ライトノベル

ライトノベルでおすすめの作品100選【王道は除外】

ライトノベルのおすすめ作品を100個紹介していきます。

なお、発行部数上位にあるような、このサイト上位にある、あえて紹介しなくても知ってるような王道・有名作はできるだけ除外しています。

Contents

ライトノベルでおすすめの作品100選

1.ストライク・ザ・ブラッド

“第四真祖”── それは伝説の中にしか存在しないはずの世界最強の吸血鬼。十二体もの眷獣(けんじゅう)を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。その“第四真祖”監視と抹殺のため、政府・獅子王機関は“剣巫(けんなぎ)”と呼ばれる攻魔師(こうまし)の派遣を決定。しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い“剣巫”の少女、姫柊雪菜(ひめらぎゆきな)だった。対真祖用の最強の霊槍(れいそう)を携え、魔族特区“絃神(いとがみ)市”を訪れる雪菜。そこで彼女が遭遇した“第四真祖”暁古城(あかつきこじょう)の正体とは!?

魔族特区“絃神島”を舞台に第四真祖 暁古城の戦いの日々を描く。
この作品の魅力としては、やっぱ古城と雪菜を始めとするヒロイン達との交流ってのが一つあるんですが、第四真祖という圧倒的な力だったり、敵キャラもそれに負けない強敵だらけで、熱いバトルも良きです。

そして、結構色んな用語や、ストーリーも少し複雑で作り込まれてたり、心理描写などもしっかりある点も魅力なんですよね。

とにかくファンタジーもののライトノベルの王道を読みたい人はぜひ。

2.86―エイティシックス―

“その戦場に死者はいない”――だが、彼らは確かにあそこで散った。

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。

そう――表向きは。

本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。《存在しない“第86区”》。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。
死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遥か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官(ハンドラー)”となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる――!

第23回電撃小説大賞《大賞》受賞作品。

あらすじ読んだだけでゾクゾクが止まらない感じなんですけど、もちろん中身も面白い。

戦争の悲惨さや差別という、ありきたりといえばありきたりなテーマなんだが描き方がエゲツなくてハード。地獄。

シンやヒロインのレーナと言ったキャラたちも魅力的。まあ、内容が内容なんで好き嫌い分かれそうではあるが、、、

3.探偵はもう死んでいる

「君、私の助手になってよ」
四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まり――終わった。

俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。
それから――
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ――

やがて死に別れた。

一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。
なに、それでいいのかって? 
いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。

この記事を書いている2021年に結構、話題となっている作品。タイトルの通り、本格的に物語が開始した時点で、探偵兼ヒロインのシエスタは死んでいます。そしてその助手を務めていた君塚君彦はあらすじの通り”日常というぬるま湯”に浸かっていたけどそうはいかなくて、、という。

バリバリのミステリというわけではなく、バトルシーンなんかもあるのも魅力。

4.エスケヱプ・スピヰド

昭和一〇一年夏、廃墟の町“尽天”。暴走した戦闘兵器に襲われた叶葉は、棺で眠る不思議な少年に出会う。命令無しに動けないという少年に、叶葉は自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従の契約”を結んだ瞬間だった。少年は、軍最強の兵器“鬼虫”の“蜂”九曜と名乗った。兵器ゆえに人としての感情が欠落している九曜だが、叶葉はそんな彼を一人の人間として扱い交流していく。徐々に心を通わせていく二人。しかし平穏な日々は、同じ鬼虫である“蜻蛉”竜胆の飛来によって打ち砕かれ―!?閉じられた町を舞台に、最強の兵器たちが繰り広げるノンストップ・アクション。

第18回電撃小説大賞“大賞”受賞作。
ジャンルとしてはSF、ボーイミーツガールモノ。近未来を舞台に、昆虫を模したメカに乗りこむサイボーグ達の戦いを描く。

5.ようこそ実力至上主義の教室へ

希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという全国屈指の名門校・高度育成高等学校。最新設備の使用はもちろん、毎月10万円の金銭に値するポイントが支給され、髪型や私物の持ち込みも自由。まさに楽園のような学校。だがその正体は優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校だった。ある理由から入試で手を抜いた結果、主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。同じクラスで成績は優秀だが性格に超難ありの美少女・堀北鈴音、気遣いと優しさでできた天使のような少女・櫛田桔梗らと出会うことで清隆の状況も変化していって…。大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録!?

主人公天才系。実力主義の学校において、最底辺のクラスから成り上がっていくわけなんですが、その過程が面白い。清隆の秘密は勿論、櫛田桔梗や他の登場人物の秘密もどんどん明かされていきます。

6.異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人いた。拓真は彼女たちから召喚獣用の奴隷化魔術をかけられる――しかし固有能力《魔術反射》発動! 奴隷と化したのは少女たちで……!? 魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、開幕!

全体的にバランスの良い作品。ディアブロ個人では無双状態だけど、武力だけですべて解決という単純なストーリーではないし、ヒロイン達のそれぞれ魅力的。
ディアブロの中身はコミュ障だけど、それを魔王らしく振舞うことでごまかしてるって設定も面白いし、ゲームとの違いなどもあったり全体的に作り込まれていて、ストレスなく読めました。

7.七つの魔剣が支配する

春―。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。そんな魔法使いの卵たちを迎えるのは、桜の舞う満開街道と魔法生物たちのパレード。が、希望に胸躍らせるのも束の間。キンバリーの孕む数々の脅威が彼らに襲い掛かる。気まぐれに生徒を飲み込む地下迷宮、怪物じみた上級生たち、亜人種の人権を巡る派閥の対立―。そんな魔境を仲間と生き抜く中、オリバーは一人の少女と縁を結ぶ。腰に日本刀を提げたサムライ少女―ナナオ。二人の魔剣を巡る物語が、今、始まる。

ハリポタのような世界観にヒロインの一人であるナナオが良い意味でその世界観をぶち壊してくれてます。このヒロインが今後物語にどう関わってくるのか?あと主人公オリバーの目的とは?タイトルの七つの魔剣とは?みたいな感じで王道ファンタジーの醍醐味が濃縮されてる作品となってます。

8.きみって私のこと好きなんでしょ?

ねえ黒矢くん、きみって私のこと好きなんでしょ?」
「な、なんでわかったんですか!?」

片想いを見抜かれること。それは陰キャ高校生――黒矢にとって死にも等しい恥辱だった。
相手は文芸部の先輩で超絶美少女、白森霞。二人きりの部で過ごす中、この気持ちはずっと隠してきたはずなのに……!絶望する黒矢に、先輩は告げる。

「じゃあ――とりあえずお試しで付き合ってみる?」

まさか両想いでお付き合い成立!?いや待って、こんなはずじゃ――
付き合ってるのにからかわれる、憧れの先輩からの悶絶イチャイチャ満載な両想い&激甘青春ラブコメ!

「年上ヒロイン」ライトノベルのパイオニア、望公太氏の描く一途なラブコメディー。主人公がヒロインに深く惚れ込んでいるのが印象的で読んでるこっちが恥ずかしくなるくらい、黒矢と白森先輩のやり取りが甘酸っぱい。

9.犬と魔法のファンタジー

未踏の地を夢見て、若者たちが冒険の旅に出たのも今は昔。平和な時代が長く続くこの大陸では、冒険なんて今どき流行らないし、食べていけない。若者たちの夢は、無事に就職すること―。主人公・チタンは口下手で要領の悪い大男。一生安泰の宮廷務めを目指し就職活動に明け暮れるも、すべて不採用。現実は残酷で、理不尽で、不公平だ。絵に描いたような英雄譚はどこにもない。チートな能力に目覚める朝も、聖剣を抜く日もやってこない。職業無し、武器無し、特技なし。田中ロミオ最新小説は、ファンタジー世界なのに、リアルな青春。

就活×ファンタジーといったところでしょうか。

なんですけど、どちらかと言えば就活の方が強くて、実に現代的。主人公始め不器用な人間たちがなんとか足掻きながら頑張るって感じがリアリティあって、非リアル感がある意味売りのラノベとして異色に映りました。
個人的にはチタンとヨミカが良き。

10.魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉

竜より与えられし武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち――“戦姫”。王の下、7人の戦姫は7つの領地を治め、“ジスタートの七戦姫”として隣国に恐れられていた。ブリューヌ王国の小貴族の少年ティグルは、ある時かりだされた戦で、一人の戦姫と出会う。白銀の髪に紅の瞳、幻想的な美しさと他を圧する威容をあわせもつ少女、“銀閃の風姫”エレン。敵の総大将であるエレンを討ちとろうとするティグルだったが、彼女の人間離れした剣技の前に失敗してしまう。しかし、弓の腕に一目惚れしたというエレンに、「きみは、わたしの捕虜(もの)だ」と宣言されてしまい……!? 痛快無比なる最強美少女ファンタジー、ここに開幕!

