Web小説 PR

【2022年】どれも面白い!カクヨムでおすすめしたいファンタジー作品40選

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どうも、イタチです。

なろうもいいですけど、カクヨムも負けず劣らず、いい作品揃ってるよなーと思う今日この頃です。

というわけで、この記事ではカクヨムで読める、おすすめファンタジー作品を40個紹介していこうと思います。

※ほんとはカクヨムオンリー作品のみで構成したかったのですが、何作か他サイトでも連載されてる作品があります。ご容赦を。

コンテンツ

カクヨムでおすすめしたいファンタジー作品40選

1.テイルズオブ西野

青春の尊さに気づいたフツメン高校生「西野」が、最強異能パワーを駆使して学園カーストを駆け上ろうと試みるも、一向に登ることができそうにない現代ファンタジー。ヒロインはヤンデレ。なお、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

決して某ゲームの最新作ではないです。

序盤は読むのがキツい。というより恥ずかしくなってくるぐらい主人公がイタい。特に、異能の力で依頼をクリアし、行きつけのバーでマスターとニヒルな会話を楽しむシーンなんか特にそう。

んであらすじの通り心入れ替えて、モテようと頑張る。けれども上手くいかない。

おもわず頭抱えながら読んでしまって、ふと気づくとこの作品にハマってしまいました。

ちゃんとイケメンじゃない主人公のラブコメを望む人たちへ……

ということで最強なんだけどイケメンじゃないちょっと外した物語。

※書籍化済みなんですが、表紙を見ての通りロリ成分も高めな作品です。

おすすめポイント

・フツメン最強主人公
・行動がイタい
・ロリ成分高め

2.近ごろの魔法使い

二一世紀の《魔法使い》とは?

ミサイルを指先も動かさずに吹っ飛ばす連中。
ドロップキックで戦闘ヘリを吹っ飛ばす連中。
理屈の上では《魔法》一発で都市を吹っ飛ばす連中。
消火器を万能の兵器に変えて吹っ飛ばす連中。(※かなり特殊な一部の者のみ)
その気があれば、世界征服や地球の破壊も可能かも?

でも、そんなことやろうとは思わない。普通に学生生活を送りたいだけ。
それが神戸にある総合学校・修交館学院に存在する《魔法使い》たち、総合生活支援部部員の共通した考え方。
けれども彼らは、戦わないとならない。
《魔法使い》とは、科学技術で再現された、史上最強の生体万能戦略兵器なのだから。

「もしも本当に現代社会に魔法があったら?」
そんな観点から描く、死ぬ気で普通に生きようとする《魔法使い》たちの学園SFファンタジー。

他サイトにも投稿されてる作品。

とある魔術の禁書目録(インデックス)や超電磁砲(レールガン)が好きな人なら、この作品にもハマると思う。

内容もそうだし、なんか雰囲気とか似てるんですよね。

科学×魔法の近代ファンタジーをぜひ。

おすすめポイント

・学園モノ
・科学×魔法の近代ファンタジー
・深い設定

3.暗殺拳はチートに含まれますか?

VRで戦う格闘ゲームに、本物の暗殺拳を使える少女が挑んだら——?

「これは……人を殺すための技だから」

彼女との出会いは、容赦ない目潰しから始まった。
高校生プロゲーマー、鋭一が学校で出会った少女……葵。
彼女は歴史の闇に埋もれた暗殺拳「墨式」を受け継ぐ者だった。

その驚異的な運動能力に惚れ込んだ鋭一は、葵を
バーチャル空間で戦うVR格闘ゲーム「プラネット」に招待する。

ここでは目を潰してもいいし、首を折ってもいい。
どこにも振るわれる事なく秘匿されてきた殺人拳が……いま、活躍の場を得て覚醒《アウェイク》する!

第2回カクヨムWeb小説コンテスト・現代ファンタジー部門にて大賞受賞作品。

まずアイデアがとてもいいですよね。

VR格闘ゲーム×暗殺拳。

それが王道のストーリーに上手く噛み合ってると思います。

後は設定の深さも良い。作品内に登場する動画配信者とか、もし今後現実でこんなゲームが出来たら、実際に現れると思います。

分かりやすく楽しめる作品です。

おすすめポイント

・VRゲームなら、相手の首を折っても大丈夫!!
・迫力のバトル
・主人公とヒロイン葵のイチャイチャもある!!

4.やおよろズ!

地獄の底の釜は開き、這い出た悪魔によって東京は崩壊した。天国の扉は開き、舞い降りた天使によって東京は廃墟と化した。人々は絶望し祈りを捧げる。救世主へでもサタンにでもない。今、信仰を取り戻した日本の神々による反撃が始まる。その数総勢――八百万。

タイトルのやおよろず!ですが、八百万(やおよろず)と書いて、「数がきわめて多い。」という意味。

そして、八百万の神(やおよろずのかみ)=あらゆる神々。なんていう表現もあったりすることを僕は、この作品に出会うまで知りませんでした。

というわけで、もう神、悪魔、天使とあらゆる神話上の人物・生き物が勢ぞろいです。

元々作者さんは、そうゆう神話に関する知識があったのか分からないんですけど、もし知らずに一から調べたんだったら大変だっただろうなーと。

さらに言うと、スサノオが本来であれば敵である「ヤマタノオロチ」を使い魔として召喚したりっていう展開もあったりして面白かったです。

ただ、残念なのが更新が2017年でストップしてしまってること。ということで、正直おすすめしようか迷ったのですが気長に待つこととしましょうかね。

おすすめポイント

・神、悪魔、天使、神話オールースターズ
・オリジナリティもある
・作者さんの構想力の高さを感じる

5.竜魔神姫ヴァルアリスの敗北

魔界の次期統率者である竜魔神姫・ヴァルアリスは、王族に課せられた試練である滅界儀式に臨もうとしていた。
全人類を滅ぼし、その魂を魔界に捧げるべく人間の世界へ降り立つヴァルアリス。しかし、彼女を待ち受けていたのはあまりにも美味な人類の食事だった!
はたしてヴァルアリスは食の誘惑に打ち勝ち人類を根絶せしめる事ができるのか!?

