久しぶりになろうランキング眺めてたら発見。
前にも何度か読んでたので、懐かしいなーって気分になりました。
ヴォルテニア戦記です。
小説読み返して、ついでにググってみたらなんとなんと漫画になっちゃってました。さらに無料で読める!
原作を忠実に再現しつつも、若干表現や空気感がライトになってましたね。
以下のサイトで読めます。
結論から言うと、今現在、理不尽なことに耐え、さらにそこから抜け出そうと必死に頑張っている人にはぜひ読んでほしい。力をもらえます。
感想書きつつ、もうちょい詳しく書いていきます。
ヴォルテニア戦記とは
あらすじ
戦乱の続く異世界に召喚されてしまった高校生・御子柴亮真。 自分を召喚したオルトメア帝国が人を召喚しては使い潰す卑劣な勢力であることを知った彼は持ち前の武術を活かし、帝国の重要人物を殺害してオルトメアを出奔する。 ある日、盗賊たちに捕えられた双子の姉妹を救った亮真は、「法術」の力を持つ彼女たちを配下に服従を誓われたことをきっかけに、覇王としての道を歩み始める――。
ヴォルテニア戦記の感想
若干描写長い部分あるけど、展開面白いくて痛快
序盤はそうでもなかったけど、中盤以降、描写が長すぎる感がある。
流し読みでなんとかいけるけど、もうちょい短くできなかったのかなーと思う。
けど、話の展開は面白くて、召喚された帝国から逃亡するとき、あえて主人公が○○することで逆に相手に深手を与えるって展開は
って感じでしたね。
ですが、ずっと主人公が上手く物事を進めていくってわけではなくて、使えない味方に足を引っ張られたり、抗うことのできない権力によって、苦渋の選択をせざる負えない展開もある。
そんで信頼できる仲間たちと共に「いつか必ず」という思いでいます。
ここの展開の仕方がほんとイイ
読んでいてほんとムカついてきましたし、そういった悪役や権力の描写がお見事。
思わず自分も今現在、生きている中で感じる理不尽さとか思い出しましたし、例えば会社内でムカつく奴のこととか。
そうゆう奴らと、はやくおさらばするために、俺も主人公みたいに頑張るしかねーな。って気分にさせられましたね。
現在、理不尽に耐え、頑張ってる人にぜひ読んでほしい
というわけで、最近だと定番の異世界転生、その後何もかもうまくいっちゃう系の物語ではないです。
そのような話って、むしろ現実の理不尽さなどから、一時でも目を反らそうってことだと思うんですよ。ですが、この作品はむしろ逆。気分転換で読んだつもりが色々とどす黒い感情が湧き出てきます。
げど、その理不尽から抜け出そうと頑張ってる人には読んだ後力をくれる作品になってます。
もしよければどうぞ。