個人的にTHE・ラノベという印象な作品。
王道ファンタジーでハーレムで、、という。なのだけどれ主人公のティグルが良い感じに無味無臭で鼻につかないのがいい。結局のところ、こんな肝心の物語を皆求めてるんだよなぁ。

11.スパイ教室

陽炎パレス・共同生活のルール。一つ、七人で協力して生活すること。一つ、外出時は本気で遊ぶこと。一つ、あらゆる手段でもって僕を倒すこと。―各国がスパイによる、影の戦争を繰り広げる世界。任務成功率100%、しかし性格に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える“不可能任務”専門機関―灯―を創設する。しかし、選出されたメンバーは実践経験のない七人の少女たち。毒殺、トラップ、色仕掛け―任務達成のため、少女たちに残された唯一の手段は、クラウスに騙し合いで打ち勝つことだった!?一対七のスパイ心理戦!

第32回ファンタジア大賞“大賞”作。
タイトル、表紙、あらすじからよだれダラダラ、大変興味をそそる作品だったんですが中身も期待を裏切らず面白い。ありそうであまりない「スパイ」を題材にした作品。とはいっても序盤からバリバリ殺伐した感じではなく、世界最強のスパイのもとで七人の少女たちが修行して、後に一流スパイでも死亡率九割の”不可能任務”に挑みます。

12.神さまのいない日曜日

十五年前。神様は世界を捨てた。人は生まれず死者は死なない。絶望に彩られた世界で死者に安らぎを与える唯一の存在“墓守”。「今日のお仕事、終わり!」アイは墓守だ。今日もせっせと47個の墓を掘っている。村へ帰れば優しい村人に囲まれて楽しい一日が暮れていく。だけどその日は何かが違った。銀色の髪、紅玉の瞳。凄まじい美貌の、人食い玩具と名乗る少年―。その日、アイは、運命に出会った。「私は墓守です。私が、世界を終わらせません!」世界の終わりを守る少女と、死者を狩り続ける少年。終わる世界の中で、ちっぽけな奇跡を待っていた―。

神様に見捨てられた終末世界が舞台ということで、基本せつないながらも主人公アイをはじめとするキャラたちがコミカルなのが魅力。

アイがとにかく可愛らしく描かれてて良い。全9巻完結済みです。

13.烙印の紋章

かつて高度な知能を持った竜が支配し、魔素を利用した文明に支えられた世界。十年の間、戦争を繰り広げてきたメフィウスとガーベラは王族同士の政略結婚により、その長い戦いに終止符を打とうとしていた。幼い頃、戦争により故郷を追われ剣闘士となったオルバは、瓜ふたつの容姿をしていることから、婚礼を控えた、うつけと噂されるメフィウスの皇子とすり替わることになる。一方、勝気なガーベラの姫、ビリーナは皇子を籠絡して自国の利益を図ろうとひそかに決意する。そんな二人の婚礼の途中、何者かの襲撃があり―!?二人の思惑と和平の行方は?杉原智則が贈るファンタジー登場。

替え玉から始まる戦記モノ。主人公オルバが智略によって状況を覆していくのが爽快感あって良いです。そして替え玉ということもあり、いつ正体がバレてしまってもおかしくない、、というスリル、そして本当の自分は何者なのか?という葛藤など見事に描かれています。

14.王様のプロポーズ

久遠崎彩禍。三○○時間に一度、滅亡の危機を迎える世界を救い続けてきた最強の魔女。そして初恋の少女。彩禍の死によって、彼女の身体と力を引き継いだ玖珂無色は誰にもバレないよう彩禍として過ごすことになり!?

冒頭から衝撃的な展開。いわゆる女の身体の中に男の魂が入ったという感じで、正体がバレないよう学園生活を送りながら、なおかつ世界の破滅を救わないといけないという。とんでも展開なのですが読みやすくてなにより表紙の絵柄が最高なんだよなぁ、、

15.監獄学校にて門番を

監獄学校。そこは、国が認めた超危険人物のみを集め、矯正されるまで永久に出ることを許さない最凶最悪の学校。就職活動99連敗中、長年地下に引きこもる青年・クレトのもとに突如届いたのは、その監獄学校の門番への採用通知だった。「ようこそ、監獄学校に。ここがあなたの墓場です。…多分ね」成績優秀な“指輪生”の少女・ジリアの指導のもと、門番の仕事を始めるクレト。しかし、古人・獣人・竜人・巨人・羽人、多種多様な種族が集められた学校は、まさに無法地帯で―。そして次第にクレトは、学校の裏に隠された国をも脅かす“闇”を知ることとなる。

タイトルと中身の印象が全然違った作品。

どのように印象が違ったのか語ってしまうとネタバレになってしまうので書けないのですが、監獄学校の意味などなど。ただの異世界ファンタジーではありませんでした。

16.楽園ノイズ

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。顔は出してないから大丈夫、と思いきや、高校の音楽教師・華園美沙緒先生に正体がバレてしまい、弱みを握られてこき使われる羽目に…無味無臭だったはずの僕の高校生活は、華園先生を通じて巡り逢う三人の少女たち―ひねた天才ピアニストの凛子、華道お姫様ドラマーの詩月、不登校座敷童ヴォーカリストの朱音―によって騒がしく悩ましく彩られていく。恋と青春とバンドに明け暮れる、ボーイ・ミーツ・ガールズ!

青春音楽モノ。あらずじにある三人の一癖も二癖もある女の子と主人公の絡みが面白い。
主人公の女装に関してはあくまでも物語としての取っ掛かりという部分が強いけど、音楽と絡めた
ヒロイン達との掛け合いは面白いし、そして1巻はまさかのあの人が全部良いところを持っていくという、、

こちらの予想を完全に上回ってきました。

17.ひきこまり吸血鬼の悶々

「…ふぇ?な、なに?」引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、なんと帝国の将軍に大抜擢されていた!しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで「運動神経ダメ」「背が小さい」「魔法が使えない」と三拍子そろったコマリ。途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー!引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?第11回GA文庫大賞優秀賞受賞。

父の余計なお節介の結果、七紅天大将軍に就任してしまった引きこもり吸血鬼の物語。

地の文のツッコミが面白かったり、色々はちゃめちゃな展開があったりコメディとして素晴らしい。

ちなみに戦争がガンガン起きるんですが、本質的に誰も死なないって設定が良い。というのも本作の世界には6つの国があってそれぞれ魔核というのを持っています。魔核は無限に魔力を生成する装置で、詳しい説明は省きますが、魔核の影響範囲内なら死んでも、少しすれば何度でも復活できるんですよ。だからこの世界は戦争が一種のエンタメみたいな感じになっていて、だからこそ”死”をコメディとして扱える。ここら辺の設定が上手いなと思いました。

18.義妹生活

同級生から、兄妹へ。一つ屋根の下の日々。

高校生の浅村悠太は、親の再婚をきっかけに、学年で一番の美少女・綾瀬沙季と一つ屋根の下で兄妹として暮らすことになった。
互いに両親の不仲を見てきたため男女関係に慎重な価値観を持つ二人は、歩み寄りすぎず、対立もせず、適度な距離感を保とうと約束する。
家族の愛情に飢え孤独に努力を重ねてきたがゆえに他人に甘える術を知らない沙季と、彼女の兄としての関わり方に戸惑う悠太。
どこか似た者同士だった二人は、次第に互いとの生活に居心地の良さを感じていき……。
これはいつか恋に至るかもしれない物語。
赤の他人だった男女の関係が、少しずつ、近づいていき、ゆっくりと、変わっていく日々を綴った、恋愛生活小説。

この手のジャンルは最近多いのだけれど、本作の特徴として徐々に2人の関係が深まっていくのが良かった。急すぎずかと言って遅すぎず。ということで、義理の妹となった綾瀬沙季との関係性にも注目なんだけど、読売さんも可愛いんだよなぁ。

19.たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

村人誰もが反対するなか、軍人になる夢を捨てきれず王都へと旅立った少年ロイド。しかし村で一番弱い男と言われる彼を含め、村人は誰一人として知らなかったのだ。自分たちの村が、高レベル冒険者でも恐れる『ラストダンジョン手前の人外魔境』なんて呼ばれている真実を。そこで育ったロイドは…身体能力ばつぐん、古代魔法も完備、おまけに家事のスキルもパーフェクト!!これは、無自覚に無敵を体現する少年が『本当の強さ』に目覚めゆく勇気と出会いの物語―。

ゲーム、特にRPGをやったことなら一度は考えたことがある(かもしれない)ラスダン付近の街どうなってんの問題から設定を持ってきた作品。コメディとファンタジー無双のバランスが良くて、ロイドを始めキャラも良い。ロイドが色々重なって、中々軍人になれずに見当違いに落ち込むという逆勘違いも面白い。

20.時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

「И наменятоже обрати внимание」
「え、なに?」「別に? 『こいつホント馬鹿だわ』って言っただけ」「ロシア語で罵倒やめてくれる!?」
俺の隣の席に座る絶世の銀髪美少女、アーリャさんはフッと勝ち誇った笑みを浮かべていた。
……だが、事実は違う。さっきのロシア語、彼女は「私のことかまってよ」と言っていたのだ!
実は俺、久瀬政近のロシア語リスニングはネイティブレベルなのである。
そんな事とは露知らず、今日も甘々なロシア語でデレてくるアーリャさんにニヤニヤが止まらない!?
全生徒憧れの的、超ハイスペックなロシアンJKとの青春ラブコメディ!