ファンタジー×グルメって感じですかね。

ストーリーとしてはよくある異世界転生・召喚とは逆。
魔界の頂点に立つ魔族ヴァルアリスが人類を滅ぼすためにやってくるのです。

その前に立ちはだかるのは勇者でも兵器でもなく、まさかの食事。

ほんとどれも美味しそうで、たしかにヴァルアリスが敗北するのも納得のラインナップでした。

ちなみに作品内で書かれている店はどれもモデルとなった店があるそうです。

いずれ行ってみようかなーと思ってます。

おすすめポイント

・ルビが面白い、センスいい
・料理描写上手い
・夜に読んではいけない、、、

6.悪の総統はじめました

普通の高校生、十文字統斗は、ある日突然、悪の総統になった。

いやいやいやいや、待ってくれ。
悪の総統って、悪の総統って一体なんだ?
悪の総統が存在するなら、つまり、悪の組織ってやつも存在するってことなのか?
この平和な社会で、悪の組織が一体なにをするんだよ?

えっ? それはもちろん、世界征服?
えっ? 悪の組織を打倒しようと、正義の味方なんてのもいる?

様々な疑問が脳内を駆け巡るが、時すでに遅し。
十文字統斗は、もうすでに、悪の総統になってしまったのだ。

美人揃いの悪の女幹部に支えられ、美少女揃いの正義のヒロインに狙われる。
そんなドタバタな毎日が、ある日突然、始まってしまったのだ。

悪と正義に挟まれて、新米悪の総統は、今日も行く。

ストーリーはあらすじでほぼ説明されてるけど、ざっくり悪の軍団側目線ですね。

正義の味方とのバトルやラブコメ要素など、色々楽しめるトコがあって読み応えあります。

個人的にはカイザースーツが僕の中の中二心をいい感じに刺激してくれました。

続編もいい!!

おすすめポイント

・ラブコメ、ハーレムもあり
・スケールのデカさ
・カイザースーツかっけぇ

7.闘仙クヌギは鬼よりこわい

世界の『たが』が外れて、伝説の中だけと思われていた神秘の存在が明るみに出た現代。
日本では妖魔と呼ばれる神秘の生物があふれ出したことによって、東京が首都としての機能を失い、遷都を余儀なくされていた。
旧都東京府とそれを取り巻く旧首都圏。人と妖魔が入り乱れる魔都で起きる様々な事件。
現代に生きる仙人の一人でもある、大学生の椚(クヌギ)。
古く強い妖魔のひとりである、ミタチ。
強かに生きる人々と妖魔の、暴力的で刺激的な毎日。
現代伝奇バトルファンタジー、開幕。

全21話、完結済み。1日でサクッと読めます。

独特の世界観が魅力。妖魔と人間が共存している世界を上手く描いてます。

その中でオカルトに対する独時の設定に注目!!

おすすめポイント

・サクッと読める
・独特な世界観
・クヌギがいいね

8.ドラゴンキラー商店街

とある地方の平和な田舎町――新桜庭市。
その商店街に、ある日ドラゴンが襲来する。
政府から避難勧告が出され、危機に瀕する商店街。
なぜなら、この街を離れたら再び店舗を構えるのに
いくらかかるかわからないし、
地域密着型の経営体制を敷いてきた商店街だからだ。
この危機を打開するために、
怒り狂った町内の草野球チームが奮い立つ。
負ければ物理的な死、逃亡も経済的な死。
3日以内にドラゴンを殺すしか道はなし。
地方都市の草野球チームと、ドラゴンとの戦いがはじまる。

初っ端、ドラゴンに親友の首を飛ばされるわ、聖騎士団(消防庁所属)の一個大隊が全滅するわでけっこうヘビーな展開。

もうガチのドラゴン。それが現実世界で猛威を振るってるんですよね。

それに対し、立ち上がった商店街の草野球チーム。

こっちはある意味予想通りというかほんと普通。酔っ払いの中年オヤジに不良少年。到底ドラゴンを倒すなんて無理だろーと思いました。

そんな日常と非日常、常識と非常識が展開されていくのですが、そこらへん、すごい上手く描かれてるんですよね。ほんとロケット商会さんの作品は面白いというか、予想を超えてくる作品ばかりで凄いです。

あと、主人公とルシールのやり取りが個人的にツボ。まさか噛みつくのにはそんな意味があったとは、、

おすすめです!

おすすめポイント

・ガチのドラゴンをマジで倒そうとする
・登場人物、皆面白い
・特に主人公とヒロイン ルシールのやりとりがいい

9.塞がりのカースコード

現代に遺された最後の神秘――呪術が存在する世界。それはどうあっても、誰かを傷つける以外には使えない力だ。
鴻上永代は、呪術の街《六路木》に住まう高校生。同時にプロの呪術師でもあり、フリーの戦闘呪術師として生計を立てる……ことができていなかった。明日食うメシにも困る中、ともに住む妹を養うためにがんばっている。
そんな折、この街を頼って逃げてきたという少女に彼は出会う。
呪術世界の秘密を握る少女。彼女を組織の追手から庇い続けるも、次第に追い詰められていく永代は、そこで原初呪術のカースコード――呪いの言葉を耳にする。
今や使い手の消えた原初呪術。言葉の呪い。魂を奥底から縛る代わりに、強大な力を手に入れるという、傷を塞ぐための力。
「なにせ僕はいい奴だからな。仕方ない、君のことを助けてやる」
「いい奴は、そんなこと言わないと思うけど」
――呪術世界の成立と崩壊を巡る、それは、繋がりの呪術の物語。

