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絶対ハマる!Web小説でおすすめのファンタジー作品を50個紹介【王道から隠れた名作まで】

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イタチです。

現在、Web上で公開されているファンタジー小説の中でおすすめの作品を50個紹介します。

イタチ
イタチ
どれもおすすめの作品ばかりです!!

それではいきます。

コンテンツ

Web小説でおすすめのファンタジー作品50選

1.できそこないの救世主

誰よりも平凡なつもりの少年・神崎鋼介が入学したのは、全国に四つしかないという魔族のための学校の一つ「桜峰魔術師学園」だった。
なんの能力もないまま魔術に長けた同級生に囲まれ、肩身の狭い思いをする新学期のある日、神崎は学園に現れた巨大な化物に襲われる。大怪我を負ったはずの神崎は無意識のうちに謎の能力を発現させ、周囲の好奇の目にさらされてしまう。
それにもめげずに、抜群の容貌と能力を誇るクールな美少女ユーリやお調子モノの同級生らと普通の学園生活を送っていたところ、なぜか校内の魔術対抗試合に出場するはめに。同級生の笹原や木宮らの助けで試合に向けて特訓を開始するのだが……。学園バトルファンタジー新シリーズ!

突如魔法学園に入学!

自分の中に眠る強大な力!

という、もう王道学園ファンタジー好きにはたまらない作品。

もちろん、ヒロインもいますし(しかも2人も!)、一癖も二癖もある魅力的な仲間たちもいます。

そして次々と主人公鋼介たちの目の前に立ちはだかる困難。

間違いなくおすすめの一作です。

個人的にはシリーズ4での「覚醒」というパートでの鋼介のバトルがめちゃくちゃ良い。

イタチ
イタチ
オレは、これから……お前という存在を”破壊”するッ!
おすすめポイント

・王道学園ファンタジー
・内に眠る強大な力
・ツンデレ金髪ヒロインと優しい

2.テスタメント

神は世界を作った。
神は人を分けた。
覇権を巡り戦争が起きた。
語り継がれし英雄が戦を治めた時、
女神が舞い降り世界を分けた。
* * *
「大丈夫。必ずここに、帰ってくる」
「誰よりも強く。それが、俺の生き方だ」
「もう……皆とは居られない」
「生まれてきたら、ダメだったのかな」
「世界に嫌われようと、構いません」
「私はアンタを信じる。だって私は──」
魔法が普及した異世界で、
少年は仲間と共に成長する。
命を賭けて守りたい物。
あなたにはありますか?

こちらも王道学園ファンタジー。

主人公の戦闘スタイルが刀×雷で厨二心をかなーり刺激してきます。

できそこないの救世主同様、学園ファンタジーの全てがつまっていて、この作品はより規模が大きい感じ。

エブリスタの作品らしいテンポの良い会話や巧妙な伏線に謎。

悪が単純に悪でない、敵は本当に悪なのか?などなど考えさせられる作品で、最高の一作となってます。

おすすめポイント

・刀×雷という戦闘スタイル
・魅力的な仲間たち
・紅目の正体、、、

3.裾踏物語シリーズ

着物の裾(すそ)を踏むことで、その相手をその場に呪縛する『裾踏留めの呪術』。俺は呪術を駆使する少女達『裾踏姫(すそふみひめ)』と出会い、様々な怪奇や鬼との戦いを体験することになる。

なんと言っても設定が面白い!

詳しくは本編を読めばすぐに分かりますが、使うと冥府に沈んでしまうという「冥府刀」のデメリットを打ち消すための裾踏姫。という組み合わせですよね。

そこから生まれたあの戦闘スタイルには初めて読んだ時、衝撃を受けました。

そして変態すぎる主人公とヒロイン達との関係もいい!

戦闘もきちんとありつつ、ラブコメ的な要素が好きな方はマジでハマると思います。

おすすめポイント

・裾踏姫×冥府刀
・激しさを増していく闘い
・ヒロイン達とのラブコメもあるで!

4.犬と勇者は飾らない

異世界ディー・グリーフィアから帰還を果たした佐藤草介は、ある悩みを抱えていた。

どこからも雇ってもらえない事に。
圧倒的に学歴が他より劣っている事に。

そんなある日のこと。

幼馴染が謎のイケメンとデートしていたり、
馬鹿でかい虎に出会ったり、
偶然遭遇した一人の魔法使いに弟子入りをせがまれたりしたところから、
佐藤草介の日常は変化する。

この作品はおそらくWeb上で公開されているファンタジー小説の中でも5本の指に入るくらい面白いのではないでしょうか。

何が面白いって、もう全てとしかいいようがないんだけど、作者の文才やセンスには脱帽するしかない感じ。

第一、タイトルが「犬と勇者は飾らない」なんだけど、冷静に「犬と勇者は飾らない」ってどうゆうことよ?って感じですよね。

けど、読んだらもうこの作品は「犬と勇者は飾らない」なんですよ。

というわけで、内容をまったく説明してないんだけどまあとりあえず読んでみて下さい!!

ってぐらいおすすめの作品。

おすすめポイント

・異世界帰りの最強小卒勇者(笑)
・流れるような文章とワードセンス
・ファンタジーWeb小説で5本の指に入る面白さ

5.バイト先は悪の組織

陰謀と破壊をお手伝いするカンタンな仕事!
お世話になった児童養護施設が閉鎖され、自分と弟妹たちの生活費を稼がねばならなくなった男子高校生の有久。
少しでも給料の高い職場を探した結果、彼が見つけたアルバイト先は「悪の組織」アンタレスだった!
特殊なスーツを着用して悪の戦闘員となり町へ破壊活動に繰り出す有久だったが、
正義の味方が出現したり、体を改造されたり、自宅に幽霊が出たりと次々とトラブルが襲いかかる!
様々な出来事に葛藤する有久だが、それでも可愛い妹弟たちを養わなければいけない。
その為には、この手を悪に染める! 笑いあり、時には涙ありのコメディをお届け!

