、アルスは領地を受け継ぐ。
そして、鑑定スキルで有能な人材を見抜き、部下にしていき、弱小だった領地を最強の領地へと変貌させていく。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 感想

タイトルに成り上がりって書いてあるけど、そこまで成り上がり感はない。けどそれが逆に怖いって感じでした。

まず主人公がそんなガツガツした性格じゃなくて穏やか。けど芯が通ってるって感じだからですかね。よくある味方に裏切られて、、とか落ちこぼれで、、そっから成り上がるってわけではない。

勘定スキル持ちで才能ある人を見つけれるのは、スキルの恩恵としてそっからどう周りを説得して活躍の場を与えるかだったり、その人自身をスカウトするのかの手腕はアルス次第で、そこら辺の描き方も面白かったですね。え、これ社内政治やん。みたいな。妙に現実感あって、なんか現実にもいますよね、こうやって人使うの上手い人。んでそうゆう人が実は一番脅威で怖い。

あと、マンガの方もすごい良かったっす。ほら、なろう原作のコミックって中には作画すげーひどいのあったりするじゃないですか?けどこの作品はそんなことなくってめちゃくちゃ良い。話数もそれなりにあって満足でした。

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