呪術という難しそうな能力だったり、登場キャラが皆クセが強かったりするんですが、ストーリー自体はとてもシンプル。そして王道。

ヒロインもいい感じにヒロインだし、お約束のシーンもきちんとあります。

個人的には出水さんが良き。

あとはバトルシーンなんかで常に主人公が予想外の行動を取るのにも注目ですね。

ちょっと「・・・」が多いのが玉に瑕ですが、それ以外はほんといい作品。

というわけでほんと連載がストップしていて悲しい。ほかの作品は更新してるみたいなので、なんとか再開してほしいですね。

おすすめポイント

・主人公が地味に強い
・出水さんの圧倒的年上お姉さん感
・ファンタジー、ラブコメ、どちらも王道展開あり

10.勇者のクズ

魔王化手術の横行によって、お金持ちのヤクザが「魔王」と化し、彼らを殺す商売が「勇者」として合法化した現代社会。
ビールとピザと、友達とのカードゲームを愛するチンピラ勇者・ヤシロは、三人の勇者志願の女子高生と出会う。
目先の金に目がくらみ、彼女らの家庭教師を引き受けたことから、ろくでもない危険な事件に巻き込まれる。

ドラゴンキラー商店街に続き、またまたロケット商会さんの作品。

作風としては退廃的、そしてハードボイルド。

これまで我々が様々なゲーム会社のマーケティングによって無意識の内に築き上げてきた勇者像が崩れていきます。

個人的に見所だと思うのが主人公のバトルシーン。

思考の速度を超速くする能力を主人公は持っているのですが、その臨場感がリアル。

細部までしっかり描かれていて、場面がしっかりと思い浮かんできます。

バトル好きの人にぜひ読んで欲しいです。

おすすめポイント

・戦闘描写がほんとにいい
・ほんとうの勇者とは?
・バトルが熱い

11.中年社畜カードゲーマーの魔法少女狩り

その秘密結社がいつから存在したのか、真実を知る者はあまりにも少ない。
ある人はテンプル騎士団残党の流れを汲むものだと言うし。
ある人は古代ローマの大スキピオがその設立に関わっていると言うし。
ある人はトロイア戦争に参戦した神々のモチーフこそが『彼女たち』なのだと言う。
魔術的救世組織――ソロモン騎士団。
百戦錬磨の魔法少女たち。
彼女らは、今ここに、『魔王』の到来を観測した。
そして、一人の男の命を狙う。
男の名は和泉慎平。
地方都市の信用金庫に勤める34歳。
趣味はカードゲームとアイドルの追っかけ。
――果たして、魔法少女たちは、和泉慎平の人生の先に何を見るのか――

冒頭、魔法少女によるおじさん狩り。序盤から中盤にかけては、社畜中年銀行マンのつらい現実。そして束の間の趣味であるカードゲームにのめり込むひと時。

所々に伏線も散りばめられてて、とある出来事をきっかけに一気に事態が動き出します。

一応、ハーレムモノになるんだけど、上記のように主人公は社畜でみっともなくて、泥臭い。常にギリギリな状態なんですよね。

それがリアルで良かったです。

おすすめポイント

・テンプレ、イケメン主人公じゃない
・カードゲームを用いたバトル
・夢の展開が待ってる

12.暗黒騎士斉藤くんの業務レポート

家出をして地方都市・瑞野を訪れた少女は、突然の危機を自称・暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードと名乗る青年に救われる。彼女は成り行きでリーゼロッテと名付けられ、どう見ても普通の日本人なその青年の職場である零細便利屋・トカノ特殊業務社で働くことに。少しおかしな従業員たちと送る、日常九割、戦闘一割の物語。

ストレス性変異脳症。通称SMEと呼ばれる病気を発症することで異能の力が手に入る世界。

SMEはその名の通り、強いストレスがかかると発症してしまう病気で、登場人物の多くがこのSMEを発症しています。

そして特異な能力が得られるも、斉藤のように自身を暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードと妄想してしまい周囲から浮いてしまったり、『感情型』SMEの場合はひどく感情が揺さぶられると周囲に大きな被害を出してしまうこともあるわけです。

あくまでファンタジー作品ですが、SMEという病気、さらに発症の原因である強いストレスなど、個人が日常生活の中で抱える問題を上手く描けている作品かと。

なので、ワクワクや面白い。というよりは深く考えさせられる感じですね。

とはいっても、リーゼロッテと暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードのコンビは読んでいて微笑ましいですし、二人の関係性が個人的に良かったです。

おすすめポイント

・日常シーンが多い
・それぞれ抱える問題をどのように乗り越えるか
・斉藤くんのキャラ

13.よくある普通の異能力バトルロワイアル

優勝者はバトルロワイアル参加者の全ての異能が手に入るよ。じゃあ始めようか。

前振りなんもなし。いきなりバトル!バトル!バトル!

テンポよくストーリーが進んでいきます。

あとは登場する能力が魅力的。主人公に与えられた能力は『相手が自分の能力をペラペラとしゃべりだす能力』で、今までありそうでなかったなーなんて思いました。

途中、ハイライトみたいになったのは少し残念でしたが、ラストはこの作品「らしい」というか綺麗な感じでまとまっていて良かったです。

ただひたすらバトルが好きって人にはおすすめ。

おすすめポイント

・シンプルにバトル
・主人公の能力
・ラストもこの作品らしい

14.JK無双 終わる世界の救い方

空想上にのみ存在するとされていた様々な怪物が跳梁跋扈し、人類の文明社会が終焉を迎えてしまった現実世界。
ある日、主人公である“私”は、自身に特別な力が宿っていることに気づく。
戦えば戦うほどにレベルが上がり、新たなスキルや魔法を覚えていく者、――“プレイヤー”と呼ばれる人々の一員となった彼女は、自身の力を怪物退治と人助け、……それと、まったり終末ライフのために使うことを決めるのだった。

