久々読み返し。週一ペースで更新されてるので、半年に一回ぐらい読みに行ってる小説家になろうの『破壊の御子』です。
破壊の御子 あらすじ
七柱の神々を奉じる七種族――ディノサウリアン、マーマン、ドワーフ、エルフ、ゾアン、ハーピュアン、そして人間が暮らすセルデアス大陸。その長き大陸の歴史に深く刻み込まれた、ひとりの男の名がある。
「破壊の御子」ソーマ・キサキ。
古代セルデアス大陸の西域に突如として現れ、当時亜人類と呼び蔑まれていた種族を率いて反旗を翻すと、多くの街を焼き払い、いくつもの王国を滅ぼした。そして、大陸全土に戦乱と恐怖と破壊をもたらし、ついには史上最悪の破壊者にして虐殺者として今なおも恐れられる男。
しかし、その正体は現代日本から召還された、アニメや漫画が好きなごく普通の少年・木崎蒼馬だった。レベルもスキルも魔法もない異世界で、何のチート能力も与えられなかったばかりか、自身で戦う力すら奪われた平凡な日本人の少年が、涙を流し、反吐を吐き、時には挫折を味わいながら、それでもなお知恵を絞って仲間とともに戦い抜き、歴史にその名を刻む大河戦記ファンタジー。
破壊の御子 感想
序盤苦しい展開の連続なんだが、徐々に盛り返していく展開がいい。ほんと何度読んでも初めの方読むのがいっつも辛いんですよね。言葉通じないわ、身体は不調だわ。最初ほんの少しだけ、こちらの世界の描写もあるんで、そのギャップもあって尚更辛い。
んで、ふと思ったのがこの作品の冒頭ってこんなだっけ?ってこと。世界観の説明ってこんな感じだっけ?一応、2013年に最初投稿されてて、その後ちょいちょい書き直されてるっぽい。1話で蒼馬に囁いてる人の描写も最初あったか覚えてないし、ここら辺も書き換えてるんですかね?ってかなんか進撃の巨人の冒頭みたいっすよね。ちなみにこれ作者側からしたら、web投稿系の小説のメリットで後から伏線仕込み直したりできるよなー、と。だから最初からガチガチに構成決めるんじゃなくて、書きながら考えてく。その執筆スタイルもいいというか、それがベストだよなと小説書いたこともない読み専が思いました。