こんにちは、イタチです。
突然ですが皆さん、ネット小説って読みますでしょうか?
僕はまあー昔から結構読む方でして、大学生の時なんかは講義そっちのけで読みふけってました。
そんな中、最近ではネット小説の投稿はもっぱら「小説家になろう」が一般的かと思いますが、個人的にはエブリスタもおすすめです。
実はモバゲー時代からの古参でして、もうありとあらゆる作品を読み込んできました。
その中でも今回は特に好きなジャンル
「ファンタジー」
に絞って個人的に好きな作品を30個紹介していきます。
エブリスタでおすすめのファンタジー作品30選
1.できそこないの救世主
魔族が人間界へ進出してから、15年目を迎えた地球。
神崎 鋼介は、一介の人間であるにもかかわらず、名門・桜峰魔術師学園に入学することになってしまい……!?
無力な主人公が恋にバトルに奔走する、王道学園ファンタジー!
【感想】「できそこないの救世主」は王道学園ファンタジー好きにはたまらない作品にも書いた通り、王道の学園ファンタジー好きにはたまらない作品となってます。
ほんと個人的にネット小説の中で一番好きかもしれない作品です。
何度読み返したことか。
出てくるキャラがみなホントに魅力的で、話の流れも上手く、戦闘の描写に限っては頭に思い浮かんでくるほど。
鋼介と慎士の掛け合い漫才が特に良くワクワクしながら読んだ作品。
一応、書籍化もされてますが、エブリスタで無料で読めるのでそちらで十分かと。
2.テスタシリーズ
神は世界を作った。
神は人を分けた。
覇権を巡り戦争が起きた。
語り継がれし英雄が戦を治めた時、
女神が舞い降り世界を分けた。
* * *
「大丈夫。必ずここに、帰ってくる」
「誰よりも強く。それが、俺の生き方だ」
「もう……皆とは居られない」
「生まれてきたら、ダメだったのかな」
「世界に嫌われようと、構いません」
「私はアンタを信じる。だって私は──」
魔法が普及した異世界で、
少年は仲間と共に成長する。
命を賭けて守りたい物。
あなたにはありますか?
もう何年も読んでる作品。
主人公の武器が「刀」、属性が「雷」で学園ファンタジーモノ。
The 王道が好きな人にはおすすめですね。
文章も読みやすくていい感じです。
3.最強人種シリーズ
平和のために勇者は世界の頂点に君臨する魔王を倒した。
魔王を倒した勇者は盛大に歓迎され、その世界の英雄として名を残す事になる。
だが、勇者が英雄として称えられていたある日、村の一人の男がこんな事を言い出した。
「魔王を倒したって事は勇者様は魔王以上の力を持ってるんだよな? だったら……勇者様の気分次第で人類を滅ぼすなんて簡単な事じゃないのか?」
そんな……勇者本人がするはずもない馬鹿げた噂は瞬く間に広がった。
「勇者を殺せ」
「人里に近寄るな」
「勇者を怒らせたら容易く殺されてしまうぞ」
「人の形をしている分、モンスターよりも厄介だ」
噂は悪い方向へとどんどん広がり、勇者と呼ばれた世界を救った若者は、第二の魔王と呼ばれるまでに追い込まれてしまう。
だが……勇者当本人は心優しく、世界を救い酷い戯言を言われてる事も気にもせず、人々に怒って手を加えよう等とは考えたりもしなかった。
だが……自分がいる限りこの世界は本当の平和を迎えられないのもまた事実。
そう考えた勇者は、この世界とは違う、別の次元の違う地へと旅立とうとするのだった。
最初の方は展開早すぎ、急すぎ。
マキ、どんな母さんやねん。
って感じだったんでけど、徐々に話にひきこまれていきました。
特に最強人種2の茂の話が一番好みです。
途中のネタ的文章は好み分かれそうだけど、話的にも良く出来ててスラスラ読めます。
4.犬と勇者は飾らない
異世界ディー・グリーフィアから帰還を果たした佐藤草介は、ある悩みを抱えていた。
どこからも雇ってもらえない事に。
圧倒的に学歴が他より劣っている事に。そんなある日のこと。
幼馴染が謎のイケメンとデートしていたり、
馬鹿でかい虎に出会ったり、
偶然遭遇した一人の魔法使いに弟子入りをせがまれたりしたところから、
佐藤草介の日常は変化する。
主人公は一度異世界に飛ばされて、また現代に戻ってきたって設定。
だから主人公最強なんだけど、おっさん顔でどこかゆったりした性格なのがいいっすね。
個人的に鬼と戦うあたりの流れが好きです。
けど1年近く更新されてない、、、
なんとか再開してほしい。
※追記:な、なんと再び更新されました!!!感謝です!