JKがゾンビをガンガンぶった切ってく話。

あらすじにはまったり終末ライフってあるけど、結構戦闘シーンも多めで盛り上がる展開も多いです。

主人公の他にも同じように力を手に入れたプレイヤーなんかもいて、ゲーム化された終末世界をプレイしているかのような感じになれます。

おすすめポイント

・引きこもりだったけど最強なJK
・スキル、レベル、ゲームのような設定
・生々しいリアルな描写もあり

15.オカルティック・コード

隠れオカルト好きの青年・日下代介はある日、片手にスマホを持つ《魔術師》に襲われた。年下の少女・小糸しるしに助けられるものの、魔術師の凶弾に穿たれてしまう。
瀕死の代介。その命を繋いだのは、父の形見として受け取った一冊の魔術書であり――、

「初めまして、マスター! わたしがあなたのしもべです!」

本の中から現れた、真っ白な女の子であった。

そこは、全ての神秘が白紙化した世界。魔術師はスマホで描いた魔術陣を使って魔術を行使する。世界をその手に統べるために。
そんな中、父から受け継いだ本物の魔術の知識と、真なる魔術書を持つ代介は――この世でただひとりの《本物の魔術師》の資格を持つ。
が、そんなことは彼には関係なく

「いや俺、スマホで魔術使うなんて嫌なんだけど!?」

これは面倒臭いオカルトマニアが、後輩の少女たちと巡る、神秘の世界の冒険譚。

ファンタジーに加え「後輩ヒロインが好き」っていう、超マニアックな好みを持ってる人には超おすすめ(範囲が狭い(笑))

どのヒロインもいいんですが、個人的にはしるし推しにしておきます。

おすすめポイント

・後輩ヒロイン乱立!!
・ス魔術師(誤字ではない)
・中二全開の魔法!!

16.蒼眼の魔道士(ワーロック)

海の上に作られた人口の都市。

海上都市イースト・フロート。

そこに住む学生・吉野ユウトは魔法を発現させる腕輪・「ルーンの腕輪」を手に入れていた。腕輪の力を使って街の平和を守ろうと活動する自警団「シャングリラ」と共に、別の世界から現れる魔獣と戦う日々。しかし、そんなユウト自身は未だ自分の魔法を発現することができずにいた。

ある日、遊園地で起きた「切り裂き魔事件」に巻き込まれるユウトと親友の祝伊紗那、ユウトは伊紗那を守るために立ち向かうが、魔法の使えないただの少年は当然命の危機に立たされる。
そんな絶体絶命の窮地に突如現れた謎の少女・遠見アリサとの出会いが、吉野ユウトの運命を大きく変えていく。

『理想(ウソ)』と『理想(ねがい)』が交錯する現代魔法バトルファンタジー!!

超王道作品。普通にライトノベルって感じですね。

魔法にラブコメ・ハーレム、激しいバトルにリア充、リア充。イメージ的にはストライク・ザ・ブラッドが近いかなーと。

個人的には刹那のツンデレ感が良かった!!

なんだかんだ言ってこうゆう作品が一番好きだなーと思いました。

おすすめポイント

・もうド直球な王道学園ファンタジー
・多種多様なヒロイン
・個人的には刹那のツンデレ

17.魔界帰りの劣等能力者

堂杜祐人(どうもりひろと)は異能を受け継ぐ最強の霊剣師の家系、堂杜家に生まれた。

しかし、父と母から霊力、魔力と相反する力を引き継いでしまい、魔力側だけを封印されると霊力がただ漏れ出るだけで、どちらも全く行使できないという特異体質になってしまい、力の継承ができなかった。

そのため、祖父である纏蔵(てんぞう)の知人の孫韋(そんい)から仙道能力の修行を受ける。

祐人は、その仙道習得に天賦の才をみせ、その過程で仙氣が霊力にも魔力にも反発をしないという特性を知り、霊力、魔力の同時行使という強力無比な力を振るうことが出来るようになったが……、
その力にはある重大な代償が伴うものだった。

高校入学時に超自由人の祖父纏蔵に生活費を使い込まれると、生活苦になったからと無茶な理由で家を追い出され、学費は出世払いで構わないとしてくれた蓬莱院吉林高校に入学する。

そこで過去に祐人を振った幼馴染の茉莉や友人の一悟、静香と高校生活をスタートさせるが、様々な不運で家計は火の車。

良いバイトも見つからず、金銭面での不安が拭えない祐人は、生活のために堂杜家のタブーでもある世界能力者機関のランク認定試験を受験することを決意する。

なろう他でも読めます。

単なるチート、無双主人公じゃないのがポイント。あらすじにもある”重大な代償”ってのが物語に幅というか深みをもたらしてくれました。

おすすめポイント

・大きな代償を支払いながらも戦う主人公
・コメディ、シリアス両方あり
・本当に守りたい

18.Law and Chaos online 7 ~俺は人生をかけて人類の敵、やってます~

大人気VRMMOアクションRPGシリーズの最新作がついに登場!
第7世代VRに対応した本作は、より自由度の高い操作と臨場感を実現した。
さあアナタも硬派で理不尽なL&Cの世界を体験しよう!

タイトル、あらすじ見れば分かるけど、VRMMO好きには特におすすめ。

ただ行き当たりばったりな感じでは、なくてゲームの世界観とかもしっかり作り込まれてました。

おすすめポイント

・完成度の高いVRMMO
・地味な俺TUEEE
・もちろんハーレムもあるで

19.異世界ゲート審査官の日常

遠い未来の日本にて、異世界へ通じる門が発見されました。
その結果、いつでも異界から色んな人(?)がやって来るようになります。
しかし、その中でこの世界に危害を与えそうな人物は入界拒否をしなくちゃいけない訳で、人間の科学力を用いてそのチェックを行います。

あなたもこの職場で働きませんか?