エブリスタで連載中の「バイトで悪の組織」をタイトル改め、書籍化・コミック化した作品。

純粋なファンタジーってわけではないけど、まあファンタジーというジャンルに収まってはいるかな、と。

レディーウルフがまじ可愛いです。

おすすめポイント

・悪の組織「アンタレス」
・正義の味方「ファイナルファイヤー」
・レディーウルフが可愛い

6.ウォルテニア戦記

戦乱の続く異世界に召喚されてしまった高校生・御子柴亮真。 自分を召喚したオルトメア帝国が人を召喚しては使い潰す卑劣な勢力であることを知った彼は持ち前の武術を活かし、帝国の重要人物を殺害してオルトメアを出奔する。 ある日、盗賊たちに捕えられた双子の姉妹を救った亮真は、「法術」の力を持つ彼女たちを配下に服従を誓われたことをきっかけに、覇王としての道を歩み始める――。

異世界召喚されたんだけど、胸くそ悪い奴らに召喚されてしまった、、って感じですかね。

主人公が色々と理不尽な目に遭いながらも、なんとか乗り越えていく姿に読んでいて力を貰えます。

ただのバトルものってわけでなく指揮官として大胆な戦術を披露したりってのもあります。さらに内乱や軍備増強、心理的な駆け引きなどなど内政的な要素もあるのも魅力。

バトル×知略、どっちも欲しいって人におすすめですね。

ちなみにマンガ版もありまして、結構いい感じの絵になってます。

おすすめポイント

・逆境を跳ね除け覇道を突き進む!
・バトル×知略、どちらもあります
・マンガ版もあるよ

7.ンディアナガル殲記

思い通りにならない日常に鬱屈していた俺が召喚されたのは、塩に埋もれていく世界だった。
右も左も分からないまま俺は「破壊と殺戮の神ンディアナガル」と呼ばれ、最前線へと放り出される。
その戦場の最中、俺は自分が無敵の存在になっていると気付かされる。
元の世界に戻るのに最低一週間は必要だと知った俺は、その一週間だけでもこの世界でハーレムを作ろうと、戦斧を手に戦う決意を固めるのだが……

主人公TUEEEに分類される作品ですが、それを感じさせつつも、グロい要素が大きいのでそっちに目がいきます。

もうサクサクと人が死にます。

ヒロインの子も割とあっさり死にます。

そして最後には、、、

おすすめポイント

・圧倒的ダークファンタジー
・数多くの異世界を渡り歩きます
・そして最後には、、、

8.幻想再帰のアリュージョニスト

異世界転生保険とは契約者本人を受取人として、保険量(インシュランス・クオンタム)である新たな人生を給付する制度である。無事支払い条件を満たしていたのはいいが、新たな世界で目を覚ますと何やら開幕から左手を怪物に食い千切られているという大惨事。おまけに原因不明のトラブルで言葉も通じないわ、現代日本の技術を異世界に持ち込んでしまうわで第二の人生は開始早々に前途多難。戦わなければ生き残れない仄暗い迷宮で、片腕を失った男は現代日本の技術を駆使して戦うことを決意する。現代日本の技術――すなわち、サイバネティクスの粋を集めた、機械義肢とサイバーカラテを。

あらすじ読むと、なんかとりあえず異世界に転生保険とやらで来ちゃって、さらに片腕ないけど現代の日本の技術で迷宮を突き進むぜ!って感じだけど、これ最初の数ページのあらすじなんですよね。

つまり作品の展開は割とスローペース、そして情報量が多い多い。

なので読むにはかなーりの気合が必要。

ちなみに、このあらすじ後(正確には第2章から)は迷宮ではなくオープンな展開になるんですが、世界観もこれまた独特。

サイバーカラテなどの現代技術に対抗して、呪術などのオカルトな要素をぶつけてきます。

もちろんさらに膨大な情報をこの作品は我々にぶつけてくる。

それはまるで、ブラック企業で到底一人では処理しきれない仕事量を圧倒的残業でカバーしている社員に対して、さらに新規事業の立ち上げという仕事を振ってくる鬼上司のようで(分かりずらいか?)鬼畜の極み。

ですが、ハマる人はハマると思いますし、独創的で多くの謎が提示されるので、読了後深く作品に対して考察したりするのが好きな人にはおすすめなのではないでしょうか?(有名どころでいけばエヴァが好きな人とかね)

おすすめポイント

・独特すぎる世界観
・圧倒的な文字量
・君はこの中毒性から逃れることができるか!?

9.魔女たちの夜宴

御祝七瀬(みいわい・ななせ)はちょっとクセのある性格のせいで、「七割の男」と呼ばれる高校1年生。
ある日、自宅に紛れ込んだ黒封筒を開けると、「魔法売ります!」という黒い手紙が……。
興味本位でサインしたところから、すべてが始まった。
七瀬の元にフェレスと名乗る、少女の姿をした使い魔が派遣され、クラスメイトの魔法の悪用を突き止める。
こうして七瀬とフェレスは、学級委員の福主優雅(ふくぬし・ゆうが)共々非日常に、5月1日の「ヴァルプルギスナハト」に巻き込まれていく。

ちょくちょく登場する人物画像が個人的に結構好きです。

ストーリーとしてはなろう系ではめずらしく転生なしの現代ファンタジー。

1章のラストなど、「ま、まじか」って感じで予想外の展開を見せてくれる作品です。

おすすめポイント

・人物絵が良き
・転生なしの現代ファンタジー
・まさかの展開

10.破壊の御子

現代日本で、ごく普通の高校生でしかなかった木崎蒼馬は、ある日突然、何者かによって異世界に召喚されてしまった。人間が亜人類を征服して虐げているその世界で、蒼馬は自分を助けてくれた獣人たちを救うために、漫画やゲームの知識をもとに人間の国家と戦うことになる。
これは、後世において史上最悪の破壊者にして虐殺者と呼び恐れられる「破壊の御子ソーマ・キサキ」となる少年の物語。

魔法やスキルもなく、主人公TUEEでもなく、むしろ最弱。
序盤にかけては常に死にそう。だけどただの高校生が文字通り
死に物狂いで亜人たちを率いて、史上最悪の破壊者への道を突き進む話です。

個人的にはボルニス決戦なんか特に好きですね。

こういった戦略系や建国~内政的な話が好きな人にはたまらない作品かと。

合間合間にある説明の絵も分かりやすくて良き。

おすすめポイント

・魔法、スキル一切なし
・史上最悪の破壊者への道を見届けろ
・戦略・知略を駆使

11.終天の異世界と拳撃の騎士

長年打ち込んできた空手に挫折しかけ、無気力な日々を過ごす高校生の少年・有海流護。ある初夏の晩、あれこれ思い悩む流護は、疎遠気味になっていた幼なじみの少女を夏祭りに誘おうと思い立つ。そうして携帯電話のメールを送り終えた彼が顔を上げると、周囲の景色が見覚えのない草原へと変化していた――。迷い込んだそこは、剣と魔法と魔物に彩られたファンタジー世界。様々な人との出会い、様々な敵との戦い。剣と魔法の飛び交う過酷な異世界を、流護は己が拳で切り抜けてゆく。その世界へ招かれた理由を、知らないままに。――拳に全てを懸ける現代日本の少年と、誇り高き異世界の少女騎士。きっと許されない出会いを果たしてしまった二人の、物語

重力を利用した設定が素晴らしい。
一応、主人公最強系だけど危うい感じというか、完璧な強さではないのが逆にいいですね。

とりあえず、この作品はバトルシーンが熱い。

リューゴvsベル子、リューゴvsディノ、そしてまさかのリューゴvs◯◯という展開は鬼アツでした。

おすすめポイント

・”重力”がキーワード
・バトルシーンが熱い
・ヒロインとのイチャイチャもあります!!