元々はWeb小説の短編としてあった作品。

ロシア語でデレるヒロインってところが特徴なんですが、シンプルにラブコメとして面白いです。政近、アーリャ両者の心情の描き方も良くて、地味にスリルある感じがいいです。

21.探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる

新学期――俺は失敗した。
親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。絶版した小説の犯人当て、美術部で振るわれたナイフの謎、面倒なことになったと頭を抱える俺だったが--

「それさ、そもそも事件じゃないね~」
「多面的な考え方も取り入れたらどう? 戸村君」

何があっても山田姉妹は平常運転、鋭い推理でスパッと解決していく。最初は気に食わなかったけど、本気で推理する彼女たちは今では尊敬の対象だ。……が、話すときの距離、近すぎない!? 熱くなるのは分かるけど、これ完全に狙ってるよね!?山田さんたちと俺の少し甘めな、本格派学園ミステリー。

山田姉妹の切れ味鋭い思考力に舌を巻く、ラノベの皮を被った学園ミステリ。ちなみにミステリと言っても人が死んだりするわけではなく、ちょっとした謎を解くみたいな感じ。主人公挟んで両隣の席が姉妹ってどんな状況なんて思いつつも上手い設定だな、と。

22.安達としまむら

体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。 ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。 頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。 なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。 別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。 ただ、しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。

百合、学校、青春、日常。以上のキーワードに心揺れたら読むべき。安達としまむら二人の関係の進展と、宇宙人のような女の子との展開に注目。

23.魔女の猟犬

魔術師たちを独占し超常の力をもって領土を拡大する王国アメリア。その脅威に曝された小国キャンパスフェローの領主バドは、前代未聞の奇策に出る。それは、大陸に散らばる凶悪な魔女たちを集めて対抗するというものだった―。機を同じくして、隣国レーヴェにて“鏡の魔女”が拘束されたとの報せが入る。バドは魔女の身柄を譲り受けるべく、従者を連れてレーヴェへと発つ。その中にロロはいた。通称“黒犬”と呼ばれる彼は、暗殺者として育てられた少年だった…。誰も見たことのない壮大で凶悪なダークファンタジーが幕を開ける。

簡単に言えば、弱い自国を救うために魔女を集めるって話なんだけど、その魔女に焦点を当てててる。魔女 = 悪役って一括りに描く作品って多いけど(特に童話とか)なぜ彼女らが魔女になったのか?みたいな背景まで描いてるのがいい。

24.神は遊戯に飢えている

人類VS神々の至高のファンタジー頭脳戦!

暇を持て余した至高の神々が作った究極の頭脳ゲーム「神々の遊び」。永き眠りより目覚めた元神様の少女レーシェは、開口一番にこう宣言した。
「この時代で一番遊戯の上手い人間を連れてきて!」
指名されたのは“近年最高のルーキー”と注目される少年フェイ。二人が挑む「神々の遊び」は難易度高過ぎで完全攻略者はいまだ人類史上ゼロ。なぜなら神様は気まぐれで、とっても理不尽で、たまに理解不能だから。だけどそんなゲームだからこそ、心から楽しんで遊ばなきゃもったいない!
ここに、天才ゲーム少年と元神様の少女と仲間たちによる、至高の神々との究極頭脳戦が幕を開ける!

くっそ楽しくゲームしてる感じが良い。ゲームだけでなく、神vs人間って神側が圧倒的強者で人間たちを見下ろすみたいなパターンが多いけど、この作品は立場の上下あまりなくやり合ってるのが良いし、ページを捲る手が止まらなかった。

25.千歳くんはラムネ瓶のなか

主人公は、超絶リア充。

『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』

学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。
彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。

圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。
努力型の後天的リア充・内田優空。
バスケ部エースの元気娘・青海陽……。

仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。
これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――?
第13回ライトノベル大賞、優秀賞受賞。
新時代を告げる“リア充側”青春ラブコメ、ここに堂々開幕!!

なるほど!リア充イケメンを主人公に据えるという逆張り作品なわけですが、文章もラノベっぽくなくて、さらに驚きでした。

千歳の行動がまっすぐで、リア充の名に恥じないのが印象的だったなーと。

26.超高度かわいい諜報戦 ~とっても奥手な黒姫さん~

“一見普通”の高校生による「だまし愛」ラブコメ、開幕!

「凡田君と、もっと仲良くなりたいの!」
高校生にして秘密諜報機関を指揮する天才少女、橘黒姫は初恋の真っ最中。
好きな人のために組織の力を濫用し、超高度な諜報技術で接触を図る。
「……誰かに監視されている?」
それに勘づいたのは初恋相手・凡田純一。
一見影の薄い、平凡な男子生徒の彼は、実はある秘密を持っていて……?
「私が……凡田君と友達になるの!?」
そんな中、組織の命令で凡田と接触することになった暗殺少女・芹沢明希星。
友達の作り方なんて知らない彼女の行動は、とんでもない波乱を巻き起こす!
高校生の三角関係に裏社会の命運が揺るがされていく超本格学園スパイ・ラブコメ、開幕。

物語の”構成”がめちゃくちゃすげぇ。諜報戦かと思いきやラブコメ。ラブコメと思いきや諜報戦。だまし合いというか勘違いって言った方がしっくりくるかもだけど、とにかくめちゃくちゃ面白いです。そしてヒロインの黒姫が優秀なのか、ある意味ポンコツなのか、、

27.筺底のエルピス

人類の存亡をかけた影なる戦い。

殺戮因果連鎖憑依体――

古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプログラム。
日本の暗部である《門部》は、不可視の存在を網膜に投影する改造眼球『天眼』と、時を止める超常の柩『停時フィールド』を武器とし、そのプログラムを追い立て、狩り、そして葬り続けてきた鬼狩りの組織だ。

時は現代。

百刈圭(ももかり・けい)と、乾叶(いぬい・かなえ)――心に傷を抱えて戦う二人が遭遇したのは、歴史上、たった六体しか確認されていない《白鬼》だった。
叶の親友に憑依したその鬼を巡って組織が揺れる中、黒ずくめの刺客《ゲオルギウス会》が動き始める。それは日本を守護する《門部》と同じように、ヨーロッパで連綿と戦い続けてきたもうひとつの鬼狩りの組織――バチカンの狩人たちだった。

《白鬼》とは何か。二つの組織の衝突はいかなる戦いを引き起こすのか。そして、滅亡を防ぐ希望はあるのか。

人類の存亡をかけて戦う、影なる戦士たちの一大叙事詩が、いま語られる。

「鬼」と聞くとどうしても鬼滅?ってなっちゃうのだけれど、本作は現代のSF色強い作品。

目視できない鬼を観るための「天眼」や時間を包み込んで止める「停時フィールド」など面白い設定だしワクワクしました。

28.ノーゲーム・ノーライフ

ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。世界を「クソゲー」と呼ぶそんな二人は、ある日“神”を名乗る少年に異世界へと召喚される。そこは神により戦争が禁じられ、“全てがゲームで決まる”世界だった―そう、国境線さえも。他種族に追い詰められ、最後の都市を残すのみの『人類種』。空と白、二人のダメ人間兄妹は、異世界では『人類の救世主』となりえるのか?―“さぁ、ゲームをはじめよう”。

「空と白、2人で空白」でお馴染み。アニメから入ったんですが、原作も面白い。

とにかくこうゆう対戦系がある作品ってストーリー以外にも、その対戦自体をどうゆうモノにするか?考えなきゃいけないので大変だなーなんて思いつつ、どれも面白いゲームばかりでした。

29.アウトブレイク・カンパニー

富士の樹海の果ては、異世界に続いてた!?そこはドラゴンが空を飛ぶ、まさにファンタジー世界そのもの!!そんな非常識な状況に放り込まれたのは、単なる高校ドロップアウトの慎一。ラノベ作家の父とエロゲー原画師の母を持つ、サラブレッド級オタクの慎一だったが、だからといって特別な力は何も無い。持っているのは、ただ『萌え』についての知識、見識、勘だけ。それで本物の異世界と交易しろって!?そう、慎一に果せられた任務は『萌え』の伝道だった!というわけで何がなんだか分からないまま、実は中身がちょっと腐ってる女性自衛官に護衛されつつ、ハーフエルフのメイドさんや美幼女皇帝と親交を深めて、なんとなくいい感じになっていくと、今度はテロが―。

アニメ化済み?シンプルにヒロイン達が可愛い。オタク文化を異世界に伝えるって設定が斬新だったな、と。

30.俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している

呪われた甘草奏の能力“絶対選択肢”。それは突然頭の中に選択肢が現れ、選ぶまで消えないのだ。今日も学園で“選べ(1)上半身裸で叫ぶ(2)下半身裸で叫ぶ”なんてふざけた選択肢が出てしまった!こいつのせいで俺は奇行を繰り返し「お断り5」と呼ばれて、女子に白い目で見られ続けているのだ。そんな学園生活のなか、俺の脳内に(1)美少女が空から落ちてくるという選択肢が現れて―!?誰か俺の残念学園生活を終わらせてくれ。

この「絶対選択肢」を捨てるため、鍵を握る存在・ショコラと出会い、選択肢に振り回されながらも色々やっていくわけなんですが、とにかくギャグ展開が笑える作品となってます。

31.プロペラオペラ

美少女艦長+天才参謀、天空の艦隊決戦へ!

