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守る者、壊す者「アンダーグラウンド」【感想】

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イタチです。
今回の感想はエブリスタで連載中の「アンダーグラウンド」です。

エブリスタでおすすめのファンタジー作品を30個紹介するでも紹介している作品でして、もう表紙の感じからして面白そうですよね。

詳しく書いていきます。

アンダーグラウンド あらすじ

全て失いたい。なかったことにしたい。もう迷惑を掛けたくない。
弱虫な俺がビルから飛び降りたその瞬間から、

全ては始まった―――。

俺がたどり着いたのは、この世界と対になる“裏の世界”。

世界を包み込む真っ赤な空、そして世界を照らす赤い月の光。

大地にそびえる崩壊だけを待つ黒いビルの街並み。

その世界を悠然と闊歩する人間の心の影から生まれた化け物“シャドー”。

現世と対をなす、赤と黒の世界『アンダーグラウンド』。

そのアンダーグラウンドを舞台に衝突する二つの組織。

シャドーを討伐し、世界を平穏に導こうとする。
“世界維持組織リリーヴ”

逆にシャドーを利用し、世界に変革をもたらそうと暗躍する
“世界再生組織イーヴァ”

2つの組織を結ぶ鍵は……“俺”。

「お前の能力は俺達が求めていた力だ!」

「あなたは私達が守るから……。」

様々な者達の想い、欲望、希望、絶望が入り乱れながら物語は紡がれる。

一体俺はどうなるんだ……?

アンダーグラウンド 感想

守る者たちと壊す者たちの戦い

まず印象に残ったのが、敵側の視点も多かったことですね。

普通、こうゆうファンタジー系って敵側というか黒幕的な奴らの視点ってなかなか描かないじゃないですか?(あるとしても幕間でちょろっととか)

それが割と序盤あたりでフルオープンになってる。

っていうかなんなら敵側の日常のほのぼの?としたシーンも結構描かれてて、面白いなーと。

まあ、人体実験とかしちゃっててアウトな所もあるんですが、とりあえず敵も理不尽な表の世界を壊す、っていう明確な目的もあるわけで、、、

そんで、個々のキャラにスポット当てつつ物語を展開していく感じがすごいいい!

特に黒騎士の流れなんかは、「お、そうくるか!」って驚きましたし、思えば序盤に伏線張ってあったなーと。

2019年2月時点で約3000ページとなかなかの長編モノです。登場キャラもそこまで多くないので、読みやすいです。

話もシンプルでして、バトルに恋愛要素など盛りだくさん。

守る者たちと、壊す者たちの手に汗握る戦いをぜひ!!。

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