12.レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世界の魔術師であり、自分達の生み出した魔術を廃れさせない為にそれを継ぐ資格のある者を探していたという。その提案に乗った玲二は、新たなる肉体と強大な魔力を持って異世界エルジィンを生きていく。

なろうではおなじみの異世界転生ファンタジー。

チート転生・チート武具・ハーレムなどなどてんこ盛りです。

特に主人公レイと使い魔でグリフォンのセトというコンビが特にいい感じですね。

あとは魔石によってスキルを得られるという設定もあったりして、強力な敵を倒したあとの、スキル獲得シーンなんかはワクワクします。

またこの作品は連載当初(2013年)から、毎日更新していてほんと凄い。継続は力なりですね。

またコミック版も読んだのですが、割とマイルドな感じに仕上がってました。セトの表情がコロコロ変わって可愛い。

凛々しい感じに

この顔、よくします。

やってること(魔獣食べてる)はエゲツないけど、ほっこりする表情

おすすめポイント

・なろう王道ファンタジー
・主人公レイと使い魔セトのコンビ
・毎日更新!!

13.勇者イサギの魔王譚

「これからも、俺についてきてくれないか」
――共に歩んだ愛する少女へと告白した瞬間、少年は未来へと飛ばされた。彼を喚んだのは魔族の姫。彼が討ち取った魔王の末裔だった。
「お、お願いします、魔王さま方……
わたしたち魔族を、冒険者の魔の手からお救いくださいませ……!」
滅亡の危機に瀕した魔族を救うため、そして愛する少女と再会するために彼は再び立ち上がる――勇者イサギとしてではなく、魔王候補イサギとして。

一応はイサギが主人公なんだけど、他にも3人魔王候補として異世界から連れてこられた人たちがいます。

というわけでその4人を中心にストーリーが展開される形になります。

そして彼らにはそれぞれ目指すべきモノというか、行動指針があるのですが、その描き方が最高にかっこいいし感情をひどく揺さぶらるんですよね。

そして4人の主人公たちのそれぞれのラスト、、

戦闘や魔法などのファンタジー要素はもちろんのこと、愛する者のために必死で生きる4人の群像劇をぜひ。

書籍化もされてます。

おすすめポイント

・4人の主人公が織り成すストーリー
・たった1つの愛を貫き通せるか!?
・そして迎えるそれぞれのラスト

14.呪印の女剣士

彼女は追われた。生まれ故郷を、住む場所を、人としての存在意義を。だが彼女に救いの手が差し伸べられた。それから数年が経ち、彼女はまた1人になった。美しく、逞しく成長した彼女は今旅に出る。一度は自分を拒絶した世界を知るために。そして彼女が旅に出てから一年半が経過しようとしていた。

主人公は少女の剣士という、実はあまり見ないような設定。
ジャンルとしては王道のファンタジーといったところですが重苦しさはなくて、ダークな部分もありつつも、非常に読みやすいですね。

おそらくファンタジー好きなら大体好きになれる、シンプルにおすすめできる作品です。

おすすめポイント

・呪印の少女剣士とその仲間達との冒険譚
・何度でも立ち向かう
・安心の王道ファンタジー

15.俺は魔王で思春期男子

魔王とは、世界を恐怖で包み込み、人々に絶望を与える存在である。

しかし当の本人はと言うと…。

「人間の学校に行きたいな。可愛い女の子たちとキャッキャしたいな…」

全く魔王の自覚がないのだった。

そんな時だった。魔王である自分を倒しにきたと言う勇者が現れ、壮絶な激闘が始まった。

大地は砕け、雲は消え去り、大気が震える。世界が終わるとさえ思われた戦いの中で、魔王はふとある事を思い付いた。

『倒された振りして魔王が死んだ事になれば、俺って自由になれんじゃね?』

―――伝説に残る激闘から早1年。一人の少年がとある学校へ入学する。
その少年…つまり俺こそが、魔王本人なのだ!
「さぁ、ハイスクールライフを謳歌してやんぜ!パンチラパンチラ!オッパイオッパイ!!」
魔法が存在する世界で、魔法を学ぶ学校で、魔法に関して絶対的な強さを持つ、最強とまで言われた魔の王。
俺、真代 扇(ましろおうぎ)は自分が魔王である事を隠しつつ、念願の楽しい楽しいハイスクールライフを送っていく。
これは、そんな感じの物語。

あらすじを読めば分かると思うけど、清々しいほどに魔王が思春期男子です。

女の子が大好きで勇者の元パーティーの隠れオタクを真のオタクに戻したり、あれやこれやと全力疾走な日々を送ります。

コメディ一色かと思いきや、ちゃんとシリアスなシーンもあります。

書籍化もしています。表紙がいいですね。

おすすめポイント

・清々しいほどに魔王が思春期
・コメディ要素強め
・けどVS勇者など、シリアスなシーンも!!

16.異世界迷宮の最深部を目指そう

「異世界に迷い込んだ少年は見覚えのない暗い回廊で目を覚まし、魔物にも人間にも殺されかけてしまう。その後、彼は元の世界へ帰還するために、迷宮の最深部を目指すことになる。優遇されたステータス・スキル・システムを利用し、才能ある仲間たちと共に、世界の真実が待つ『最深部』へ向かって進み続ける

ちょっと一癖変わった設定が作品全体に大きな影響を与えています。

まず主人公がとにかく元の世界に帰りたいというところ。
普通、この手の作品ってなんだかんだで、こっちの世界でも居心地が良くなって葛藤するってのが定番なんだけど、それがない。

一貫している。

そして、その源となっているスキル『???』。
このスキルが発動されるたびに不吉な感じがしました。

あとはなんといってもヒロインがやばい。

普通の子がいない。どこか闇を抱えていて、一見王道なファンタジーなのにまったく異質な作品になっています。

おすすめポイント

・主人公のあやうさ
・スキル『???』とは
・ヤンデレヒロイン好きにはたまらない作品かも

17.飛火夏虫―HIKAGEMUSHI

彼は日陰を生きてきた。湿った場所を好む虫のように。
彼女は日向を生きてきた。花畑を舞う蝶のように。
彼女は彼へ、手を差し伸べる。彼は過去に光へ飛び込み焼かれた羽を、もう一度だけ広げてみる――

面白い!
面白いぞ!この作品!