(性的・残酷な描写を含みますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでは)ないです。
みなさんは思いやりを持って仕事できる人間になりましょうね。

主人公は異世界ゲート審査官。

異世界から訪問してくる、色んな人?を審査するんですが、まあそのバリエーションが豊富。

ショートストーリー形式にして、一話一話で区切ることもできたと思うのですが、伏線だったり、のちに繋がる話(登場人物)もあったりして、ストーリーの組み立て方もレベルが高い。

冷静で動じない主人公が、「え、そんな感じで恋愛しちゃうの?」って意外な展開があったり、実は上司を○○な関係だったりと驚きもありました。

おすすめポイント

・テレビでも時々取り上げられる入国審査官。あれの異世界版。
・恋愛もある
・まさかの主人公と上司が〇〇〇

20.異修羅

地平の全てを恐怖させた世界の敵、“本物の魔王”を、何者かが倒した。
その一人の勇者は、未だ、その名も実在も知れぬままである。
恐怖の時代が終息した今、その一人を決める必要があった。
世界最大の都市――黄都を目指して、強者たちが集う。
そこで勝ち進んだ一人が、『勇者であった』ことになる。
魔王を倒す英雄の物語は、唐突に終わりを迎えた。
そこには闘争の場を求める修羅だけが残る。
――今、修羅の名は十五名。
柳の剣のソウジロウ。
星馳せアルス。
世界詞のキア。
無尽無流のサイアノプ。
静かに歌うナスティーク。
地平咆、メレ。
音斬りシャルク。
絶対なるロスクレイ。
不言のウハク。
魔法のツー。
冬のルクノカ。
黒曜、リナリス。
窮知の箱のメステルエクシル。
おぞましきトロア。
逆理のヒロト。

設定からして勝ち確。あらすじからも分かる通り、最強チートキャラが渋滞を起こしている作品。

その最強同士が戦うバトルシーンが見所ですね。

その中でも個人的にはアルス強くね?みたいに思ってて(なかなか強烈なキャラだけど)、アルス優勝にベッドしてます。

おすすめポイント

・最強VS最強
・ワクワクが止まらない
・それぞれが皆ボスキャラ級

21.血塗れ竜と食人姫

囚人闘技場に絶対王者として君臨する少女「血塗れ竜」
異国の新人として闘技場に現れた少女「食人姫」
二人の少女が一人の青年に恋をして、泥沼の修羅場に陥ります。

なかなかヤバイ作品。
いわゆるヤンデレが登場して、凄いことになってます。

イメージ的にはSchool Daysの洋風+ファンタジーって感じですかね。

ちなみにタイトルの血濡れ竜と食人姫だけでなく、他にも2名ほどヤンデレが出てきます。

おすすめポイント

・ヤンデレ系最強作品
・血塗れ竜と食人姫だけじゃない
・加えて二人ヤンデレヒロインいます

22.巻き込まれ異世界召喚記

異世界に召喚された四人の少年達――優斗、修、卓也、和泉。
勇者に選ばれた修と、彼を支えるために優斗たちはリライトという国で日々を過ごしていく。
学院に通い、家庭教師となってくれた少年少女と遊び、過去からは考えられないほどに楽しい日常を享受していた。

そして四人は――召喚された世界で新たな人生を歩んでいく。

異世界巻き込まれモノって、主人公が全然ダメなスキルしか持ってなくて国から捨てられたり、っていう胸くそ展開多めなんですが、この作品は違う。

4人のうち、1人勇者なんだけど、他3人もそれぞれも丁寧に話が作られていくし、皆仲良い。最近(2019年7月)になって、再び更新もされて今後が楽しみ。

おすすめポイント

・4人のそれぞれの展開
・4人仲良し
・異世界モノで最高の作品

23.フラレた後のファンタジー

村の木こりだったロジオンは幼馴染の恋人ユーリと冒険者パーティを組み、村を出た。
新たな仲間とも出会い、成長していく二人。しかし凡人であるロジオンに対し、ユーリは比類無き天才だった。更なる高みを知り、心を移していく彼女に、ロジオンは追い縋る。彼女を離さないために。
しかし、狂気じみた努力の果てに彼が力を得たときには既に、彼女の隣には別の男がいた。

「……さよなら、ロージャ」

これは、生きる目的を失った男が立ち直るまでのお話と、立ち直ってからの英雄譚。

どん底からのスタート。

そこから立ち上がっていく主人公に勇気を貰えます。

なかなか人気の出なさそうなストーリーですけど、地味にランキングも上位。

「果て」とは何か?というのも注目ですね。

おすすめポイント

・ロジオンの再スタート
・新たな出会い
・「果て」とは何か

24.この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる

新米女神リスタルテが担当することになった世界は難度Sのゲアブランデだった。ゲアブランデを救うべく勇者候補リストを見ていたリスタルテは超ハイスペックな勇者を発見する。喜ぶリスタルテ。だが、その勇者はありえないくらいに慎重派だった。

ドラクエやFFなんかのRPGで、これでもかとレベル上げをしてからボス戦に臨む派の僕です。

ですが、そんな僕でも比にならないレベルで慎重な勇者でした。

純粋に笑って楽しめる作品かと。

おすすめポイント

・地味に深いことを言う主人公
・タイトルのまんま
・女神と勇者のドタバタコメディ

25.旅は竜連れ世は情け

竜が棲む大陸に暮らす少女・アイシャは、片腕を失った夜に、片目を失った竜・ジーヴと共に旅する契約を交わす。少女は生き別れた兄を探すため、竜は一族の生き残りを探すために。
噛み合わないまま旅を続ける二人は、やがて大陸を揺るがす陰謀の渦中へと飛び込んでいく。(たぶん)王道ファンタジー。

ここからは竜がメインで登場する作品を何作か。

1作目は旅は竜連れ世は情けです。

全11話。短編、完結済み。片腕の人間、片目の黒竜。そんな二人がそれぞれの目的のために旅を続けるストーリー。

魔法はなく、バトルシーンも少なめ。二人の何気ないやり取りや、ちょくちょく文面から感じ取れる感情を楽しんでました。

凸凹コンビな二人の冒険をぜひ。

おすすめポイント

・アイシャとジーヴのコンビ
・まさかの展開
・爽やかな終わり

26.郵便配達アーリィ&アープ

郵便配達業を営む少女、アーリィ・フェイ。相棒のアープは黒髪金瞳の超美形だが、どこかズレてる。それもそのはず、彼の正体は千年生きてる竜なのだ。二人が運ぶ手紙を巡る、剣も魔法も登場しない異世界ファンタジー。

