小説

『僕の目に映るきみと謎(オカルト)は』感想

書店で表紙が魅力的すぎて思わず手に取って買ってしまった『僕の目に映るきみと謎(オカルト)は』読みました。若干ネタバレ有りで感想書きます。

 

本作はオカルトミステリとなっていて、探偵である女子高生・祀奇恋子は事件の5W1Hを明らかにし、オカルトの正体を明らかにすることで、除霊するっていう除霊推理(オカルトトラッキング)の使い手。

けど語り手というか、メインの主人公は恋子の幼なじみである千夜真守。彼が自由に動けない恋子の代わりに助手として事件の情報を集めまくる。そしてそんな彼にも霊的な能力があって、、という流れ。

読む前はオムニバス形式的な感じで、色んなオカルトが登場するのかと思ってたんですけど違う。次の友引の日までに親友に渡さなければ、死んでしまうトモビキ人形の呪い。からさらにもう一段深くオカルトがある。ようするに解決したと思ったら、実はまだこのオカルトには秘密が!みたいな展開で面白い。ここら辺、ミステリーって感じがするし、後半の方になって、序盤の伏線も回収されたりして(恋子の姉がなぜ死んだか?とか)、ああやっぱりきちんと考えられて作られてるんだなーって思います。

推理の部分で誰がどうで、誰がこうしたって部分で若干混乱してしまった(これは俺の読解力不足説もあるけど)部分がちょっとあったんですが、恋子と真守のコンビは魅力的だし、他にもヤマネコや鈴麗とかいい感じのキャラが何人か登場してるので、これっきりで終わるのはちょっと勿体無すぎる。売れたらシリーズ化するんですかね?

まあ他にもこの作者さん「城下町は今日も魔法事件で溢れている」や「誰も知らないミステリー」などまあ、すんごい個人的には興味を引く作品が多数あったので、それも買って、読んで、少しでも色々と貢献するとしますかね。

 

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