言技(ことわざ)という能力が発現した現代ファンタジーです。

言技とはそのまんま諺(ことわざ)のことで
能力がその諺に由来したものになる感じ。

例えば”石に花咲く”という言技の能力は

「ありえないことが起こる」

でして、ありえないことを現実に起こしてしまうという
非常に強力な能力なんですね。

ちなみに主人公の言技は”飛んで火に入る夏の虫”

自らの意思で「危険」に飛び込むと身体が発火してしまう、というもの。

その能力の副次的なものとして、「危険」な場所に関しては立ち入り禁止の
黄色いテープが自分のみに見えるという設定もあります。

なかなか説明が難しいんですが、例えば主人公が普通に学校生活を送っている中で
突如、目の前に黄色テープが現れるシーンがありました。

そしたら次の瞬間、そのテープを超えた場所に野球ボールが飛んできたんですよ。

こんな感じで「危険」を察知できるって能力もあるんですよね。

こういった言技をモチーフにしたバトルや展開が非常に面白いです。

おすすめポイント

・言技(ことわざ)かっけー!
・飛んで火に入る夏の虫の意外な使い方
・その発想はなかった

18.聖樹の国の禁呪使い

就活に失敗し、大学卒業後も何をするでもなくひきこもっていた相楽黒彦。そんな黒彦はある台風の日、死に場所を求めてやって来た山の中腹でまばゆい光に身体を包まれ、そのまま意識を失ってしまう。目を覚ますと、そこは見知らぬ土地だった。聖なる大樹を信仰しているという見たことも聞いたこともない国……どうやら、異世界に飛ばされてしまったらしい。しかも十代半ばまで若返っている。そんな黒彦は、長きに渡って誰も読むことができなかった『禁呪』の記された呪文書を、なぜかいとも簡単に読み上げることができてしまう。さらにそのことが原因で、国が管理する『聖樹士』を育成する学園へと半ば強制的に入学させられてしまい……。学園でただ一人の『禁呪使い』となった相楽黒彦。彼の新たな人生は、こうして幕を開けた。

学園バトルモノで正統派なヒロインとダークなヒロインが登場します。
他にもヒロイン候補っぽいのがいるので、まあハーレムっすね。

それぞれに深いバックグランドがあるので、共感できますし
学園の外からくる最強のヒビガミや四凶災なんかとのバトルシーンは手に汗握る展開。

おすすめポイント

・禁呪という特別なチカラ
・ヒビガミという最強の存在
・正統派ヒロインとダークヒロイン

19.THE WORLD

『過去の経歴は全て抹消済み』
名前と年齢以外の詳細は一切不明。
魔導学園の入学試験を首席で通過した人物『天城総魔』
誰よりも力を求める彼のたどり着く先は…。

以前、エブリスタで連載していた作品。
いつの間にかなくなっていたので、もう読めないのかーと思っていたのですが、まさかのなろうで見つけました。

物語序盤は、学園パートで主人公が学園の頂点を目指して駆け上がります。
天城総魔と御堂龍馬っすよね!

そして、そこから段々と規模が大きくなっていきます。

長編ファンタジーモノです。

おすすめポイント

・長編ファンタジー
・総魔と御堂
・学園から始まり世界へ~総魔の目的とは~

20.奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳
義父に日々、虐待される毎日、ある日
借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。
死んだはずなのに気付くとそこは異世界。
これは異世界で少年が成長していく物語です。

なかなかハードな異世界転生モノ。
転生先でも黒目黒髪なことから忌み嫌われ、不当な扱いを受けるのですが
ある日、強奪のスキルを手に入れたことで状況が一変。

奪われる側から奪う側に周り、徐々にステータスとスキルが存在する世界を
たくましく生き抜いていきます。

おすすめポイント

・強奪スキルで成り上がる
・ハードすぎる世界観
・〇〇の死をきっかけに少年は冒険へと旅立つ

21.異世界建国記

異世界に転生した主人公。
どうやら捨てられた子供に転生してしまったらしい。
目の前には自分と同じように捨てられた子供たち。
主人公は生きるために彼らを率いて農作業を始める。
少しづつ孤児が集まり、村の噂を聞いて難民がやってくる。
ただの子供だけの集団がいつしか村になる。
そして周囲の国々に目を付けられ始め……
後に神帝と呼ばれる男の英雄譚
これは異世界に転生した主人公が、孤児のリーダー→村長→大豪族→国王→皇帝と成りあがっていく物語。

異世界転生内政モノ。
主人公は転生した直後、その土地を領地としていたグリフォンに出会います。

そしてなんやかんや色々あって、捨てられた身寄りのない子供たちとともに
生きていくことになっていつの間にか成り上がって行っちゃう、といった感じ。

結構、作者さんが設定を練っていて楽しく読めます。

おすすめポイント

・異世界転生内政モノ
・ハーレム王に俺はなる
・同じジャンルの中でもピカイチの面白さ

22.回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~

――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。
回復術士は一人では戦えない。そんな常識にしばられ他人に利用され続けたケアル。
彼はある日、回復《ヒール》の先にあるものに気付き、回復術士は最強に至る職業だったと確信する。
しかし、その可能性に気付いたころには、すべてを奪われていた。
彼は世界そのものを回復《ヒール》して四年前に戻り、やり直すことを決める。
これは、一人の回復術士が前世の知識と回復《ヒール》で最強になり、すべてを掴む英雄譚。

復讐系、グロ描写ありでさらにエロ要素もあるので苦手な人は注意。

もうこれでもかというぐらい復讐します。

剣聖で凛々しいクレハが堕ちてくシーンなんてやばいですね。

ただ繰り返しますが、ほんとグロ要素というか暗いシーンが多いので
好みが激しく分かれる作品だと思います。

コミック版も絵で見る分、さらにエグいことになってます。

おすすめポイント

・凛々しいまでにみんなクズ
・過激な描写盛りだくさん
・クレハが堕ちていくシーン

23.世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

世界一の暗殺者が、暗殺貴族トウアハーデ家の長男に転生した。
前世の技術・経験・知識、暗殺貴族トウアハーデの秘術、魔法、そのすべてが相乗効果をうみ、彼は神すら殺す暗殺者へと成長していく。
優れた暗殺者は万に通じる。彼は普段は理想の領主として慕われ、裏では暗殺貴族として刃を振るうのだった。

暗殺者が主人公という作品は数多けれど、転生という要素が加わったのはあまりないのではないでしょうか?

基本、俺TUEEE展開ですが、それ以上に強いキャラも沢山出てくるので飽きが来ません。

特にターゲットである勇者は、規格外な存在。そんな存在をどのように暗殺するのか読んでいて楽しみですね。

おすすめポイント

・転生×無敵のアサシンズ・ファンタジー!
・ターゲットは勇者
・ハーレム展開もあり

24.Level999の村人

この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンスター討伐に乗り出せる訳ではなく、生まれついて神から授かった役割(ロール)にも大きく影響を受ける事になる。
能ある役割と呼ばれている役割は八種。戦士。武闘家。僧侶。魔法使い。盗賊。商人。狩人。呪術師。
天啓とも呼ばれる特殊な力をもつ役割は三種。王族。勇者。賢者。
そして尤もその人口が多く、力無きものとして農業や宿屋。街を発展させるために尽くす最弱の役割……村人。
戦う力を持たない村人が、モンスター討伐の稼業に乗り出すのは自殺行為に等しい。
だがある日。村人という役割をもって生を受けた二歳になり立ての子供は気付いてしまう。

