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開けてはいけない扉が開きかけた「雨下雫は汗が好き」【感想】

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漫画感想記事26作品目。

マガポケで読めます「雨下雫は汗が好き」です。

雨下雫は汗が好き あらすじ

ある日、高校生2年生の佐伯佑は、幼なじみの長谷川美夜から、隣りのクラスの女子・雨下雫の人間の行動とは思えないある噂を聞かされる。佑はその噂を聞いてからというもの、彼女のことが頭から離れなかった。しばらくして、体調を崩して保健室で一人寝ていた佑を、馬乗りになって襲ってくる人物がいた。雨下雫だった。彼女の正体が明かされた時、禁断で秘密の恋が始まる――!!

雨下雫は汗が好き 感想

吸血鬼ならぬ吸汗鬼であるヒロイン雨下雫と極度の汗っかき 佐伯佑のラブコメディー。全3巻37話完結済。

いやまず吸汗シーンがエロいエロい。
“禁断のフェチズムラブコメ”と言ってるだけの事はありますね。

「舐める」という行為がこんなにもエロティックで興奮するものとは、、

この作品にはおっπやパンチラはほぼなく、エロ漫画的な立ち位置では決してないんですが、異質なエロさがある。なんだこれは?って感じ。

そして、何よりも良かったのが”瀬戸なつめ”の存在。

一応、彼女もヒロインの一人ってことだと思うんですが、””盗撮”、”のぞき”が趣味というこれまたとんでもないフェチを持ってる彼女の存在が物語に与えた影響は凄くて、

まず1つ目が佑と雫の関係性を一気に縮めたこと。

雫の家で3人で勉強会した時とかナイスなことをしてくれました。

そして、2つ目が彼女が我々の中に眠る開けてはいけない扉を開く鍵になってくれたこと。

どうゆうことかと言うと、なつめは盗撮や覗きが趣味ということで、佑と雫がイチャコラしてるシーンを見ては興奮してるワケですが、それって僕ら読者がしてることと同じなんですよね。

僕ら読者も作品を通して登場人物たちが色々やってるところを見てキュンキュンしたり、感動したり、はたまた興奮したりするわけで、ただ、現実世界でそれをやったらアウトなわけでダメなんですが、けど皆、何らかを覗き見て感情が湧くというのは人類共通に持ってる。

そんなある意味で僕らの鏡のような存在であるなつめがいる事で、異質なエロさがさらに加速していって、こりゃもうアートだわ。ってレベルにまで僕の中で行ってしまったのと同時に、僕の中でも”禁断のフェチズム”的なものが目覚めてしまいそうで、危ない危ない。

俺は普通に幼なじみの美夜推しです。

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