全36話。完結済み。

この作品も竜と少女のコンビ。読んでみて思ったのが、童話みたいだなーと。

上記のあらすじに付け加えると

第一話は、「手紙」「涙」「街」の三題で書いたもの。
第二話は、「宝石箱」「赤い目」「空」。
第三話は、「箱庭」「玄室」「マッチ」。
第四話は、「祭り」「リンゴ」「しっぽ」。

というテーマで書かれているのだそうです。

あとは旅は竜連れ~と同様なのですが竜のキャラがいい。

キザ。なんかイメージ的に竜人ってこんな感じだよねーっていうのをしっかりと描いてくれました。

おすすめポイント

・竜人のキャラってこんな感じだよね~
・冒険感がすごい
・アープイケメンすぎ

27.その科学は魔法をも凌駕する。

科学が進みすぎた地球。
日本はその技術によって荒廃していた。

そんな中で最後の希望として作られた時空転移プログラム、それを用い歴史を変える為にある施設に乗り込んだフォースハッカーの戦闘要員、真。

だが、転移した先はとても地球上とは思えない魔物や魔法が蔓延る世界だった。

返る術もないまま真が選んだ道は、科学の力でただ生き、死ぬ事だった。

あらすじの通り王道の異世界モノに科学の要素をミックスした作品。

主人公自身も科学技術によって超人と化していて俺tueeeしてます。

展開的にはテンプレなんですが、上記の通り最先端科学を駆使してなんやかんやしていくので新鮮さがありました。

さらに言うと、異世界召喚された勇者なんかも登場するんですよ。そうゆうちょっと捻った要素もあったりして面白いです。

ちなみにハーレムモノでもあって、ヒロインも何人か登場しますが、みな盲目的に主人公に付いてく訳じゃないのが(ルナを除く)良かったですね。

過去に戻るつもりが、異世界に来てしまったという状況。

最終的にどうなるんですかね。主人公の当初の目的に物語が絡んできたりしてきたら、さらに面白くなりそうだなーと。全く現代には戻れず触れずに終わるかもだけど。

おすすめポイント

・超絶科学技術でTUEEEしてる
・主人公自身も超人
・結末どうなるやら、、

28.医療魔術師は、もう限界です!

大陸史にその名を刻む大争乱『ケシャ・マグル』が勃発した。
診療所は怪我人で溢れるが、医療魔術師の数は変わらない。ぞの激務に耐えられなくなり、診療所はどんどん数を減らしていった。
ジークは絶大な魔力を持つ医療魔術師である。1日の労働時間は21時間。休みなど当然のことながらなし。助手のオータムに殴られながら、襲ってくる睡魔に立ち向かいながら今日も頑張って人を治します。

超絶ファンタジーブラックコメディ。

21時間労働とかやばい。

現代においても医者って人手不足で忙しいよねー。みたいなファンタジー作品らしくない感想を持ってしまいました。

個人的には助手のオータムのキャラがいい。

いや、まあ暴力キャラなんだけど、読んでるうちに気にならなくなります。

さらに「えーこれ、そうゆうことでしょー!」みたいな展開がそのうち読めてきて「ほら、やっぱそうだー!」って思ったら変な方向に行ってしまったりして、、、

この作品を読んでない方は何を言ってるのか分からないと思うのですが、素直にいかない感じが楽しめました。

おすすめポイント

・異世界でも医者は忙しい
・半端ないブラックさ
・助手のオータムと主人公の関係

29.アイオライトの心臓

異常な痣とともに少年ロクドは生まれた。
左の指先から手首までを、深い深い暗闇の沼に浸したような、異常な痣。それは、彼の人生を決定づける、忌まわしい呪いの印だった――。
呪いに蝕まれた少年と光り輝く奇妙な少女、そして夢の中に現れる若き魔術師。三人の運命は五百年の時を越え、やがて交錯する。
呪いの謎を紐解く、魔術と輝石のハイファンタジー長編。

小説家になろうでも読めます。

物語全体の雰囲気としては、重厚感がある。と言えばいいでしょうか。

まず文字数多めなんですが、読みづらくないんですよ。スラスラ頭に入ってきますし、一つ一つにきちんと意味があって、繊細に作り上げられた文章と言った印象を受けました。

つまり余計な描写が一切ない。

とはいっても、読むのに時間はかかりますし、至る所に伏線が張られています。

時間をかけて、ゆっくり味わってほしい作品ですね。

んで、肝心の中身なんですが作風にマッチしたTHE・ファンタジーと言ったところ。

主人公の呪いを解くための旅に始まり、とある人物との出会い。魔術師としての成長、謎のヒロイン、そして徐々に明らかになる真実。

定番をこれでもか!と詰まっていますし、ある意味でWeb小説っぽくない。

個人的に良かったのが主人公が賢いという設定だったこと。

おすすめポイント

・これぞファンタジー
・主人公が頭いい
・呪いの謎

30.勇者、辞めます ~次の職場は魔王城~

世界を救った後、どこにも行き場が無くなった最強勇者・レオ。
彼が行き着いた就職先は――かつての敵、魔王軍だった!