5.幻想世界のフラグクラッシャー
完結済み作品。ちなみに最強人種シリーズと同じ作者さん。
文章、キャラの掛け合いが面白い。
ってか主人公のキャラがやばい
設定に一捻りしてあって、異世界転生モノではないので、そういったのに飽き飽きしてる人は読んでみるといいかも。
6.ロビン・アルベルトの宿題
なぜ、残り974日で人類が滅亡してしまうのか。
なぜ、大量に人が心停止で死んでしまうのか。
なぜ、あの存在を世界は隠蔽しているのか。
なぜ、こんなにも謎だらけなのか。
そして……
もしも、この謎が解けなかったら……
世の中の知ってはならない事を知ってしまったある天才少年の物語。
ただのネット小説じゃない!!ってのがシンプルな感想。
他の作品とは一線を画する設定と謎の練り方、文章でレベルが違います。
独特の世界観が展開されてます。
おすすめです。
7.犠牲のソラ
特別な力は一つもない、だが将来を約束した恋人……ティアナと幸せに暮らす、二十五歳の時計職人、フェン=ウィルス。
彼は……いや彼だけじゃない、四つの魔光艇で平和な日々を営む誰もが知らなかった。
自分たちは、何のために生きているのか。
真実を知った者に、何が訪れるのか……何故、知らなければならなかったのか――
人類が空で暮らす理由とは何か。地上はどうなっているのか。
誰も、知らない。
知るのはその手を自らの欲望で黒く染めた、一部の罪者のみ。(必ず戻る。諦めない)
空を見上げた青年は胸に誓う。遥か彼方に見える、魔光艇を見上げて――
長編大作。
どんどん主人公が強くなってくのにワクワクしながら読んでました。
これもよくある設定ではないので、異世界転生などに飽き飽きしてる人はぜひ。
8.居酒屋まるの一夜物語シリーズ
脱サラして始めた居酒屋。
そこに集まる客は、いつの間にか・・・
まさかの「居酒屋ファンタジー」という新たなジャンル。
主人公と客との兼ね合いがいいですね。
9.ソロモンの詩篇シリーズ
大国アルテミスは幾つもの魔法学園を擁する。その中でも、至上の教育が受けられる王国附属魔法学院に合格したアルヴィス。ところが、入試最下位の彼を待ち受けるのは苦難の連続。相次ぐ補講と追試の末に、アルヴィスは叡智を与えるという学院の秘宝に手を出す。
それは隠された道標。世界と魔法を築き上げた12賢者の謎。第13の軌跡に繋がる指針。
力には常に責任と代償が付き纏う。リスクの無い最強は有り得ない。それを行使する時、何を得、何を失うのか。
もう更新はされないのだろうか、、、
面白かったのに非常に残念、、
10.オタクと最強は紙一重
ネタ多めでタイトルの通り主人公は超オタク。
内容は異世界モノ。
主人公が親友を助けようとして、車に轢かれて死ぬ。神さま的な奴登場。力もらって異世界へ。
アニメパロディネタ多め。
といういろんな要素がてんこ盛りなので、好き嫌い分かれそうですね。
個人的には笑えるので好きです。
11.いつか帰るその日まで
定番の異世界ファンタジー。
なんだけど、バトル要素は少なめ。
どっちかって言うと、主人公が知恵を使って色々頑張っていく感じ。
文章が丁寧で読みやすくスラスラ読めます。
2巻の途中まで書かれていて、もう何年も更新されてない作品なんだか
たのむから更新して欲しい。
12.漆黒の戦神シリーズ
魔法が当たり前に使われている世界、“アスクレス”。
セントレス学園に通う二年生、クラッド・クロムウェル。
漆黒の戦神と呼ばれる彼は、持って生まれた力のために、過去の因縁に巻き込まれていく……。
最初のシリーズの序盤は文章が荒削りで読みづらいけど、徐々にいい感じになってる。