極東の島国・日之雄。その皇家第一王女イザヤ18歳。彼女はしかし同時に、重雷装飛行駆逐艦「井吹」の艦長である。イザヤのためなら命を投げ出す乗組員達は、全員彼女の大ファン!
そんな「井吹」に、突然イザヤの部下として乗り込んできたのは、主人公クロト。皇族傍系黒之家の息子であったクロトはイザヤとは幼なじみであったが、ある日、イザヤに対し最っ低の事件を起こして皇籍剥奪となり、家族もろとも敵国ガメリア合衆国へと逃亡したのであった。そのクロトが(どのつら下げて)なぜ今ここに!?
クロトは言い切る、「俺はガメリアを牛耳る怪物から日之雄を守るために帰ってきた」!おりしも我が国日之雄は、カネと武力で日之雄を我が物とせんとするガメリアと開戦に踏み切った。イザヤとクロトは「井吹」を駆り、超大国ガメリアの世界最強飛行艦隊に対し決戦を挑む!!
自信満々、超傲慢、頭が切れるのに加えてバカがつく努力家クロトの大驀進人生の絢爛舞台、ファン待望の犬村小六真骨頂「空戦ファンタジー戦記」が堂々開幕!

とある飛空士シリーズでお馴染み犬村小六氏の作品で、こちらも空戦モノ。太平洋戦争をモチーフにというかベースとして、第一王女イザヤと皇籍を剥奪されたクロトが、大国ガメリア合衆国に立ち向かっていくファンタジー戦記になってます。

32.ボクは再生数、ボクは死

現実を凌駕するVRエロス&バイオレンス!

世界一の美少女になるため、俺は紙おむつを穿く――。

しがない会社員の狩野忍は世界最大のVR空間サブライム・スフィアで世界最高の美少女シノちゃんとなった。
VR世界で恋をした高級娼婦ツユソラに会うため、多額の金銭を必要とするシノは会社の先輩である斉木みやびと共に過激で残酷な動画配信を行うことで再生数と金を稼ぐことを画策する。
炎上を繰り返すことで再生数を増やし、まとまった金銭を手にしたシノはツユソラとの距離を縮めていくのだが、彼女を取り巻く陰謀に巻き込まれていき――!?

世界観はサイバーパンクでVR技術など近未来的な要素たっぷりなんだが、主人公が端的には風俗にハマったっていう古臭いありきたりな理由を動機にしてるそのギャップが面白い。

33.わたし、二番目の彼女でいいから。

「私も桐島くんのこと、二番目に好き」

 俺と早坂さんは互いに一番好きな人がいるのに、二番目同士で付き合っている。
 それでも、確かに俺と早坂さんは恋人だ。一緒に帰って、こっそり逢って、人には言えないことをする。
 だけど二番目はやっぱり二番目だから、もし一番好きな人と両想いになれたときは、この関係は解消する。そんな約束をしていた。
 そのはずだったのに――

「ごめんね。私、バカだから、どんどん好きになっちゃうんだ」

 お互いに一番好きな人に近づけたのに、それでも俺たちはどんどん深みにはまって、歯止めがきかなくて、どうしても、お互いを手放せなくなって……。
 もう取り返しがつかない、100%危険で、不純で、不健全な、こじれた恋の結末は。

タイトルからのイメージや、ラノベだと思って読むと脇腹に強烈なパンチを食らったような衝撃受けます。なんだこの問題作は!!

とりあえず、個人的には早坂の歪みっぷりが半端なく印象的、、ってか脇役含めてまともな奴が誰もいねーわ。

34.果てない空をキミと飛びたい 雨の日にアイドルに傘を貸したら、二人きりでレッスンをすることになった

第14回HJ文庫大賞金賞受賞!!

「――私に空の飛び方を教えてください」
飛び方を知らないアイドルと二人きりで大空を翔る学園青春ラブコメ!!

「私はもう矢ヶ崎さんしか頼ることが出来ないんです」
飛行機が身近になった世界。航専科所属の少年・矢ヶ崎矧は、雨の中で泣く人気アイドル涼名美月を見つける。
その時はただ傘を貸しただけだったが、翌日美月と再会した矧は彼女に飛行機操縦の教官を頼まれる。
空が怖くて今にも心折れそうな美月に、親身になって教える矧。
徐々に美月もよく笑うようになっていき――
飛行機バカの優しい少年が空が怖くて飛べないアイドルに前へと進む翼を与える、尊くもピュアな学園青春ラブコメ。

タイトル、あらすじからだとラブコメ100%って感じの作品ですが、舞台が西暦23世紀で航空機が今よりも身近になって、使われてる部品にも科学技術の進歩があったりとそういった設定も作り込まれてて、若干SFチックになってるのが良かった。

35.エクスタス・オンライン

スクールカースト底辺の堂巡駆流は、VRゲーム“エグゾディア・エクソダス”に君臨する最強魔王ヘルシャフトに転生。しかも“禁断の力”まで手に入れた!ところが、現れた敵は、憧れの女の子・朝霧凛々子や見知ったクラスメートたち。朝霧たちは、魔王を倒せば元の世界に戻れると信じていたが、本当は魔王が死ぬと全員の命が危険で―!?大切な人を求うため、堂巡/ヘルシャフトは最強の力でクラスメートを迎え撃つ!!

クラスメイトを現実世界に生きて帰すために、敵として、魔王として立ちふさがるっていうのが、なかなか面白かった。普通こうゆうのってリアルでの復讐のために倒すってのが目標になると思うんですよね。

エロとギャグも多めなので、それが苦手でない方にはお勧めできます。

36.駅徒歩7分1DK。JD、JK付き。

面倒な家事も、些細なイベントも、女子大生と女子高生が一緒だとちょっと楽しい。

「泊めてくれたっていいじゃん。そっちのエッチな人も泊まるんでしょ? 」
「ええっ! あっ、その、私は……エッチな人では……」
谷川陽史26歳、黙々と激務をこなす独身リーマン。
ひょんなことから幼なじみの女子大生・詩織を自宅で預かることになったのだが、とある行き違いで女子高生・彩乃も転がり込んできて――。
「お風呂、先にしますか? それとも、お食事に……」
「あたしが寝付くまででいいからさ、添い寝してくんない? 」
そして始まった奇妙な同居生活。
それは、想像以上に楽しくて、刺激的で……?
サラリーマンとJD、JK。
そんな3人が1DKから始める、ホームラブコメディ。

勘違いから始まる同居生活。こうゆう感じの作品最近多いけど、その中でも三人での生活の自然さ、心地よさの描き方が抜群。

それぞれのキャラも良くて、主人公陽史は細かくなくていい感じに大らか。こんな彼だからこそ他の2人も気兼ねなく安心して生活できるのだろう。幼なじみの女子大生詩織は気配りができて姉キャラとしてはこれ以上ない。そして、この歪な同居生活の原因でもあるJK彩乃は、時折垣間見える前の生活での息苦しさと、ようやく得た安息の時間を楽しんでる感じが伝わってくる。

37.0能者ミナトシリーズ

科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊―どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった。

怪異を科学的に解き明かすってのが本作の魅力なんだけど、それ以上に主人公九条湊のクセが強い。軽くて適当、どこか胡散臭いんですけど、ここぞ!って時にはカッコよくていいキャラしてるなー。

38.浮遊世界のエアロノーツ

この世界に大地はない――世界は一度ばらばらに崩れ落ち、人々は大地から切り離された浮遊島で生活をしていた。とある孤島で両親を待ち続けていた少女・アリアは、飛空船乗りの青年・泊人と出会い、両親を捜す旅に出る。世界を変える《干渉力》の才能を持つが故に人々から疎まれ、心を閉ざしていたアリア。自由気ままな飛空船乗りの泊人や、文化や価値観の異なる島の住人たちとの交流のなかで、少女は《風使い》としての力を開花させていく――。広大な空に浮かぶ島々を巡る、驚きと発見に満ち溢れた自分探しの旅。心躍るロードノベル開幕!

いやー素晴らしい!!