第二回カクヨムコン・異世界ファンタジー大賞。
新たな職場で(元)勇者が奮闘する、異世界社会科ファンタジー。

物語の序盤はタイトルの通り。

それで魔王のエキドナに当然のように拒否されます笑

ですが、なんとか魔王軍幹部の四天王に掛け合ってエキドナに正体を隠して入ることに。

その後、勇者の知恵や行動で魔王軍を組織改革していきます。

なので、タイトルは物語の冒頭のみを表していて、さらにタイトルを付けるなら「勇者が魔王軍を組織改革!」的な感じですかね。

勇者を入れてくれた四天王、いわゆる「管理職」に対しての教育がメイン。

やっぱ、組織は上から変えていかなきゃですよね。

おすすめポイント

・コメディなのか!?
・無双、チートなし
・元勇者と四天王の関係性が徐々に変わっていくよ

31.異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~

取材のために異世界に行くという、ごく普通のラノベ作家のお仕事を小説風にしたものです。

個人的に「何気ない会話や一文だけで、その物語の背景にある設定が無意識の内に理解できる」作品が好きなんですが、まさしくこの作品はド直球でした。

もう序章から、ガンガン読み取れます。この作品内における異世界の立ち位置だとか、KADOKAWAの凄さとか、、、そしていつの間にか作品の世界観に引き込まれてしまいました。

他にも獣人ガイドのヒロインや異世界で知り合ったJK、勇者、魔王などの個性的なキャラやライトノベル作家の熱い思いなど見どころ沢山となったます。

おすすめポイント

・いつの間にかその作品の世界観に引き込まれる
・異世界で出会うJKヒロイン
・ライトノベル作家の熱い魂

32.魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです。

出張中に飛行機から落ちたタケト。
彼が落ちた先は、魔獣たちが跋扈する異世界だった。
そこで彼は、巨大なフェンリルにのる不思議な少女・シャンテに助けられ、自らも密猟者達から魔獣を守るために働く魔獣密猟取締官となる。
彼の行く末に、どんな魔獣との出会いが待っているのか!

小説家になろうでも読めます。

魔獣の密輸。その発想はなかったですね。

こうゆう予想の斜め上をいく作品は好きです。

ということで異世界転移に魔獣密輸取締官を掛け合わせたストーリー。

登場する魔獣はフェニックスだったりカーパンクルだったり、いかにも密獣されそうな魔獣ばかりでがっつりファンタジー感を味わえます。

同じ魔獣密猟捜査官のヒロインとの関係も徐々に進展していって楽しめました。

おすすめポイント

・異世界ジャパリパーク
・次々登場する魔獣たち
・ちゃんとヒロインもいる

33.深淵のタギ

主人公(タギ)は訳の分からないまま異世界へ転移します。転移元の世界の事情で高いスペックを持っていたため、転移先世界の攪乱要因になる可能性に気づき、ひっそりと生きていくつもりでした。しかし転移先世界は動乱期に入ろうとしていました。タギは一人の少女との出会いなどをきっかけに否応なく動乱に巻き込まれていきます。基本的に “A boy meets a girl story” です。

一応、異世界転移モノですが、あまりそんな雰囲気はないですね。

タギが国全体の動乱に否応なしに巻き込まれていきます。

そして、何と言ってもタギとランの関係性がすごくいい!!

恥ずかしながら、このあらすじにある”A boy meets a girl story”。つまりボーイミーツガールの意味をこの作品を読むまで知らなかったんですよ。

ですが、読み終わった後調べてみて納得。最近はどちらかといえばハーレムモノ読んでいたので、新鮮でやっぱ純粋な愛っていいなーと思った次第であります。

おすすめポイント

・素晴らしきボーイミーツガール
・何と言ってもタギとラン
・重厚なストーリー

34.レフ ―異人伝―

疎まれながら生きてきたレフはある時、監視の目をくぐって脱出することに成功する。伝手もなく、仲間もない彼は脱出先で巻き込まれたトラブルの中で、初めて仲間を得る。隷属紋を刻まれた少女を。やがてレフの存在は中原の覇権を争う大国間の軋轢に影響を及ぼしていく。

深淵のタギの作者さんと同じ。

謎に包まれているレフの正体が徐々に明らかになっていくのが面白い。

この作品のタグにハーレムもどきとあるように、よくあるハーレムモノではないです。複雑な心情だったり、打算的なモノをヒロインは抱えていて、ファンタジーの世界なりのリアリティある関係性となっています。

最初、小さな森での戦いから、街での裏社会の覇権争い、そして大陸間の戦争と規模を話が進むにつれ盛り上がりを見せていきます。

おすすめポイント

・謎に包まれるレフの正体
・ファンタジーの世界なりのリアリティある展開
・打算的なヒロインもこれはこれでいい

35.異界巡りのさがしもの

異界とは、万物がデタラメに変質したヘンテコ世界である。発見から四十年、未だ多くの秘境を残す異界には「魔法使い」と呼ばれる渡航者たちが住み着き、開拓と探索が行われていた。
記憶をなくした少女・ペケは、ニコと名乗る駆け出し魔女に拾われる。どうやらここは異界のひとつ、魔女ばかりが住む「魔女界」らしい。
ペケは記憶を探すため、ニコとともに異界巡りの旅に出る。空飛ぶカボチャ、羊が実る木、方向音痴の気まぐれ太陽。絵本のようなメルヘン世界を、二人の少女はちっぽけな魔法をやや強引に使いこなして駆け抜ける。
ポンコツ少女と駆け出し魔女の、不思議だらけの大冒険が始まった!

全57話完結。

雰囲気はメルヘンで童話な感じ。

魔女2人の3つの異界を巡る壮大なストーリーが57話にギュッと詰まっています。

読み始めた時は、変わったファンタジー作品だなーなんて思っていたのですが
よくよく考えてみると「いやいや、これこそファンタジーだな!」と。

ふわふわ浮いてく浮きカボチャ、きまぐれな空、不思議な魔法。ヘンテコな世界観。

子供のころは、こんな現実ではありえない事が起こる世界にワクワクしながら読んでたなーと。

それがいつの間にか異世界転生やらチートやらがファンタジーの定番になってしまってた自分がいました。

子供のころにワクワクした純粋なファンタジー作品になってます。

おすすめポイント

・子供のころにワクワクした純粋なファンタジー作品
・全57話、そこまで長くない

36.勇者召喚が似合わない僕らのクラス

「チート? レベルを上げてステータスを上げろ? それ、僕に対する嫌味ですか?」
「真正面から戦えって? あはは、無茶言わないでよ。使えるものはとことん使うに決まってるじゃない」
そんな主人公――高槻 悠――の物語が、ここに開幕する――――。

