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パワードスーツSF超大作『D.R.E.S.S.』感想

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なろうの中でも指折りのSF超大作モノ『D.R.E.S.S』のあらすじ、感想書いていきます。

『D.R.E.S.S』あらすじ

 21世紀の半ばが過ぎた頃、世界は痛みを伴う変化を余儀なくされた。

 最新にして最強の兵器であるパワードスーツ”D.R.E.S.S.”(ドレス)の誕生によって戦争が経済を回すようになった世界で生きる傭兵の少年、レイ・ブルームスにある日奇妙な依頼が舞い込んだ。
 報酬に釣られたレイはその依頼を請け、陰謀の渦中へとその身を投じていく。
 奇妙な任務達、エイリアスと名乗る依頼人、欲望と陰謀に塗れた世界で出会う女達。

 少年は変化を余儀なくされていく。

『D.R.E.S.S』感想

まず良くも悪くも主人公のレイ・ブルームスが個性的なので、それが受け入れられるかどうか。それでこの作品の評価が最初に決まると思う。個人的にはすごく良くて、性格悪いけど実力は折り紙付きってとこが良かったですね。

物語自体は長編で割と複雑。とにかく長くて読むのに半月ぐらいかかったけど、上記の通りレイが魅力的だったし、かつ各章でこれまた素晴らしいヒロインが登場するんで、楽しみでした。

そして、次から次へと流れ込む任務。物語が進むにつれて明かされる依頼者の存在やレイという人物がいかにして、あのように形成されたのか?などなど。読み応えたっぷり。

D.R.E.S.S自体がイメージしづらかったんだけど、巻末に設定集があるので、それでなんとか補完。ロボットモノとしてもお約束的な展開が数多く用意されてたので、それも楽しめました。

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