モンスターを倒したら…………お金が手に入る事に。

エブリスタで最強人種や幻想世界のフラグクラッシャーを連載していた方の作品。

上記2つの作品のような面白さを残しつつも、より洗練されたストーリーに仕上がっているなと感じました。

主人公はその世界における最弱の役割である「村人」ながらもLevelが999あるという設定。

ひょんなことから、勇者に殺されそうになっていた魔王の娘を助けたことから物語が動き出します。

最弱という立場ながらも最強の力を誇る主人公にワクワクしますし、割とテンプレ的な展開もあっておすすめ。

マンガ版もありまして、主人公がかっこよすぎずでイメージ通りでした。

タカコも期待を裏切らない風貌です(笑)

おすすめポイント

・最弱なはずの村人が最強!?
・「お前はまだ、この世界の仕組みを知らない」
・RPGのような展開にワクワクが止まらない

25.暴食のベルセルク ~俺だけレベルという概念を突破する~

お城の門番をしているフェイトは、ある悩みを抱えていた。
生まれた時から持っている《暴食》スキルによって、絶えまなく襲ってくる空腹感だ。腹が減るだけの役に立たないスキルと思っていたが、実は隠された力があった。
ある日、フェイトは城に忍び込んだ盗賊を殺した時、真の力に気がついてしまう。
殺した対象の魂を喰らい、力をすべて奪ってしまうスキルだと……。そして、空腹感は初めて満たされていた。
このことをきっかけに、使えないやつだとゴミ屑のように扱われてきた男は、次第に頭角を現していく。のちにレベルの概念を越えて、際限なく強くなる姿から

畏怖の念を込めて、こう呼ばれた……「暴食のベルセルク」と。

あらすじの通り、主人公はどんどん強くなっていきますが、
それに比例するように抱える「リスク」も大きくなっていくんですね。

というわけで、ただの主人公最強系の話ではないです。

そして、もう一つ忘れては行けないのが、”強欲なる黒剣”グリードとの出会い。

この2人?のコンビは読んでいて楽しかったです。

あ、あとロキシーまじ可愛い。

マンガ版だとよりロキシーのヒロイン感が増します。

おすすめポイント

・殺した相手の能力を奪う
・ロキシーのヒロイン度の高さ
・グリード(剣)との運命の出会い

26.魔法少女を助けたい

主人公は化物に襲われ、
魔法少女に命を救われる。
魔法少女の実在を知り、化物の自主警戒を開始する。
主人公に義務はなかったが、それでも監視を続けた。
そして、ある夜。
美味そうにツバを飲み込み魔法少女を眺める黒幕が現れる。
化物をワザと倒させ、レベルの上がった魔法少女を狩ると黒幕は語る。
経験値は心臓が止まるだけで取得可。だから少女は何度も殺される。
レベリングに退屈したなら、少女の体を壊して楽しむもよし。
太ったガチョウの肝の味を思い浮かべるように、魔法少女の結末を語る黒幕に恐怖した。

何故、魔法少女を助けるのか。
これがあらすじである。

タイトル読んで、

まどか☆マ○カかな?

と思うかもだけど主人公は大学生の男。

でもストーリーはまどマギに似てダークな感じですね。

ステータスやスキルの要素もあったり、魔法少女のハーレム的な展開、続編もあります。

個人的には主人公と親友の優太郎との掛け合いが面白かったですね。

おすすめポイント

・主人公と親友の掛け合いがおもしろい
・魔法少女のハーレム!?
・続編もある

27.甘く優しい世界で生きるには

勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼馴染】、【第三王女の婚約者】という大層な肩書きを持って生まれた主人公、ドイル・フォン・アギニス(十五歳)。彼は、肩書きに見合うハイレベルなスペックを持って生まれた。そして、そんな人生勝ち組な主人公は両親に溺愛されて育った結果、王道悪役な貴族の馬鹿息子街道をまっしぐら!
そんな、王道では当馬役にされがちなポジションである主人公は、一週間高熱にうなされた結果、あざとく計算高かった記憶を思い出す。
そして、決意する。
己が失いかけている肩書きを取り戻し、こんな(馬鹿息子)でも愛してくれた人々の為に、真っ当な道を歩ける人間になろうと。

きれいな作品だなーというのがまず思いついた感想。

Web小説の魅力というか面白さが一通り詰まってますね。

特にヒロインであるクレアとの感じがいいです。

おすすめポイント

・まさに王道作品!!
・キラキラまぶしいストーリー
・クレアは全ヒロインの代表

28.村人ですが何か?

飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。
転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。
ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する異世界で、冒険者や魔導師が立身出世する話は多い。
けれど、職業が大きくステータスに反映される世界で、竜人に無双などは到底見込めない。
だがしかし、彼は村人のままでぶっちぎりの最強となったのだ。
これは彼が最強へと至り、そして村人のままで無双する物語。

もう一回〇〇する。って設定には驚きました。

ヒロイン可愛いし悪役もいい感じで悪いやつなので面白い。

マンガ版も読みやすいですね。

おすすめポイント

・もはや村人なのか!?
・ヒロインは勇者でめちゃかわ
・マンガ版もおすすめ

29.Mr.NO-GOOD´

生まれついての運が少なく、煩悩の塊であるアホの子が、本能の赴くままにあっちにふらふら、こっちにふらふらと行動する物語です。

あらすじ
類稀な才能を努力で伸ばす主人公。彼は、尋常ならざる力を秘めた魔剣を手に、強敵達と壮絶な死闘を繰り広げる。
そんな彼が、誤解を受けて酷い目に会うのは、生まれながらの運のなさと、馬鹿としかいえない思考回路の持ち主だからだ。
これは、一人の男性がことごとく女性に嫌われていく物語……なのだろう。
童貞を卒業したい。そんな馬鹿丸出しの夢を胸に抱き、今日も彼は走り続ける。自分が動けば動くだけ、運命が悪い方向へ転がっているのだと気付きもせずに……。

まだモバゲーに携帯小説のコーナーがあった時代に連載していた作品。

上記で紹介した、できそこないの救世主やテスタメントと一緒に定期的に更新をチェックしてましたね。

というわけで、なろう系、異世界転生などのテンプレは一切無視。

序盤胸くそ悪い展開、、、んでなろう系だとこっからすぐに巻き返し
って展開が多いと思うんだけど、この作品はことごとくヒロイン?候補達に
嫌われ続ける。

嫌われ続けて、続けて、ようやく少し報われる。

そんな感情というかストーリーの起伏が激しい作品ですね。

けど、さすがにオリビアが、、の展開にはキツイものがありました。

Mr.NO-GOOD´EXという続編も出ていて面白かったので合わせてぜひ。

おすすめポイント

・ちょっとずつ報われていく主人公
・なろう系?そんなの知らん
・続編「Mr.NO-GOOD´EX」も良い

30.異世界支配のスキルテイカー

スキルを奪って成り上がれ!!
武術の天才――近衛悠斗が召喚されたのは、奴隷たちが売買される異世界であった。
悠斗はそこで倒した魔物のスキルを奪い取る《能力略奪》というチート能力を使って、100人の奴隷ハーレムを目指しながらも悠々自適な異世界ライフをスタートさせる!