ストーリーはテンプレながらも、登場人物と魔法の設定が魅力的な作品。

特に主人公の固有術技(オリジナルスキル)が面白い。主人公のキャラと合わせてより魅力的になってます。

僕個人的に、ゲームなんかたまーに低レベ縛りでプレイしたり、あえて弱いキャラを使って攻略するのが好きなのですが、そんな僕と同じ感じが好きな人はハマるんじゃないかなーと思います。

おすすめポイント

・主人公の固有術技
・低レべ縛りプレイ
・周りの仲間も皆いい奴ら

37.誰にでもできる影から助ける魔王討伐

魔王クラノスが人類に宣戦布告して十年。
強大極まりないクラノスの軍に劣勢に立たされ、退っ引きならない状態に陥った王国は教会の持つ禁断の秘奥、英雄召喚の実施を決定した。
召喚された聖勇者、藤堂直継の栄えあるパーティメンバーにプリースト(ヒーラー)として選ばれた俺は、残りのパーティメンバーとして選ばれた二人、魔導師と剣士が原石であり、まだ第一線で戦える実力にない事に気づく。
果たして俺は魔王からの尖兵をしのぎ切り、勇者とその仲間達をレベルアップさせることはできるのか!?

脇役にスポットを当てた作品。

タイトルの通り影ながら勇者を助けるプリーストが主人公。

勇者の言動や行動がもうほんと素晴らしいぐらいイライラさせてくれます(笑)

おすすめポイント

・いい意味でイライラさせてくれる
・これはビジネスだ
・強すぎるプリースト

38.不死者(ノスフェラトウ)に愛の手を!

死の一秒前。異世界の神々の部屋に招かれた大学生 富士 九郎は一つの提案がなされていた。
――続きの人生を歩いて見ないか? ――
無論ただでは無く、相応の使命を下される。
その使命とは『10人分の真実の愛』を手に入れる事。危険な世界だと言う事で、神の力――ギフトと言う能力を授けてもらえると言うおまけつき。
イケメン、長身、ポジティブな性格。現世でモテ男を気取っていた九郎は、少し考えた後にその提案に飛び付く。
「わかった! やってやろうじゃねぇか、その『|神の指針《クエスト》』!」
彼が授かった力は『フロウフシ』。そして『ヘンシツシャ』!?
これは自分の命の価値を見失った一人の男が真実の愛を求めて彷徨う冒険譚――。

主人公やられまくるわ、魔物に臓器引きちぎられるわ、で普通笑えないけど、なぜか笑ってしまいました。ダークコメディーって感じですかね。

不老不死という守備力MAXな能力を持ってるけど、攻撃力が皆無で物語シリーズの阿良々木暦に似てるかもなんて思いました。

やっぱこの手のキャラって戦闘で魅せるってことがあまりできないから、その分キャラ性で勝負って感じなんですかね?

おすすめポイント

・真実の愛とは!?
・主人公が面白い!
・シリアスと非シリアスのギャップ

39.聖女に散々と罵られたが、夜の彼女は意外と可愛い

アベルはダンジョン遠征パーティーの一員として成功を収めていたが、いきなり聖女にむちゃくちゃ罵られ、パーティー追放を言い渡されてしまう。
信じていた仲間に裏切られたアベルは、こうなったら田舎でのんびり暮らしてやると旅立ちの準備をしていたのだが――その夜、態度を豹変させた聖女が訪ねてきた。
アベルはそこで聖女の秘密を知り、思ってもない運命(ラブコメ)に巻き込まれていく。

全65話で完結済み、小説家になろうでも読めます。

タイトルとあらすじにある「聖女」とそんな聖女と主人公アベルと同じパーティにいた「伯爵令嬢」との三角関係を描くファンタジーラブコメディ。

とある秘密がバレないよう、主人公がドタバタしまくる感じが面白かったです。

ラストも、あ、そんな感じで終わるんだーって感じで無駄に引っ張らないのも良かったです。

おすすめポイント

・ヒヤヒヤ、スレスレのジェットコースターラブコメディ
・究極のツンデレか?
・ダブルヒロイン、両方良い!!

40.神様のモニタリング ~人類滅亡回避のススメ~

「百年後に人類が滅亡する世界に転生してもらう。そこでお主が何を成すのかをモニタリングする。
伯爵家というある程度権力を持って生まれ変わる事になる。
滅亡回避を頑張っても、何もしなくても良し。代わりに転生前と一定の年齢毎にチート能力を授けよう」

藤堂 雄一(とうどう ゆういち)は、会社からの帰宅途中に交通事故に巻き込まれて死んだ。
……のだが、次に気が付いたとき彼は、神様からの提案を受ける。

それは百年後に人類が滅亡するという世界にエルスティアという伯爵家の子として転生し、
そこでの生活をモニタリングするというものだった。

提案を受けなければ蛾(が)に転生すると言われた雄一は、快諾する。
転生する前に二つ、それ以降は一定年数毎に「神の介入」(ギフト)をもらえると聞いた彼が願ったものは……

なろうでも連載。

ジャンルで言うと、異世界転生ハーレムチートモノなんですけど、読んでみるとちょっと違う。

あらすじの通り、転生先は何もしなかったら100年後に滅びてしまう世界だったり、その原因を突き止めるために色々頑張ったり。

神様とのやり取りも心理戦的な要素もあったり、王道ながらもちょっと毛色が違って面白いです。

おすすめポイント

・王道ながらもちょっと違う
・100年後の滅亡の原因とは!?
・じっくり進んでいくストーリー

最後に

カクヨムでおすすめなファンタジー作品を紹介してきました。

まだまだカクヨムには良質なファンタジー作品があると思いますので、引き続き探していきたいと思います。

以上!!

POSTED COMMENT

  1. No Name より:

    「Destiny Unchain Online 〜吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました〜」が僕の中で最高の作品です。カクヨムだし読んでみて

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA