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仲間と少女とドラゴンと「ドラゴンキラー商店街」【感想】

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Web小説感想27作品目。

カクヨムで読めます、ロケット商会さんの「ドラゴンキラー商店街」です。

ほんと面白い作品でした。いつも通り詳しく書いていきます。

ドラゴンキラー商店街 あらすじ

とある地方の平和な田舎町――新桜庭市。
その商店街に、ある日ドラゴンが襲来する。
政府から避難勧告が出され、危機に瀕する商店街。
なぜなら、この街を離れたら再び店舗を構えるのに
いくらかかるかわからないし、
地域密着型の経営体制を敷いてきた商店街だからだ。
この危機を打開するために、
怒り狂った町内の草野球チームが奮い立つ。
負ければ物理的な死、逃亡も経済的な死。
3日以内にドラゴンを殺すしか道はなし。
地方都市の草野球チームと、ドラゴンとの戦いがはじまる。

ドラゴンキラー商店街 感想

初っ端、親友?の首がドラゴンに飛ばされるわ、聖騎士団(消防庁所属)の一個大隊が全滅するわでけっこうヘビーな展開です。

なんか、こうゆうポッと現実の世界にドラゴンみたいなのが登場した!!って作品って、実はそんなに登場人物が死なないってパターンが多いと個人的に思ってるんですよ。

しかもドラゴンそれ自体が回想シーンとかでは登場するけど、終盤の決戦まで出てこないとか。なんかそれ以外の、例えばコメディ要素も売りにしてます。って作品が多いと超個人的に思っていました。

けどこれは違う。もうガチのドラゴン。それが現実世界で猛威を振るってるんですよね。

それに対し、立ち上がった商店街の草野球チーム。

こっちはある意味予想通りというかほんと普通でした。酔っ払いの中年オヤジに不良少年などなど。到底ドラゴンを倒すなんて無理だろーって感じです。

そんでまあ、そっからの展開なわけです。面白いし見事でした。

若干ネタバレになるのですが、一度ドラゴンと戦って、その後再び集結する流れが最高に良かった。超ワクワク。

ただのチンピラ達で頭のおかしい奴らなのに、この時は頼もしい奴ら、心強い奴らだと。

この作品で一番盛り上がるところだと思います。

あとは主人公とルシールのやり取りがツボ。噛み付くのにはそんな理由があったのか!なんて思ったりして、楽しく読むことができました。

以上!とてもいい作品です。

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