原作はライトノベル。タイトルに「七つの魔剣」とあるんだけど、1ページ目に「この世界には六つの魔剣が存在するのだという」と書かれてて腰抜かしました。まあ、伏線だと思うんですけどね。
物語としてはキンバリー魔法学校を舞台に描かれる、学園ファンタジー。
作者さんがTwitterで本作について
新作の内容についてですが、ハリー・ポッターが好きな方にはぜひ読んで欲しいですね。「児童文学じゃないハリー・ポッター」、気になりませんか?私は気になります。だから自分で書きました。
— 宇野朴人@最新6巻発売中!! (@UnoBokuto) July 10, 2018
と言ってて、まあハリポタな感じはする。と読んで思ってたのですが、ヒロインの一人であるナナオが良い意味でそのハリポタな世界観をぶち壊してくれてます。
このヒロインが今後物語にどう関わってくるのか?あと主人公オリバーの目的とは?みたいなとこがこの作品の肝になってくるのかなー。
ざっと作品全体の雰囲気と今後の予想はこれくらいで、1巻に関して、トロールの暴走事故と、カティに魔法をかけたのは誰か?という謎。そして早速ナナオが色々かき乱してくれたりしてます。最後はカティの内面的な優しさ、彼女の思想とキンバリー魔法学校の厳しさが反して、事件が起こります。とりあえずは、このカティ関連の話が物語の中心の一つになりそう。
マンガ1巻というそれなりの量はあれども、これだけ濃密に色々描かれて最高で、涎垂らしまくりながら読みました。
ナナオとさらにカティもヒロイン候補の一人っぽいんだけど、オリバーが早速両方落としにかかってて草。個人的にオリバーは本年度ナチュラルにヒロイン惚れさせ主人公No.1。「それがカティのいいところだ」とか普通にクサイセリフとかサラッと言ってるんで、今後もヒロイン落としにかかるシーンには注目していきたいですね。
とまあ、つらつら書いてきたんですが、まじ久しぶりにドストライクな作品でしたし、先が気になるんで、ライトノベルの方を買おうか迷い中。