小説家になろうで読める「バトル」描写が見事な作品まとめいきます。
小説家になろうで読める「バトル」描写が見事な作品まとめ
幻想再帰のアリュージョニスト
誰もあなたの言葉を理解できない。
隣の友愛、目の前の憎悪、そして自分でさえも。
文脈と権威に縋ろうと、飾り立てた借り物が心に届くことはない。
それでも理解を求めるとき、対話は互いの既知を利用する。
自明の参照と引用、暗黙の了解と引喩。
未知の言葉はそこになく、あなたは安らぎの中で相互理解の夢を見る。
幻想再帰のアリュージョニスト。
合わせ鏡に理想の像、反射するのは無限の試行。
永劫の果て、理論上の世界平和は達成される。
いつか、必ず。
世界観が独特すぎる。言葉で上手く表せない作品。
そして一話では現代日本の技術を集約した、機械義肢とサイバーカラテを中心としたバトル描写も見事。2章以降からさらなる広がりを見せる世界と、その圧倒的な作品性に圧倒されます。
終天の異世界と拳撃の騎士
長年打ち込んできた空手に挫折しかけ、無気力な日々を過ごす高校生の少年・有海流護。ある初夏の晩、あれこれ思い悩む流護は、疎遠気味になっていた幼なじみの少女を夏祭りに誘おうと思い立つ。そうして携帯電話のメールを送り終えた彼が顔を上げると、周囲の景色が見覚えのない草原へと変化していた――。迷い込んだそこは、剣と魔法と魔物に彩られたファンタジー世界。様々な人との出会い、様々な敵との戦い。剣と魔法の飛び交う過酷な異世界を、流護は己が拳で切り抜けてゆく。その世界へ招かれた理由を、知らないままに。――拳に全てを懸ける現代日本の少年と、誇り高き異世界の少女騎士。きっと許されない出会いを果たしてしまった二人の、物語。
飛ばされた世界は元の世界と比べて「重力」が軽い+主人公の長年打ち込んでいた空手で超絶最強!!という異色の展開。さらに、いずれその世界の重力に慣れていって主人公、徐々に普通の人間に戻ってしまうんじゃね?期間限定の俺Tueeeか?みたいな流れ。
その設定が十二分に表現されたバトルシーンがほんと素晴らしいです
聖樹の国の禁呪使い
就活に失敗し、大学卒業後も何をするでもなくひきこもっていた相楽黒彦。そんな黒彦はある台風の日、死に場所を求めてやって来た山の中腹でまばゆい光に身体を包まれ、そのまま意識を失ってしまう。目を覚ますと、そこは見知らぬ土地だった。聖なる大樹を信仰しているという見たことも聞いたこともない国……どうやら、異世界に飛ばされてしまったらしい。しかも十代半ばまで若返っている。そんな黒彦は、長きに渡って誰も読むことができなかった『禁呪』の記された呪文書を、なぜかいとも簡単に読み上げることができてしまう。さらにそのことが原因で、国が管理する『聖樹士』を育成する学園へと半ば強制的に入学させられてしまい……。学園でただ一人の『禁呪使い』となった相楽黒彦。彼の新たな人生は、こうして幕を開けた。
学園バトルモノで正統派なヒロインとダークなヒロインが登場します。
他にもヒロイン候補っぽいのがいるので、まあハーレムっすね。
それぞれに深いバックグランドがあるので、共感できますし
学園の外からくる最強のヒビガミや四凶災なんかとのバトルシーンは手に汗握る展開。
さいごに
以上、小説家になろうで読める「バトル」描写が見事な作品まとめでした。
なろうはファンタジーが人気ジャンルですので、その分バトル要素が見事な作品も多いですよね。(もちろんファンタジーだけではないですが)
今後もどしどし追加していきますので、皆さんの中でもおすすめありましたらコメントしていただけると幸いです。