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貴女が何者であったとしても。「払暁」【感想】

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今回紹介するのは小説家になろうで読めます「払暁」です。

ちなみに払暁は「ふつぎょう」と読むらしく、夜明け。明け方。という意味だそうです 。

払暁 あらすじ

「賭けでもするか?」

戦場にてうっかり言った言葉を本気にされてしまった。
騎士と男装魔術師の、双方の思いがすれ違う。試練と葛藤の話。

払暁 感想

ジャンルとしては恋愛ファンタジーでして、主人公が男装した女性、そしてお相手はイケメンの騎士、ということで女性向けな作品なのかなーって思ってたんですが、案外男の僕でも楽しめました。

というのも、シンプルに物語として面白いんですよね。

ただ、主人公の女の子がイケメン騎士に「きゃー」ってわけではないんです。

例えば、主人公はありきたりな異世界転生された元女子高生なんですが、その召喚された経緯に秘密があって、それが物語の後半大きな転機になっている。リカルドが遥に出会うまでの経緯や、出会った後の変化など心情を描くのも上手い。

たださっきも書いた通り、主人公は男装してるんで、ちょっとBLっぽく見えなくもないんですけど、物語後半にはちゃんと女性の姿でいるので、そこら辺は安心して読んでいただければと。

最後、読み終わった後になぜタイトルが「払暁」なのかってのも分かりますし、満足して終われる作品になってますので、ぜひ。

マンガ版まだ未読なので、そっちも読んでみようかなー

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