物語的には主人公最強設定で、よくある展開だけど王道なのを求めている人にはおすすめです。
ヒロインかわいい。
13.バイトで悪の組織シリーズ
悪の組織、名は「アンタレス」
そこでは、戦闘員が不足していてアルバイトや正社員で求人をしていた。
インターネットで。
怪しさ全開ながらも給料の良さから求人に応募した事から始まった。
設定が非常に面白い。
けどその設定をきちんと支える文章力があって、がっつりハマりました。
主人公はタイトルの通り、バイトで悪の組織に入ることに。
ってなわけで、もちろん敵は「正義の味方」で戦隊ヒーロー。
名前は「ファイナルファイヤー」ってのはちょっとあれだけど、それはご愛嬌で。
14.Ooparts Magic《I》―黒鐵の英雄―
『英雄は魔法を使えなかった。――もっと凄い力を使ってたんだ』
国家直属の《魔工士》になるため、名門《ルーウィング魔導学園》に入学を果たした微妙に普通な少年、ノウト=フェルム。
そこで出会った仲間達は、ギルド最強に、性別不詳の天才魔術士、精霊魔法を使う幼女から騎士団長の娘まで、とにかく一癖も二癖もある連中ばかりで……!?
テンプレ乙と笑うがいいさ!
web小説で人気のジャンルをこれでもかっ! と詰め込んだ《主人公チート最強王道学園SF青春ラブコメ厨二異世界バトルファンタジー》、開幕!
うーん?どっかで見たような設定ってのを詰めに詰め込んだ感は否めない。
けど、だからこそ読みやすくていいです。
15.俺は魔王で思春期男子シリーズ
魔王とは、世界を恐怖で包み込み、人々に絶望を与える存在である。
しかし当の本人はと言うと…。
「人間の学校に行きたいな。可愛い女の子たちとキャッキャしたいな…」
全く魔王の自覚がないのだった。
そんな時だった。魔王である自分を倒しにきたと言う勇者が現れ、壮絶な激闘が始まった。
大地は砕け、雲は消え去り、大気が震える。世界が終わるとさえ思われた戦いの中で、魔王はふとある事を思い付いた。
『倒された振りして魔王が死んだ事になれば、俺って自由になれんじゃね?』
―――伝説に残る激闘から早1年。一人の少年がとある学校へ入学する。
その少年…つまり俺こそが、魔王本人なのだ!
「さぁ、ハイスクールライフを謳歌してやんぜ!パンチラパンチラ!オッパイオッパイ!!」
魔法が存在する世界で、魔法を学ぶ学校で、魔法に関して絶対的な強さを持つ、最強とまで言われた魔の王。
俺、真代 扇(ましろおうぎ)は自分が魔王である事を隠しつつ、念願の楽しい楽しいハイスクールライフを送っていく。
これは、そんな感じの物語。
変態魔王爆誕
である。
ほのぼのしててスラスラ読めます。
そして、この作品の醍醐味は2つあって、
1つはエロい描写の表現が上手いこと。
点々とある小さな電球の微かな光を浴びる福吉先生は、なんだかスッゴク色っぽい。薄暗い部屋に、男女が二人。大きなオッパイが二つ。
この表現である。
まず、「すっごく」ではなく「スッゴク」
そして「おっぱい」ではなく「オッパイ」と表しているところが素晴らしい。
とてもくだらないこと、って思うかもしれないけど、こうゆう細かい描写が大事。
2つ目はキャラたちの兼ね合い。
とくに主人公と田上っちの会話ね。
腹抱えて笑ってしまいました。
16.お時間ですよ、魔王様
イグアイナ。
人間と魔族が暮らす世界。
人間の国、聖王国は魔族を排除せんと魔王打倒を世界最強の勇者に命じた。
勇者は王国軍を率いて魔王城の目前まで辿り着く。
魔王討伐まであと少し。
勇者一行は魔王と僧侶に勝てるのか!?
勇者「今日こそ倒すぞ魔王よ!そして僧侶戻ってこいやぁ!!」
僧侶「却下ぁ!!今日も殲滅するから覚悟しなさい勇者共!!」
魔王「魔王って私よね?それ私の台詞じゃない?」
意外と常識人な魔王とハチャメチャな力を持った僧侶の勇者一行と戦ったり、国を整備したり、イチャついたりする日常コメディ。
魔王「最後のは何?イチャついたりって何?」
僧侶「台本書き、会話劇です。よろしくお願いします」
魔王「スルーすんな!!」
魔王が主人公、ってのが2連チャン。
文章が会話文のみってのが面白い。
好み分かれそうだけど、会話の内容がテンポよくクスッと笑ってしまうので個人的に好きです。
17.八百万の学校シリーズ
八百万《かみさま》の学校。
ひょんなことから神様の依頼を受けてしまった翔平《しょうへい》。
1代おきに神様の御用を聞いている家系と知らされるも、子どもの姿の神様にこき使われ、学校の先生になれと言われしまう。
来る生徒はどんな生徒か知らされていない翔平の授業が始まる。
初っ端、いきなりの展開すぎるけど、設定が面白くて徐々に話に引き込まれていきました。
生徒となる神様の設定も作り込まれていて、良く書かれています。
18.化け物たちのハローワーク
人間と化け物が住む埼玉県春浦市を舞台に、
『化け物』専用の職安でアルバイトをすることとなったひとりの少女の日常と非日常を綴った物語。
内容はタイトルの通りなんだけど
非常に面白い
そして
「いいかミノタウロス。こんなことで一々キレてたらどこの会社に行っても働けんぞ。人間社会は耐えて耐えて耐える。どんな理不尽な暴力にも、どんな支離滅裂な暴言にも。我慢することを憶えなきゃ、おまえは立派な社蓄になんてなれっこないぜ」
いいシーンなのに。それなのに台詞がひどい。まるで真っ黒企業の上司が言いそうな台詞だ。職安の職員が言っていい台詞ではないのは確かだ。
「もし不満があるなら、おれに言え。言っても我慢ならん場合はおれに殴りかかってこい。ただほかの職員や求職者に迷惑をかけることは許さん」
なぜか我々、人間の胸にも刺さる言葉が次々と飛び出してきます。
化け物たちもブラック労働の問題には頭を抱えているんです。
19.ルーイ
金髪が忌まれる国。
金髪は奴隷階級。
ルーイとカイトは、王家に生まれた金髪と黒髪の兄弟――。
憎み合う為に生まれたかのような定め。
翻弄されるルーイが最後に手に入れるのは。
金髪が差別される国で生まれた金髪の王子の叛逆の物語。胸糞悪い展開多めだけど、その中で必死に主人公たちが足掻いていくのがよかったですね。
20.果樹園の風が囁く時~人と妖、大地と空と~
埼玉県某市、豊かな自然が色濃く残る場所。
神渡陽月《かみわたりひづき》、諸星琥珀《もろぼしこはく》、日坂萌音《ひさかもね》は幼馴染だ。陽月の家でもある神渡神社を拠点に、よく冒険ごっこをして遊んでいたものだ。
フェリシティ学園に通う三人を強く結びつけたのは不思議な力だった。
陽月は草花や風などの精霊や動物の会話など、通常では感じないものが視えたり感じたり出来たし、琥珀は人の本心が読み取れる力を、萌音は触れるだけで少しくらいの怪我や病気がたちどころに癒してしまう力を持っていた。
その力を上手く活かそうと『オカルト・ミステリー研究会』を立ち上げる。
ある日、陽月の飼い猫が、モルモット(?)を保護し……。
新たなら仲間を加えて『オカルト・ミステリー研究会』は様々な謎に迫っていく。
自然が損なわれ、人と人との繋がりが希薄になっていく今こそ、古来、人と自然が共存していた頃、誰もが持っていた感覚を思い出していきませんか?
ちょっぴり不思議な力を持つ少年少女達、そして妖や精霊達と一緒に……。
ちょっと文章量多いんで好み分かれるかも。
けどめっちゃノスタルジックな気分に読んでいてさせてくれます。
ファンタジーというより、どちらかといえばミステリーですかね。
21.アンダーグラウンド
全て失いたい。なかったことにしたい。もう迷惑を掛けたくない。
弱虫な俺がビルから飛び降りたその瞬間から、全ては始まった―――。
俺がたどり着いたのは、この世界と対になる“裏の世界”。
世界を包み込む真っ赤な空、そして世界を照らす赤い月の光。
大地にそびえる崩壊だけを待つ黒いビルの街並み。
その世界を悠然と闊歩する人間の心の影から生まれた化け物“シャドー”。
現世と対をなす、赤と黒の世界『アンダーグラウンド』。
そのアンダーグラウンドを舞台に衝突する二つの組織。
シャドーを討伐し、世界を平穏に導こうとする。
“世界維持組織リリーヴ”逆にシャドーを利用し、世界に変革をもたらそうと暗躍する
“世界再生組織イーヴァ”2つの組織を結ぶ鍵は……“俺”。
「お前の能力は俺達が求めていた力だ!」
「あなたは私達が守るから……。」
様々な者達の想い、欲望、希望、絶望が入り乱れながら物語は紡がれる。
一体俺はどうなるんだ……?
ランキング入りしていたのを何気なく発見して、ポチッと見てみたらドハマリした作品。
シナリオは上に書いたとおりなんだけど、アニメ化してほしいくらい面白い。
時々、入ってくる挿絵も良くて、ほんとそのシーンを忠実に写しているものばかり。
超オススメです。
22.『パラレルアイランド』
ゲーム世界での冒険ファンタジー。クリア条件は10個のキーアイテムを集めること。
広大なフィールド、多彩な能力を持つ武器、様々な効果を発揮する魔法、個々の特性が活かされるスキル、プレイヤーに全力で襲い掛かるボス、数々の伏線を張り巡らされた濃密なストーリー、そしてプレイヤーたちの思惑と戦い。
主人公の伊藤啓祐は、仲間と共に成長し、ゲームクリアを目指す。
約2000ページにも及ぶ超大作。完結済み。
S○O的なゲーム世界でのファンタジー作品で、とても重厚なストーリーでした。
23.異世界だってサラリーマンはいる。
魔王を倒すべく戦う勇者殿。
魔物を倒すべく戦う冒険者。サイ=ミライ(22)は、そんな彼らが扱う武器を武具屋に卸す商社に勤める、新卒新入社員。
営業部配属の半年後にトップ査定を取れば「好きな部署に異動できる」という権利を得られるため、それを目指す同期たちと共に切磋琢磨しながら、慣れない営業に奮闘する日々。
実は、サイ=ミライには人には言えない大きな秘密と、どうしても”トップ異動”を勝ち取りたい理由があった。
サイ=ミライはトップ異動を勝ち取れるのか。
そして、その先の夢を叶えることができるのか。
現代にも通じる社会人生活と異世界要素をミックスした、
新感覚(?)ファンタジー。
あらすじの通り、異世界×サラリーマンという今までにない組み合わせ。
主人公は新卒新入社員のサイ。口下手で営業向きではないタイプに見えますが、スッと相手の懐に入り的確に相手のニーズをつかんで結果を出していきます。
ファンタジーに絡めたビジネスの描き方がリアルで良いです。
社会人の方なら共感してしまうのではないでしょうか?
そして、物語中盤以降からガラッと展開が変わるもの特徴の一つ。
全体的に完成度が高く非常に面白い作品でおすすめです。
24.天才達と凡人
魔法が中心の世界。
とある国で3人の天才がいた。
1人は剣の扱いで右に出る者はいない赤髪。
1人は口数が少なく、魔法を自由に扱う水色の髪の少女。
1人は魔法とは違い、特別な能力を使う灰色の髪。
3人が慕う1人の凡人の物語。
3人の天才達に好かれる1人の凡人が主人公。
ということで、この4人を中心に物語が進んでいくんですが、主人公が天才達を追いて旅に出たり、戦争があったりと壮大なファンタジーです。
個人的には最初、学園ファンタジーモノの狭い世界で完結する話かと思ったんですよね。
けど、上記の冒険要素や、3人よりさらに天才な超強い奴もたくさん出てきたり意外な展開で良かったです。
25.ANGEL SONG†天使の歌†
「神楽坂魔法学園への入学が決定したぞ!」
「……は?」
神楽坂魔法学園とは、日本の各地にある魔法学園の内の一校である。
「俺、そんなとこ受けた覚えないんだけど…」
そんなこんなで始まる、笑い(多分)あり、友情あり、恋愛(?)ありのグダグダ感タップリの学園バトルファンタジー。
「できそこないの救世主」や「テスタメント」と同じ学園ファンタジーモノ。
序盤は文章拙いけど、1巻の中盤以降からは見事な描写になっていきます。
内容も濃くて、フォリオのチート具合や次々と起こるバトルなど見どころは沢山あるんですが、個人的には月乃の存在が魅力的。
不意に物語に登場して強烈な印象を残してくれました。
26.「ただの太郎」でも、この世界を救えますか?
高校生の「太郎」は白い髪の不思議な少女と出会う。
「あなたを探してた」そう少女は言い、勇者のあなたに、私の国を救って欲しいと頼まれる。
優しい太郎は断る事が出来ず、少女の国に行くことに。しかし、到着した場所は見たこともない、異世界だった。
27.初めてダンジョンを造った魔物の話シリーズ
魔物と人間の間に生まれた混血である主人公ウォレス。
非力なくせに魔物達の生息するナワバリのボスとなった彼は、果たして生き残る事が出来るのか?
主人公は人間✕ゴブリンのハーフというこれまでにないタイプ。
まあ圧倒的弱者の立場だし味方もポンコツって感じですが、頭を使ってなんとか頑張ってます。
キャラクター、展開、世界観、どれもしっかりしていて面白い作品となってます。
サクサク読める文章もイイですね。
28.飛火夏虫‐HIKAGEMUSHI‐シリーズ
彼は日陰を生きてきた。湿った場所を好む虫のように。
彼女は日向を生きてきた。花畑を舞う蝶のように。
彼女は彼へ、手を差し伸べる。彼は過去に光へ飛び込み焼かれた羽を、もう一度だけ広げてみる――
言技(ことわざ)という能力がメインの現代ファンタジーでドチャクソ面白い!!
主人公の言技”飛んで火に入る夏の虫”にまさかそんな使い方があるとは!!
と驚かされましたし、他にも登場する数々の言技が面白すぎる。
ぜひ読んで欲しい作品の1つです。
29.白銀の鳳蝶シリーズ
一人の少年──サキカ。
彼はわずか七歳にして、最強の座を手にした。
歩んできた道は険しく、そして漆黒の闇に包まれている。
当たり前の幸せな日常は、彼が幼くして崩れ去り、
絶望的な日々に差し込んだ眩しい光は、暗い闇に侵食された。
そしてまた、手が差し延べられた。
すぐにどこかへ落として亡くしてしまいそうな、小さな幸福と共に。
一度は止めてしまおうと思いもした歩みを、少年は再び進めはじめた。
そして、少年は知る。
自分の力の存在意義と、人を大切に思う気持ちを──。
これまた超大作
現在、4巻まで執筆されてまして、主人公最強設定。
一巻は学園生活メインだったけど、それ以降は世界中を旅するというワクワクな展開。
けれども、色々抱えている主人公でして、ちょいと暗い世界観だけどハマる人はハマる。
30.ジャージとタバコと異世界と
大学の卒業式、友達に拉致され、ジャージにヘアバンド状態で大学に来てしまった主人公
司馬 遼牙 がその年の卒業生全員と共に異世界に召喚されてしまう。
そこで友人の鍵宮 隼人は勇者としての資質を示す等級でS評価をもらうが・・・。
一方司馬遼牙は前代未聞のI評価。
A,B,C,D,E,F,G,H,IのIである。Gより下があることに驚いた遼牙だったが、彼は王国から離れた森に捨てられることになる。
そこから遼牙の“最強”がスタートしていくのだった。
最後に紹介するのは、これまたよくある設定。
皆で異世界召喚+一人だけ落ちこぼれ能力+だけど実は最強だったってやつ。
主人公、成長早すぎワロタってツッコミは置いといて、普通に文章が上手いのでいい感じ。
途中で章のタイトルが某なろう小説と類似してるのはナイショ。
最後に
というわけでエブリスタでおすすめのファンタジー作品を30個紹介したきました。
今ではネットでの小説の定番といえば「小説家になろう」ですが、エブリスタにも面白い作品は沢山あるんだぞ!!ということで書きました。
ぜひ興味のある作品があれば読んでほしいです。