男のロマンが詰まりに詰まって詰まりすぎてしまった作品。

なぜか感想が荒れに荒れているという。

おすすめポイント

・最強のスキルテイカ-
・奴隷ハーレムあり
・主人公の変態性MAX

31.死神を食べた少女

死神を食べたらどうなるんだろう。
私には良く分からない。分かるのはたった一つ。
お腹がすいた。
だから、こいつらの首を持って偉い人に届けよう。
きっと美味しい物が食べられる。
さぁ、準備が出来たら出発だ。

シンプルに死神を食べた少女が力を得て無双する話です。

別に契約とか従えるわけじゃなくて食べちゃった。ってとこが衝撃ですよね。

ファンタジーよりも戦記要素が強くて、割と主人公たちは頑張るんですが、他の無能な奴らが足を引っ張るという展開でした。

そういった意味では、それこそ幼女戦記に似た感じだと思いました。

おすすめポイント

・狂気のファンタジー
・死神を食べた少女が戦場を駆ける
・戦記モノ(但し個人で無双、他無能多し)

32.棺の魔王 (コフィン・ディファイラー)

灰色の雲に覆われた草原の国、コフィン。
天空を舞う竜をあがめる王国に、ある日『神』と呼ばれる巨大な生き物をともなった軍勢が侵攻して来た。
不可思議な武器を持つ女剣士、異形を体内に飼う勇者、無言の兵士達。
圧倒的兵力で王国を屈服させた彼らの目的は、コフィンの人々の想像を絶するほどの邪悪さに満ちたものだった。
人外の力で国を滅ぼさんとする者達に、生き残ったコフィンの英雄達が立ち向かう。
かつて魔王と呼ばれた男の魔術をめぐる、戦記ファンタジー。

読んだ感じとしては重厚に濃密に描かれた戦記モノといった印象。

一応、主人公的な立ち位置のキャラが2人いて、一人は俺TUEEEな勇者たちが率いる国に自国を占領されてしまった皇女。

そして、もう1人はその国に昔仕えていたダストという男。

基本的にはこの2人、それぞれ視点が変わって物語が進んで行くんですがとにかく描写が見事。

圧倒的強さの前にどのように挑むのか?ってとこがこの作品の注目点ですね。

おすすめポイント

・重厚なストーリーに酔いしれる
・VS俺TUEEE
・ダストという異色の主人公

33.ファンタジーにおける名探偵の必要性

ミステリマニアである冴えない探偵は死んだ。しかし、その記憶を持ったまま、剣と魔法、そしてモンスターとダンジョン、王道のファンタジーの世界に平民ヴァンとして転生する。ヴァンはずば抜けた魔術の才能、そして前の世界からの知識や感覚で、平民でありながら成り上がっていく。だが、そのヴァンの前で、不可解な殺人事件が起きる。果たして、ヴァンはミステリの知識を活かして事件を解決できるのか。ファンタジーミステリ。

とりあえずタイトルとあらすじでどのような作品か分かると思います。
もうファンタジーに加えミステリーが好きな人にとってはたまらない。

さらに良い点としては「読者への挑戦」として
我々読者側への挑戦形式となっている点。

ぜひミステリーとファンタジーが見事に融合した作品を楽しんでみてください。

おすすめポイント

・ファンタジー×ミステリーの融合
・読者への挑戦
・君はこの謎を解くことができるか

34.武士は食わねど高楊枝

プロポーズを予定していた日、若者は化け物じみた力を持つ少年に殺された。そして転生を経て、この世界が生前好んでいたファンタジー的世界であることを知る。だが、文字に触れるたび、妙な違和感を突き付けられた――そんなある日、父の剣の稽古を受けるべく向かった道場に、『武士は食わねど高楊枝』と記された、掛軸があることを知った。
――亜人という存在と彼らが持つ『魔法』という技術によってファンタジー化を遂げた地球で、転生者・総一郎は人と修羅の狭間に揺れる。人を愛し人を殺し続けた先に、総一郎は何を見るのか。

序盤ほぼテンプレだけどその後は独自の路線を行く作品。

転生した先が死んでから数百年後の世界で、亜人なんかが出現して色々状況が変わってます。

その謎を追ってくみたいな要素もあって、面白い。

おすすめポイント

・伏線にワクワク
・状況が一変してしまった世界
・独特すぎる世界観

35.ウロボロス・レコード ~円環のオーブニル~

「これは永遠に恋をする物語」
伯爵家次男トゥリウス・シュルーナン・オーブニルは、現代日本から異世界に生まれ変わった転生者である。即ち、一度は死を経験した身であるということだ。自分が生まれ変わった理由は分からない、次も生まれ変われるかもまた同様。そして、何より死ぬのが怖い――である以上、死なないようになるしかない。この世界特有の力である魔法、その一種である錬金術。これを極めることで、不老不死に至れるという。彼はそのことに救いを見出し、何としても錬金術の最秘奥に手を伸ばそうと生き足掻く。たとえその為に、何を犠牲にしようとも。
幼い頃より彼を慕う奴隷のメイド。伯爵家の家族。冒険者。奴隷。民。貴族。国。人間。人間ではない存在……たった一人の男の妄念が、数多の人生を変え、歪め、壊していく。それでもトゥリウスの歩みは止まらない。全ては、彼が焦がれる永遠へと辿り着く為に。

グロ注意です。
回を追うごとにどんどん主人公がイカれていきます。

そして、その描写が淡々と描かれていくところがまたおそろしい。

おすすめ作品として紹介していいものか非常に悩んだ作品なのですが、気づけば読み進めてしまう中毒的な面白さがあるのも事実なので紹介しました。

おすすめポイント

・不老不死を目指して
・主人公が
・壊れていく

36.インスタント・メサイア

魔族と呼ばれる怪物たちに、生まれ育った村を滅ぼされた男がいた。
ホールズと呼ばれるその大陸で、人類は、徐々に力を増していく魔族の勢力に生息圏を奪われはじめていた。
そのような中、彼は奴隷商に引き取られて生きてきた。
村の唯一の生き残り『ナイン』が、恨みなどもう忘れたのだと。
そんな風に見せかけて、底抜けの憎悪と愛情を世界に叩きつけるお話。
自分の大事な者を全て奪った魔族の下僕となり、彼女たちを命懸けの愛情と狂気で侵食する物語。

主人公が復讐相手である魔族たちをどのように堕としていくのか?ってのがメインのストーリーですので、バトル要素はほぼなし。

ですが狂気に満ちた世界観はハマる人にはハマると思います。

おすすめポイント

・引き込まれるストーリー
・狂気の愛
・震える一文

37.黒の魔王

黒乃真央は悪い目つきを気にする男子高校生。彼女はいないがそれなりに友人にも恵まれ平和な高校生活を謳歌していた。しかしある日突然、何の前触れも無く黒乃は所属する文芸部の部室で謎の頭痛に襲われ気絶。次に目覚めた時には……。剣と魔法、モンスターの闊歩するオーソドックスな異世界召喚モノ!

というふうに書かれてますが、召喚されてすぐ人体実験されたりモンスターと戦わされたりしてハードな設定。

んで、なんとか脱獄をして、、という展開なんですが
この作品はほんとヒロインたちがやばい。

ヤンデレなんですよね。

いや、ヤンデレになっていく、といったほうが正しいか。

バトル要素を楽しみつつヤンデレヒロインたちの
愛をお楽しみあれ!

おすすめポイント

・人体実験で得た強力な力
・ヤンデレまみれのハーレム
・使徒のバトル

38.世界で一番要らないチート

異世界に転生でチート付きって聞くと、テンプレ乙って思う奴も多いかもしれない。どうせ俺つえーだろ、って思った奴もいるだろう。だがそんなのは「小説家になろう」の世界の中だけの話だ。嘘だと思うんなら、俺の日常を見てみろよ。残念すぎて逆に笑えてくるぜ?

転生者でチート持ちがいっぱいいるという世界が舞台。
そんな世界でのありきたりなチートに対する否定が面白かったですね。
完結済みで長さも丁度いいかと。

おすすめポイント

・チートの真実
・まあ、その能力だとそうなるよね!
・っていう冷静な結論が面白い

39.クロの戦記

ケフェウス帝国の貴族であるクロノ・クロフォードには秘密があった。
それは異世界――現代日本からやって来たことだった。
現代日本の価値観と知識を武器に目指せ! ハーレムキング!
まずは千人の部下を率いて、一万の大軍を打ち破るべし!

エロ要素に関して、もう色々入れこみすぎて
目が回ってしまいました(笑)

ど変態すぎる!!

と思ったら戦闘はもうこれでもかというくらい激しく残酷で
そのギャップに驚きました。

自分的にはティリアがだいぶ回り道をしてメインヒロインに
なってくれてよかったです。

おすすめポイント

・多種多様なハーレムレパートリー
・18禁指定必須
・戦闘が激しすぎる

40.火輪を抱いた少女

いつからここにいたのかはよく覚えていない。この糞みたいな場所で、私はいつも空を見上げていた。空に浮かぶ大きな大きな太陽。誰にでも優しく降り注ぐ暖かな日差し。もしもずっと晴れならば、この世はどんなに幸せなんだろう。だから私は明日も晴れるようにと毎日祈り続けた。泣くのを堪えて、必死に祈り続けたのだ。
そして、寒くて薄暗くて冷たくて糞みたいな雨の日に、私達は死んだ。
――そう思った。

どうして幼女や少女が主人公の話はこうも過酷なモノばかりなのか。
この作品も例にもれず、といった感じで
主人公のノエルは人体実験によって能力を強化された少女。

激しい戦いの中をその能力で無双していきます。

まあ、個人的にはやっぱタイトルの意味ですよね。

完結済みで読み終わったあとなんとも言えない気持ちになりました。

おすすめポイント

・ノエルの戦い
・完結済みです
・日本のファンタジーは幼女や少女に厳しい

41.ラピスの心臓

狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。

さらにくわしくこの作品を知りたければ
冒頭で色々書かれているので、そちらのほうが良いかと。

個人的には、孤児として孤独だった主人公がアマネに拾われて
徐々に頭角を表していく姿にグッと来るものがありました。

おすすめポイント

・凄腕暗殺者に育てられた主人公の強さ
・ヒロインたちが皆魅力的
・王道を真っ直ぐ行く作品

42.絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

「働きたくない」
異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。
……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れられて「次の人に期待する」という神様に見送られ、桂馬はそのまま召喚された。
召喚したのは第695番ダンジョンコアと名乗る金髪ロリ幼女。そしてなんか流れでダンジョンマスターになったけど、あれ、このダンジョン1部屋しかない上に山賊に制圧されてね……?
はたして桂馬はいきなり詰んでるこの状況を覆し、惰眠をむさぼる働かない生活を手に入れることはできるのか?!

異世界召喚されて、なんだかんだでダンジョンマスターになってしまう話。
働きたくない、、を達成するためにダンジョンを攻略されないように
がんばります。

ちょくちょく閑話で他キャラ目線で語られるのが
アクセントになってていいです。

おすすめポイント

・働きたくない、、
・ダンジョン運営モノ
・閑話がいいアクセント

43.誰にでもできる影から助ける魔王討伐

魔王クラノスが人類に宣戦布告して十年。
強大極まりないクラノスの軍に劣勢に立たされ、退っ引きならない状態に陥った王国は教会の持つ禁断の秘奥、英雄召喚の実施を決定した。
召喚された聖勇者、藤堂直継の栄えあるパーティメンバーにプリースト(ヒーラー)として選ばれた俺は、残りのパーティメンバーとして選ばれた二人、魔導師と剣士が原石であり、まだ第一線で戦える実力にない事に気づく。
果たして俺は魔王からの尖兵をしのぎ切り、勇者とその仲間達をレベルアップさせることはできるのか!?

勇者が勘違い系というか全然ダメな奴で腹が立ちましたね。

そのフォローをビジネスとして割り切って行う
主人公、という感じです。

いい意味でとてもイライラさせる作品。

マンガ版でも主人公の冷静さが上手く描かれていて良かったです。

おすすめポイント

・これはビジネスだ!!
・勇者の無能さにいい意味でイラつく
・影から助けます!

44.世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)

ある日唐突にサイキックパワーに目覚めた主人公ッ! 主人公の力を狙う秘密組織が暗躍しない! 学年一の美少女が実は主人公と同じ超能力者だと発覚しない! 異世界への扉が開いて召喚されない! 主人公の生い立ちに秘密などない! サイキックパワーに目覚めた壮大な理由が明かされない! 普通ッ! 圧倒的日常ッ! 何事もないまま学生生活を終え就職! 過ぎ去る凡庸な社会人生活! 全人類を相手に戦争を起こして勝てるサイキックパワーがあるのに何事も無さ過ぎてキレる主人公! もういい! こうなったら俺が、俺自身が秘密結社になって暗躍してやるッ! ようこそ人工非日常へ!!! そしてウェルカム書籍化!

物語だしファンタジーなんだけど現実(リアル)を感じさせてくれる作品。

やっぱ主体的に生きてかなきゃダメだよなーと思いました。

この作品の魅力はまず文章がいい。
テンポが良くて、スッと内容が頭に入ってきます。

その理由は文章やストーリーが論理的にしっかりと組み立てられているから。
もちろん、ファンタジー要素を扱う以上難しいところは
あるんだけど、それでも丁寧に書かれている印象を受けました。

おすすめポイント

・テンポの良い文章
・黒幕目線のストーリー
・癖の強すぎる登場人物たち

45.竜魔神姫ヴァルアリスの敗北

魔界の次期統率者である竜魔神姫・ヴァルアリスは、王族に課せられた試練である滅界儀式に臨もうとしていた。
全人類を滅ぼし、その魂を魔界に捧げるべく人間の世界へ降り立つヴァルアリス。しかし、彼女を待ち受けていたのはあまりにも美味な人類の食事だった!
はたしてヴァルアリスは食の誘惑に打ち勝ち人類を根絶せしめる事ができるのか!?

ファンタジーメインの作品なのか?と言われると
ちょっと違うけど入れちゃいました。

個人的には「港区新橋の温玉うどん」はシチュエーション的にも
自分の生活と被る部分が多くて良かったです。

おすすめポイント

・描写が見事
・空腹のときに読んではいけない
・ファンタジー作品ということにしてください(土下座)

46.フラレた後のファンタジー

村の木こりだったロジオンは幼馴染の恋人ユーリと冒険者パーティを組み、村を出た。
新たな仲間とも出会い、成長していく二人。しかし凡人であるロジオンに対し、ユーリは比類無き天才だった。更なる高みを知り、心を移していく彼女に、ロジオンは追い縋る。彼女を離さないために。
しかし、狂気じみた努力の果てに彼が力を得たときには既に、彼女の隣には別の男がいた。
「……さよなら、ロージャ」
これは、生きる目的を失った男が立ち直るまでのお話と、立ち直ってからの英雄譚。

どん底の状況からスタートして、徐々に立ち直っていく姿に
力をもらえます。

「果て」とは何なのか?っていう謎なんかも出てきて今後の展開に注目。

おすすめポイント

・どん底からのスタート
・「果て」とは何なのか?
・心理描写が見事

47.悪の総統はじめました

普通の高校生、十文字統斗は、ある日突然、悪の総統になった。
いやいやいやいや、待ってくれ。
悪の総統って、悪の総統って一体なんだ?
悪の総統が存在するなら、つまり、悪の組織ってやつも存在するってことなのか?
この平和な社会で、悪の組織が一体なにをするんだよ?
えっ? それはもちろん、世界征服?
えっ? 悪の組織を打倒しようと、正義の味方なんてのもいる?
様々な疑問が脳内を駆け巡るが、時すでに遅し。
十文字統斗は、もうすでに、悪の総統になってしまったのだ。
美人揃いの悪の女幹部に支えられ、美少女揃いの正義のヒロインに狙われる。
そんなドタバタな毎日が、ある日突然、始まってしまったのだ。
悪と正義に挟まれて、新米悪の総統は、今日も行く。

ファンタジー要素もありますが、どちらかといえばドタバタラブコメディと言ったほうがいいかもしれません。

とりあえず、おれもカイザースーツ欲しい。

おすすめポイント

・スケベ展開多め
・マジカルセイヴァー籠絡作戦
・完結したー!終わったー!と思ったら続編もある!!

48.VRMMOをカネの力で無双する

ツワブキコンツェルンの御曹司、石蕗一朗は、すごいお金持ちである。

なんやねん!あらすじ雑すぎ!って感じだけど

非常に面白い。

とりあえず主人公がこれでもかというほどの天才、天才、天才。

現実世界でも生粋で純粋の俺TUEEEなのである。

そんな彼が主人公だから、あーなるほどよくある定番のストーリーでしょ?と思うかもだけど、そんなことなくて、各キャラ非常に個性的でそれぞれ立っている。

そしてなんと言っても続編、外伝も含めた盛り上がりです。

ぜひ、その2作品も含めて読んで欲しい。そんな作品です。

おすすめポイント

・生粋の俺TUEEE
・ただの主人公一択でない、個性的なキャラたち
・続編、外伝まで含めて読んで欲しい

49.不死者(ノスフェラトウ)に愛の手を

真実の愛を集める。―――それも10人分。
順風満帆な人生を歩んでいた大学生、富士九郎は悲惨な最期を迎えた筈だった。
「戦場でもめったに見ない悲惨な状態」――そう称される程度にバラバラの轢死体となった体。
だがそんな九郎は死後の行き先を決めると言う白い部屋で、天使を自称する歯車と死神を自称する半幼半老の少女に一つの提案をされる。
「続きの人生を歩んでみない?」―――その提案との引き換えに課せられた『クエスト』……異世界で「10人分の真実の愛を集める事」。同時に授けられた力、『フロウフシ』と――――『ヘンシツシャ』!?
この物語は『フロウフシ』となった青年、富士九郎が『真実の愛』を求めて異世界を彷徨う……そんな冒険譚。
明るい性格の主人公がスプラッタになりつつハーレムエンドを目指すお話です。

「10人分の真実の愛」ってなんだ?と思いつつもとりあえず楽しい作品。
普通に主人公やられまくるわ、魔物に臓器引きちぎられるわ、で普通笑えないけど、なぜか笑ってしまう。

不老不死という守備力MAXな能力を持ってるけど、攻撃力に乏しいよね?って感じですね。
そうゆう意味では物語シリーズの阿良々木暦に似てるかも。

やっぱこの手のキャラって戦闘で魅せるってことがあまりできないから
その分キャラ性で勝負って感じなんですかね?

おすすめポイント

・不老不死は圧倒的だが辛すぎるということ
・主人公のキャラがいい
・ハーレムエンドなるか!?

50.勇者、辞めます 〜次の職場は魔王城〜

世界を救った勇者・レオは、人々から恐れられ無職となった。彼が行き着いた就職先は──没落寸前の魔王軍! 身分をひた隠し、新たな職場で(元)勇者が奮闘する、ボロボロ魔王軍立て直しファンタジー!

物語の冒頭はタイトルの通り。

それで魔王であるエキドナに当然のように拒否されます笑

ですが、なんとか魔王軍幹部の四天王に掛け合ってエキドナに正体を隠して入ることに。

その後、勇者の知恵や行動で魔王軍を組織改革していきます。

なので、タイトルは物語の冒頭のみを表していて、さらにタイトルを付けるなら「勇者が魔王軍を組織改革!」的な感じですかね。

勇者を入れてくれた四天王、いわゆる「管理職」に対しての教育がメイン。

やっぱ、組織は上から変えていかなきゃですよね。

おすすめポイント

・勇者、魔王軍幹部へ徹底教育
・働き方改革!
・生産性向上!

おわりに

以上、おすすめファンタジーWeb小説50選でした。

何か気になる作品や、新しい作品に出会えましたでしょうか?

Web小説に関しては、今後も継続的に読んでいきます。

なので良い作品に出会えたら随時更新して、100個ぐらいいけたらと思います!!

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