なかなか風使いとしての能力を制御できないアリアと自由気ままな飛空船乗り泊人の旅路を描く、、のだけれどまず表紙が素晴らしいっすよね。これを見た瞬間面白そう!買おう!って思ったし、正直あまり内容までは見てなかった。やっぱ表紙って大事だなと。ちなみに、もちろん、表紙と同様に中身もめちゃくちゃ面白いので安心してください。

39.二度めの夏、二度と会えない君

この夏、俺は、君を二度失った。

きっと、「好き」という言葉は罪だった。

森山燐(もりやま・りん)は生まれつき不治の病を患っていた。
俺は、それを隠して高校生活を送っていた彼女を好きになってしまっていた。高校最後の文化祭で、一緒にライブをやり、最高の時間を共に過ごし――そして、燐は死んだ。

死に際の彼女に、好きだ、と――決して伝えてはいけなかった言葉を、俺は放ってしまった。
取り乱す彼女に追いだされて病室を後にした俺には、一言「ごめんなさい」と書かれた紙切れが届けられただけだった。

あんな気持ち、伝えなければよかった。
俺みたいな奴が、燐と関わらなければよかった。

そして俺は、タイムリープを体験する。
はじめて燐と出会った河原で、もう一度燐と出会ってしまった。
ずっと、会いたいと思っていた燐に、あの眩しい笑顔に再び……。

だから、今度こそ間違えない。
絶対にこの気持ちを伝えてはいけないから。

最後の最後まで、俺は自分の気持ちを押し殺すと決めた。
彼女の短い一生が、ずっと笑顔でありますように

恋愛×タイムリープって泣ける作品の方程式な感じするけど、本作も例に漏れず泣ける。

特にやばいのが途中、途中に回想が入ったりするとこ。シンプルに涙腺にくる。

40.エイルン・ラストコード

これは嘘を真実に、空想を現実に変える、いや変えていった人間達の魂の物語である。
西暦2070年。人類が謎の生命体マリスから襲撃を受けて半世紀以上の時が流れた。
「闘うの……ヤなの。痛いのイヤ……もう全部……ヤなのイヤ……助けて、誰か……」
だがマリスに唯一対抗できる巨大兵器 <黒き魔女> デストブルムのパイロット・セレンは絶望的な戦いに精神を疲弊しきっていた。そんなある日戦場に奇跡が舞い降りる。
国籍不明の謎の戦闘機が出現、この世界に存在し得ない超兵器で、マリスを一掃する。
盛り上がる人類。だが、戦闘機から出てきたのはこの世界での大人気アニメ「ドール・ワルツ・レクイエム」のパイロット、エイルン・バザットそっくりの少年で――。

アニメの世界の登場人物が現実の世界に迷い込んだっていう、逆展開な設定も見事なのだけれど
一部マンガで描写するっていう前衛的な取り組みもすげぇ。

そして人類の切羽詰まった具合が半端なくて、圧倒的緊迫感。極限状態の生きるか死ぬかに追い込まれた人間の頭のネジが外れた具合もリアルで、そんな人たちがセレンに対してどうゆう態度で接するかも色々とやべー。だからこそ、起きた「奇跡」がすごい盛り上がった。

41.俺、ツインテールになります。

地球を守るため、俺はツインテールになる!

観束総二は異常なほどツインテールを愛する普通の高校生。
 ある日、彼の前に異世界から来たという謎の美少女・トゥアールが現れる。それと時を同じくして、総二の住む町に怪物たちが出現! 
 「ふははははは! この世界のすべてのツインテールを我らの手にするのだ!」
 彼らは人々の精神エネルギー『属性力』を糧に生きる異世界人だった。トゥアールから、強力なツインテール属性で起動する空想装甲『テイルギア』を託された総二は、幼女のツインテール戦士・テイルレッドに変身!
 この日から、テイルレッドと変態たちとの常軌を逸した戦いが始まった!

 第6回小学館ライトノベル大賞審査員賞受賞作。

アニメから入って原作読んだ。タイトルで???ってなるけど、中身もいい意味で???になる。
とにかくツインテールにここまで愛のある作品は無いと思います。

42.リンドウにさよならを

第18回えんため大賞優秀賞、必然の出会いが紡ぐ、学園青春ストーリー。

想いを寄せていた少女、襟仁遥人の代わりに死んでしまったらしい神田幸久。二年後、自由かつ退屈な日々を過ごす地縛霊として目覚めた彼は、クラスでいじめに遭う穂積美咲にだけ存在を気づかれ、友達になることに。一緒に過ごす内に美咲の愛らしさを知った幸久は、イメチェンを勧め彼女を孤独から解放しようと試みる。少しずつ変わり始める美咲の境遇。それはやがて、幸久が学校に留まる真実に結びついていく――。
必然の出会いが紡ぐ、学園青春ストーリー。

いじめられっ子の眼鏡っ娘、穂積美咲が、彼女にしか見えない少年神田幸久と出会い、少しづつ変わっていく物語。ラノベらしい甘酸っぱい、これぞ青春!って作品でした。

43.魔導具師ダリヤはうつむかない

「もう、うつむくのはやめよう」
転生者である魔導具師のダリヤ・ロセッティは、決められた結婚相手からの手酷い婚約破棄をきっかけに、自分の好きなように生きていこうと決意する。
行きたいところに行き、食べたいものを食べ、何より大好きな“魔導具”を作りたいように作っていたら、なぜだか周囲が楽しいことで満たされていく。
「これも、君が作ったの!?」「この際だから商会、立ち上げない?」
ダリヤの作った便利な魔導具が異世界の人々を幸せにしていくにつれ、作れるものも作りたいものも、どんどん増えていって――。
魔導具師ダリヤの、自由気ままなものづくりストーリーが今日ここからはじまる!

なかなかにどん底な状態に陥ってしまうダリヤだけど、そこから前向きに立ち直っていくのがいい。魔道具に焦点を当ててるのも見事!!

44.戦闘城塞マスラヲ

無職で貧乏、宅配便の受取さえ緊張する対人恐怖症のヒデオ。ひきこもっていた彼は電子精霊のウィル子に焚きつけられ、究極の武闘大会「聖魔杯」に挑む。優勝すれば世界が手に入るこの大会に武闘家、軍人などの格闘スペシャリストと、吸血鬼をはじめとする魔人あわせて3,024人が集結。人生の一発逆転を賭け、ヒデオは風吹きすさぶ戦闘城塞に降り立つ。「負け犬、返上!」無差別級バトルロイヤル、ここに開幕。

林トモアキの前シリーズ「お・り・が・み」の続編。ですがそちらを読まなくても理解できる様にはなっています。

多分、初めてライトノベルを読んだのがこの作品だったはず。当時はチートや俺TUEEEなんて流行ってなくて、この主人公ヒデオもコミュ症な一般人なんだけど、機転を聴かせて勝利をもぎとってく感じが面白かったんですよね。

45.現実でラブコメできないとだれが決めた

「ラブコメのような体験をしてみたい」ラノベを嗜むラブコメ好きは皆、一度はこう思ったことがあるだろう。ヒロインたちとイチャラブしたり、最高の友人と充実した学園生活を送ったり。だが、現実でそんな劇的なことは起こらない。義理の妹も、幼馴染も、現役アイドルな同級生もミステリアスな先輩も、男の親友キャラですら俺にはいない。ならどうするか…自分で作り上げるしかない!ラブコメに必要なのはデータ分析と反復練習、そして―。第14回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。俺は、現実をラブコメ色に染め上げる!

タイトル、あらすじで全て説明しちゃってる作品。主人公のラブコメに対する熱量が凄まじい。ただしパロディ多めなので、そうゆうのが苦手な人ひな向かないかもですね。

46.キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

高度な科学力を有する帝国と、「魔女の国」と畏怖されるネビュリス皇庁。永く続く二国の戦場で、少年と少女は出会う。史上最年少で帝国の最高戦力となった剣士―イスカ。皇庁最強とうたわれる氷の魔女姫―アリスリーゼ。「わたしを捕えられれば、キミの夢も叶うかもしれないわ」「そっちこそ僕を倒せばいい。君の世界統一の前進になる」宿敵として殺し合う二人。しかし、少年は少女の美しさと高潔さに心奪われ、少女は少年の強さと生き方に惹かれていく。共に歩むことは許されず、互いを倒す以外に道はなくとも―。敵対する少年少女が世界を革新するヒロイックファンタジー!

敵国同士なんだけど、妙に気が合って、中立国で何度も顔合わせちゃうし、、ってな感じで、まあ読む限り向かうべき未来はある程度決まっていて、そこまでどうゆう道筋を辿るのか楽しみです。個人的には隊長のミスミス・クラスが好き。

47.ライアー・ライアー

学生同士がランクを決める決闘を繰り広げる学園島。俺、篠原緋呂斗は国内最難関の学園島編入試験で歴代トップの成績を叩き出し、昨年度の絶対王者・彩園寺更紗を転校初日で陥落させ、学園島史上最速で頂点に君臨する“7つ星”に成り上がった。―ああ、もちろん、そんなのは全部嘘だ。大事をやらかした俺が学園島で目的を果たすためには、嘘でもトップに君臨し続けなきゃいけない。そのためなら俺を主人として補佐する美少女メイド姫路のイカサマも、実は偽お嬢様だった彩園寺との共犯関係も何でも使ってやる。では、世界を制する嘘を始めよう。

特徴としてゲームに干渉する「アビリティ」っていうのがあって、強い奴らは当然、強いアビリティを使ってくる。けれど主人公は弱いアビリティしか使えず、それを嘘やイカサマで乗り越えてくという。

48.『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで

男だと思っていたゲーム友達が、実は白い髪がコンプレックスの内気な女の子だった!?
引っ込み思案な少女と織りなす、もどかし青春ラブコメディ!

シンプルに素晴らしいラブコメ。主人公とヒロインの初々しさよ。主人公の優真とゆいは初めはオンラインゲーム上で意気投合。高校進学を機にリアルでも会うことになって、、という。

あらすじにもある白い髪がコンプレックスなゆいに対して、誠実に対応しつつもゆいの無意識な可愛さに翻弄される感じがたまらん。最高でした。

49.好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる

「恋人同士、ですか?よく解りませんが、それでよければ」僕の彼女、帆影歩は少し変わっている。無口で無表情が基本な上に「人=哺乳類=おっぱい大好き」と、平然とトンデモ理論を語ってくる。さらに僕の足の甲を愛撫してきたり、入浴中の裸の画像を送ってきたり―って帆影?当初は清純派文学少女だったよね!?おかげでなぜか妹の映が心配?してきて、言葉責めにあうようになったのですが!?(妹よ、お前は何なんだ)そんな帆影も“普通彼女”を目指してはいるらしく、参考にしているのは…ら、ラノベらしい?(なんか期待しちゃう)彼女と妹と僕。ラノベを通じた不思議な三角ラブコメ開幕!!

ヒロインがいい感じにおかしいというか、ズレてる系のラブコメなのだけど、新巻くんも中々にやべーよな。そんな不思議系彼女 帆影歩を丸っと受け止めちまうんだから。

そして、そして妹も映ちゃんも、これまた強烈で面白すぎる!

50.公務員、中田忍の悪徳

未知との遭遇ーー地方公務員×異世界エルフ。

区役所福祉生活課支援第一係長、中田忍(32歳独身)。トレードマークは仏頂面、責任感が強く冷酷で誠実、他人に厳しいが、自分自身にはもっと厳しい男である。無感動、無愛想、無慈悲の三拍子揃った生き様は、他の職員に“魔王” “爬虫類” “機械生命体“などと評され陰口を叩かれているが、忍はどこ吹く風であった。

ある日の深夜。
仕事から帰宅した忍は、リビングに横たわるエルフの少女を発見した。濡れタオルで鼻と口を押さえつつ、知恵の歯車を回し始める忍。仕方あるまい。忍は、地球の危機を悟ったのだ。

異世界からの来訪者と遭遇した際、まず警戒すべきは“異世界の常在菌”である。仮に異世界エルフの常在菌が、人類絶滅系の毒素を放出していた場合、焼却処理では間に合わない。ダイオキシンの如く、半端な焼却処理が土壌を侵し、その灰が風に乗り雲になり、毒の雨となって大地に降り注ぐ可能性も否めないのだ。ならばエルフを即座に、極低温で凍結し、最善で宇宙、あるいは南極、最悪でも知床岬からオホーツクの海底へ廃棄するしかない。

必死に足掻く忍の前で、エルフの両瞼がゆっくりと開きーー

第15回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞した、紛うことなき問題作。

あらすじに本作の魅力が凝縮されてて、まず

中田忍の異常性

これがまあすごいわけです。同僚に“魔王” “爬虫類” “機械生命体“などと言われてるわけなんですけど、そんな彼がエルフの少女というイレギュラーに遭遇した時にどう対処するか?

常に予想の斜め上を行く展開に注目!!

51.世界の終わりの世界録

伝説の英勇エルラインが遺した至宝『世界録(アンコール)』の在り処を世界中の国や組織が求める世界録大争奪時代―エルラインそっくりの容姿を持つ少年レンと伝説の竜姫キリシェの出会いから、伝説の再来が始まる!

伝説の英雄に容姿がそっくりなせいで学園で「偽英雄」なんて呼ばれてしまっている落ちこぼれレン。そんな彼がキリシェやフィア先輩に導かれ旅するファンタジー。

キリシェのツンデレ具合が良き。

52.覇剣の皇姫アルティーナ

剣も弓も苦手で、本ばかり読んでいる落ちこぼれ軍人のレジス。左遷された辺境で、彼は運命を変える少女と出会う。赤い髪、紅い瞳を持ち、覇者の大剣を携えた皇姫アルティーナ。落胤が故に、十四歳にもかかわらず、辺境軍の司令に任じられていたが、彼女は己の境遇を嘆くことなく、とある大望を抱いていた。「あなたを信じるわ」少女から軍師として求められたレジスは共に困難へと立ち向かっていく。覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織りなす覇道戦記ファンタジー。

主人公は軍師。ヒロインは戦士ってパターンは個人的には好みなんですが、この作品はそれの代表作。レジスの人柄を見極めてアルティーナが正体を明かす流れでグッとストーリーに引き込まれました。

軍記モノを欲しているなら間違いなくオススメ。

53.豚のレバーは加熱しろ

豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。ブヒッ!かわいい!豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白の…。「あの、心の声が聞こえていますが…」まずい!欲望がだだ漏れだ!「もしお望みでしたら、ちょっとだけなら」え、ちょっ…!?まるで獣のような俺の欲望も(ちょっぴり引き気味ながら)受け入れてくれる、純真な少女にお世話される生活。う~ん、豚でいるのも悪くないな?これはそんな俺たちのブヒブヒな大冒険…のはずだったんだが、なあジェス、なんでお前、命を狙われているんだ?第26回電撃小説大賞“金賞”受賞作!

主人公が豚に転生ってだけでもなかなかインパクトあるんですが、イェスマとは?ヒロインのジェスはなぜ王都を目指すのか?など徐々に明かされていく秘密が面白くてページをめくる手が止まらなかった。

「豚」という設定も上手く生かした場面とかもあって、そこらへんも面白いです。

54.ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

デスクワークだから超安全、公務だから超安定! 理想の職業「ギルドの受付嬢」となったアリナを待っていたのは、理想とは程遠い残業三昧の日々だった。すべてはダンジョンの攻略が滞っているせい! 限界を迎えたアリナは隠し持つ一級冒険者ライセンスと銀に輝く大槌(ウォーハンマー)を手に、自らボス討伐に向かう――そう、何を隠そう彼女こそ、行き詰ったダンジョンに現れ、単身ボスを倒していくと巷で噂される正体不明の凄腕冒険者「処刑人」なのだ……!
 でもそれは絶対にヒミツ。なぜなら受付嬢は「副業禁止」だからだ!!!! それなのに、ボス討伐の際に居合わせたギルド最強の盾役に正体がバレてしまい――??
 残業回避・定時死守、圧倒的な力で(自分の)平穏を守る最強受付嬢の痛快異世界コメディ!

 第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作!

あの手この手でテンプレからずらした作品が沢山出てるけど、ギルドの受付嬢が最強って感じのはよく見るようになってきた気がする。

その中でも本作はアリナの平凡に暮らしへの欲求の描き方がよくて、だからこそダンジョン攻略が進まずイライラしている感じが面白い。ってかジェイドてめーしつこすぎだろ!!

55.それでも異能兵器はラブコメがしたい

俺・辰巳千樫は、クラスメートの市ヶ谷すずが好きだ。ラブコメに憧れる、引っ込み思案な不思議系女子。
そんなかわいい彼女との、待ちに待ったデート当日――この関係は始まった。
突然ビルは崩れ、降り注ぐ銃弾の中で、無傷のままの少女。
「……怖がらせてごめんね。私は、異能兵器だよ」
すずを狙ったテロに巻き込まれ死んだ俺は、復興庁終末局によって生き返り、“異能兵器(カノジョ)”が願う“ラブコメのような学園生活”を演出する《お友だち係》に任命され!?

たとえ何度死んでも、世界を敵に回しても――大好きなこの子とデートする。
新世代学園アクションラブコメ、開幕!!

ラブコメがしたい作品であって、ラブコメじゃねーよなこれ。好きな女の子のために不死身の身体で死にまくるって、、

世界に5体しかいない「異能兵器」にすずはなってしまったわけだけど、普段は、引っ込み思案で内弁慶ならぬ、SNS弁慶ってのも良かった。

56.僕の愛したジークフリーデ

かつて魔術師が隆盛を誇り、その後、「反魔素材」の発明で、大きく衰退を見せた世界。残った数少ない「魔術師」である少女・オットーは、旅のさなかにある一人の剣士と出会う。
 その者、「光なき」眼帯の女性剣士。
 名を『ジークフリーデ・クリューガー』。
 両目とも見えぬはずが、一瞬で野盗の群れをなぎ倒すその力に、「新種の魔術」の片鱗を見たオットーは、その力を研究したいという一心で彼女を追う。それが、身も心も《沼》に落とすことになると知らずに……。
 混乱の時代に出会った少女二人の、数奇な運命を描く。

百合。ダークファンタジー。
暴君となってしまった女王ロザリンデと騎士だったが反逆者として追われる身となったジークフリーデ。そして、そんな二人の愛憎劇に巻き込まれるボクっ娘魔術師オットー。昼ドラよりもドロドロした展開も魅力ですが、なぜロザリンデは変わったしまったのか?など謎の部分も魅力的でした。

57.俺がピエロでなにが悪い!

「――イッツ、ショータイム!」
学校ではボッチキャラな俺だが、実はもう一つの顔を持っていた。
ストリートパフォーマーという将来の夢のため、ホスピタル・クラウン――病院を訪問して芸を披露するボランティアをしているのだ。
そして、俺は茉莉という入院中の少女をなんとか笑わせたいのだが、どうしても彼女は笑ってくれない。
今日もダメだったか……とうなだれる俺の前に、クラスメイトのギャル・市川愛莉が現れた。
「ウケるー! マジでピエロだし! ほんとにいたんだー!」
あぶねえ。ピエロ姿でバレなかったが、どうして市川が病院に……?
ボッチなピエロとビッチ(?)なギャルの学園ラブコメ、開幕!

まあ、シンプルに主人公のキャラが気持ちいいっすよね。自身も同様に助けられた経験からストリートパフォーマーを目指しつつ、子供を笑わせるため病院でホスピタル・クラウンをするという。
そして、クラスメイトのギャル・市川愛莉との出会い。なんとか笑わせたい茉莉という入院中の少女。
最高の青春ラノベでした。

58.浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。

浅草の街に生きるあやかしのため、「最強の鬼嫁」が駆け回る――!

浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。
人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には、秘密があった。
それは、真紀が前世の記憶を持っていること。
そして、その前世は人間ではなく、平安時代にその名を轟かせた鬼の姫――”茨木童子”だということ。
前世で「夫」だった”酒呑童子”の生まれ変わりである同級生・天酒馨を引き連れ、ブラックバイトに苦しむ手鞠河童や老舗そば屋を営む豆狸の一家など、悩めるあやかしたちのために「最強の鬼嫁」は今日も浅草の街を駆け回る!

こうゆう雰囲気いいよなー。
日常活劇&夫婦ラブコメで、2人のキャラも、実は甘えん坊な妻と寂しがり屋でヤキモチ焼きな夫という感じで、そんな2人のやりとりを見ていて楽しい。

そこそこシリーズ続いていて追いきれてないから早めに追いつきたい。

59.恋は双子で割り切れない

我が家が神宮寺家の隣に引っ越してきたのは僕が六歳の頃。それから高校一年の現在に至るまで両家両親共々仲が良く、そこの双子姉妹とは家族同然で一緒に育った親友だった。
 見た目ボーイッシュで中身乙女な姉・琉実と、外面カワイイ本性地雷なサブカルオタの妹・那織。そして性格対照の美人姉妹に挟まれてまんざらでもない、僕こと白崎純。いつからか芽生えた恋心を抱えてはいても、特定の関係を持つでもなく交流は続いていたのだけれど――。
「わたしと付き合ってみない? お試しみたいな感じでどう?」
 ――琉実が発したこの一言が、やがて僕達を妙な三角関係へと導いていく。
 初恋こじらせ系双子ラブコメ開幕!

物語開始時点で、結構ややこしいことになってる三人でして、それぞれの視点でストーリーも語られるのでかなり物語として濃密。

個人的には未練タラタラな姉を応援したいのだが、サブカル好きな妹も素晴らしいキャラしてて、いやー割り切ることはできんな。

60.飛べない蝶と空の鯱

約束だ。一緒に飛ぼう。空の最果てまで――

霧の上に島が浮かび、島々を行き交う交通手段は「空を飛ぶ」ことだけ――。
 「霧妖」という魔物が棲む霧の海の上を飛び、命がけで人々の「想い」を運ぶ「武装郵便屋」の少年・ウィルと、その相棒(バディ)の不思議な少女・ジェシカの物語。
 飛ぶのがヘタで風を読めないウィルと、過去の事件がきっかけで空が怖くなったジェシカ。それでも空に憧れ、飛ぶことにこだわる二人は、この世界の人々の唯一の情報伝達手段である、「封書」と呼ばれる記憶を封じ込めることができる手紙を運ぶ「郵便屋」を開業する。
 ある日、二人に<夜姫>と呼ばれる少女から「届けて欲しい」と封書が持ち込まれる。しかし、厄介なトラブルメーカーである彼女の依頼が、まともな荷物なはずがなく……。
 「影執事マルク」シリーズで人気、実力ともに評価される手島史詞が紡ぐ、最高に爽快な「空飛び」冒険ファンタジー。

とにかくウィルとジェシカ2人のコンビが素晴らしい。最初はお互いの欠点を補う”だけ”だったけど、話が進むにつれてお互いが得意なことに専念できるようになってよさを引き出せるようになった。ここら辺の描き方が良かったです。

61.六花の勇者

闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで―。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動。

いや、まじファンタジーとミステリー両方の要素を味わえる夢のような作品だわ。あらすじの通り、勇者は6人のはずなんだけど、7人いて確実に1人はダウト。人狼のような展開で、さらに結界があることで外からの介入がないミステリでいう密室モノみたいになってる。ちなみに色々予想しながら読んだのですが全く当たりませんでした。

62.祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る

世界を滅ぼす邪神の眷属への対抗手段である“遺物”。
それを扱う才能を持たぬ【亜人】を純血人類たる【貴族】が従属させ、確固たる身分制度が敷かれた時代。
そんな千年後の世界に蘇った英雄・セロトは、人類の衰退ぶりに愕然としつつも、とある問題の解決のため、貴族の身分を得て、全ての叡智が眠るという【学院】に通い始める。
しかし、入学時の検査で遺物適正が最低ランクと判明。
劣等貴族と侮られることになるが、実技で実力の片鱗を見せていき……?
これは悪夢のような世界と、苦痛に満ちた虚構、そして闇を裂く微かな希望についての物語。
『幻想再帰のアリュージョニスト』の著者が贈る純血のハイ・ファンタジー。

聖女、天使、エルフ。各ヒロインと各主人公との関係性がこの作品の見どころなんだけど、それ以外も情報量多くて濃密。物語について行くのに必死でした。

63.古き掟の魔法騎士

「“騎士は真実のみを語る”」「“その心に勇気を灯し”」「“その剣は弱きを護り”」「“その力は善を支え”」「“その怒りは―悪を滅ぼす”」―伝説時代最強の騎士と謳われると同時に『野蛮人』の異名を持つシド=ブリーツェ。キャルバニアの若き“王子”の手によって復活を遂げた男は、魔法騎士学校の教官として赴任する。創設者の騎士の理念が受け継がれた四つの教室、彼が配属されたのは奇しくも自身の名を冠する落ちこぼれの学級で…「お前達さ、騎士として恥ずかしくないのか?―まずは剣を捨てろ」最強の騎士は野蛮人―。新“教官”シリーズ開幕!

なるほど、なるほどキャルバニアの若き“王子”ね。そんな王子が伝説の最強騎士と王位を目指すわけなんだけど、ザ王道な感じで凄くいいです。ヒロインたちも可愛い。

64.六畳間の侵略者!?

高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋《ころな荘一○六号室》は……狙われていた! 意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる! 健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります!

幽霊少女に魔法少女、地底人、宇宙人皇女などなどが部屋を巡ってバトル!という話なんだけど、基本ハーレムラブコメ。もう30巻以上出てて、息の長い作品になってきました。

65.カノジョの妹とキスをした。⁠

カノジョの生き別れの妹がトツゼン自分の義妹に!?

俺が人生で初めての恋人・晴香と、交際一ヵ月にしてやっと手を繋げた日、親が再婚し晴香そっくりな義妹が出来た。名前は時雨。似てるのも当然。時雨は家庭事情で晴香と離ればなれになった双子の妹だったのだ。

「情けない声。ホント可愛いなぁ、おにーさん」
「いけない彼氏さんですね。彼女と手を繋いでいる時に双子の妹のことを考えるだなんて」
「顔も体も彼女と同じ妹にドキドキしちゃうのは仕方ない。おにーさんは悪くない。悪くないんですよ」

淡い初恋に忍び込む甘い猛毒(あいじょう)。
奥手な恋人にはとても教えられない、小悪魔で甘えん坊な義妹との甘々“不”純愛ラブコメ――開幕!

まあ、とりあえずあれです。
ありきたりなライトノベルのラブコメかよ、、って思って読むと衝撃受けます。俺的2020年ベストライトノベル賞 ラブコメ部門受賞

66.ハイスクールD×D

高2の俺、兵藤一誠。ついに彼女が出来ました! ……と思いきや、なぜか突然彼女に殺されてしまった。そんな俺を救ってくれた学校一の美女・リアス先輩。先輩は俺に、彼女の下僕悪魔として仕えることを要求してきて!? 勢いと煩悩のみで贈る、学園ラブコメバトルファンタジー開幕!

おっぱいドラゴン!!我らの青春!!
個人的には朱乃先輩がお気に入り。

67.異能バトルは日常系のなかで

神級異能の無駄遣いって、超かっけー! 異能に覚醒めた俺たちは、全力でこの日々を遊ぶ――。だがそれだけじゃない新・異能バトル、始まる!!

俺を含めた文芸部の五人は半年前、とてつもない能力に目覚めた。そして壮大なる学園異能バトルの世界へ足を踏み入れ――なかった!? 「なんも起きねえのかよ!」 異能に覚醒してみたものの、日常は完全無欠に平和だ。世界を滅ぼす秘密機関などない! 異能戦争もない! 勇者も魔王もいやしないっ! だから俺たちはこの超級異能を、「黒炎の龍にヒゲ生やせたーっ!!」 気軽に無駄遣いすることに決めた。

安藤の厨二感全開なところと、一歩間違えると大変なことになるメタ的発言が素晴らしい。

68.バレットコード:ファイアウォール

これは、VRではなく本物の戦争である。死んだらそこで――人生は終わる。

『プロジェクト・ファイアウォール』。
それは戦争の悲劇を防ぐため、青少年に課されることになった『VRによる戦争体験学習』。単なる「ごっこ遊び」の域を出なかったはずのその実習は、ある日唐突に混沌のプログラムと化した。
予定されていない兵士――否、人ですらない「謎の敵」の急襲、そして迫り来る「現実での死」の危険……。
高校のクラスメイトとともに、この異常事態に巻き込まれた少年・古橋優馬は、世界4位の成績を持つ兵士で、『フロストバイター』の異名を持つ少女・雨宮千歳が率いるチームに助けられる。
衝突や悲劇を乗り越え、プロジェクトの真相に迫っていく彼らが最後に見るものとは――!?

過酷なサバイバル下での緊張感とそんな中落ちてしまった恋による癒しの落差が良かった。

『VRによる戦争体験学習』がいつの間にか、VR世界での死=現実での死になってしまったという設定も斬新で良かったな、と。

69.あなたのことならなんでも知ってる私が彼女になるべきだよね

「好きな男の子の心拍に合わせてスマホが震えるの最高」全国模試1位、高校生ながらその腕で荒稼ぎしている凄腕プログラマー。けど人間嫌いで誰とも喋らない久城紅は、隣の席の宮代空也が大好きだった。初めての感情に戸惑う紅は、その高い技術で空也の情報を集めることが趣味になっていた。集めた情報をもとに十日に一回、空也に話しかけるせつない日々。しかし空也は“人の感情が色で見える”という特殊能力の持ち主で、紅のひそかな好意に気づいており―!気持ちが言えないハイスペ女子×恋に不信な特殊能力男子のすれ違いラブコメ!

やはりヤンデレヒロイン作品も1つぐらいは入れときたいということで、これ。

中々見事なヤンデレっぷりです。

70.バカとテストと召喚獣

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?第8回えんため大賞編集部特別賞受賞作。

ラブコメの中のコメディーの要素としては、本作が自分の中でずば抜けて面白い。明久のバカさ具合ね(笑)

個人的には秀吉のせいで損な役回りになってしまうことが多い優子推し。

71.食い詰め傭兵の幻想奇譚

世話になっていた傭兵団が壊滅した。生き残ったロレンは命からがら逃げ出した先の街で生計を立てるため、冒険者になるという道を選択する。だが知り合いもなく、懐具合も寂しいロレンではろくな依頼も受けられそうにない。そんな途方に暮れたロレンに話しかけてきたのは、一つの冒険者パーティで―。これは、初心者冒険者に転職することになった、凄腕の元傭兵の冒険譚である。

毎話毎話、話が捻ってあって面白い。

結局、ロレンはタイトルやあらすじにもあるように金がない。って設定も結構引っ張っていてラピスの紐みたいになってるし、中々に渋い面白さがありますこの作品。ということで作者さん自身が、ちょっと色々あって作品自体連載されるのか不安なんですが、とりあえずコミックスの方も連載されてるので当分は大丈夫そう。

72.勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録

勇者刑とは、もっとも重大な刑罰である。
大罪を犯し勇者刑に処された者は、勇者としての罰を与えられる。
罰とは、突如として魔王軍を発生させる魔王現象の最前線で、魔物に殺されようとも蘇生され戦い続けなければならないというもの。
数百年戦いを止めぬ狂戦士、史上最悪のコソ泥、詐欺師の政治犯、自称・国王のテロリスト、成功率ゼロの暗殺者など、全員が性格破綻者で構成される懲罰勇者部隊。
彼らのリーダーであり、《女神殺し》の罪で自身も勇者刑に処された元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツは、戦の最中に今まで存在を隠されていた《剣の女神》テオリッタと出会い――。
「力を貸してくれ、これから俺たちは魔王を倒す」
「その意気です。勝利の暁には頭をなでてくださいね」
二人が契約を交わすとき、絶望に覆われた世界を変える儚くも熾烈な英雄の物語が幕を開ける。

作者のロケット商会さんは、カクヨムで勇者のクズという作品を書いていたり、とにかく魅力的なクズや最高にどうしようもない奴の描き方が見事。本作もザイロ始め登場人物、犯罪者ばかりでイカれ狂った作品になってます。

73.現実主義勇者の王国再建記⁠

「おお、勇者よ!」
 そんなお決まりのフレーズから異世界に召喚された相馬一也の冒険は――始まらなかった。
自らを守るためにした富国強兵の献策が国王に気に入られてしまったソーマは、なんと王位を譲られてしまう! しかも国王の娘を婚約者とされ、逃れられない状況になってしまい――。
こうしてソーマは冒険に出ることもなく、国を再建するための人材募集を始める。これから出会う人々は、果たしていかなる多種“多才”な能力を持っているのか……!?
「小説家になろう」発、かつてない革新的なファンタジーがここに開幕!

「才あらば用いる」の人材集めや、玉音放送を斬新な方法で使用するなど、主人公ソーマがあれこれと策を練って国を立て直していきます。

ヒロインも皆魅力的なんだが、個人的にはジュナさんだな。

74.薔薇のマリア

九頭竜大骨格と呼ばれる巨大竜の骨が“蓋”となり、異界生物を封じ込めている地下空間に、財宝を求め危険を顧みず潜り込む集団がいた。クランZOO。美しくも頼りないマリアローズを筆頭に今日も万全(?)の態勢でお宝GET!?…のハズだったのに!!分断の危機、思わぬ敵との遭遇と、幾度のピンチをへてメンバーが見たものは、戦慄の魔導女王が誘う“哀しき夢”だった!?優しき“侵入者”マリアと仲間たちの最高な物語、堂々開始。

孤独だったマリアが仲間を得て、成長していく物語。最初はダンジョン攻略中心だけど徐々にさまざまな冒険に繰り出していく。完結済み、外伝合わせて全27巻。1巻の発売が2004年、、発売初期には読んでないけど、長く続いたシリーズでした。

75.影の実力者になりたくて

普段はモブとして力を隠しつつ、陰ながら物語に介入して実力を見せつける『陰の実力者』に憧れる少年・シド。異世界に転生した彼は念願の『陰の実力者』設定を楽しむため、妄想で作り上げた『闇の教団』を蹂躙すべく暗躍していたところ、どうやら本当に、その教団が実在していて…?ノリで配下にした少女たちに『勘違い』され、シドは本人の知らぬところで真の『陰の実力者』になり、そして彼ら『シャドウガーデン』は、世界の闇を滅ぼしていく―!!

シンプルに面白い。いわゆる勘違いモノなんだけど、一つ一つが想像の上を言ってるから面白いしページをめくる手が止まらない。

例えば主人公のシド。とにかく、いかに影の実力者として暗躍するか?を全力で考え追求してるんだけど、核で蒸発をしないためにはこちらも核になればよい的な発想には笑った。中二病全開。俺たちが大人になるにつれて失ってしまうモノをずっと持ってる気がした。

76.デート・ア・ライブ

「――君、は……」「……名か。そんなものは、ない」四月一〇日。五河士道は精霊と呼ばれる少女と出会った。世界から否定される少女。だけど自分だけは少女を肯定したいと願った。新世代ボーイ・ミーツ・ガール!!

謎の精霊と呼ばれる美少女たちとデートしてデレさせろ。っていう、最初読んだときはとんでも設定だと思ったけど、これが見事に面白い。

アニメ化もされてます。個人的にはやっぱトウカが最高なんだよな。

77.文句の付けようがないラブコメ

“千年を生きる神”神鳴沢セカイは、銀髪赤眼の美少女。世間知らずで尊大で、見た目は幼いのに酒と葉巻をたしなみ、一日中お屋敷で本を読んで過ごしている。彼女の“生贄”として捧げられた高校生・桐島ユウキ。『生贄になる代わりに何でも言うことを聞いてやろう』と言われた彼はこう願い出た―「神鳴沢セカイさん。俺と結婚してください」。そして始まるふたりの生活だが―穏やかで他愛のない日々は、やがて世界が抱える恐るべき秘密によって狂い始めていく。どこまでも純粋な愛の喜劇。決して果てることのない物語がここに始まる!

ほんと紹介泣かせな作品。これで察してくれ。

78.モンスター娘のお医者さん

いろんな“モン娘”大集合! 医師グレンは魔族と人間が共存する街「リンド・ヴルム」で助手であるラミア族のサーフェとともに診療所を営んでいる。 モンスター娘たちから連日さまざまな診察依頼が舞いこみ、その評判は上々だ。 あるときは闘技場のケンタウロスの不調を見抜いて求婚されたり、またあるときはマーメイドのエラに手を突っ込んで触診したり、フレッシュゴーレムの体のキワドイ部分を縫合したり…。グレンとしてはただただ真剣に治療にあたっているだけである。 そんな日常の中に、突如としてハーピーの卵を狙う賊が現れて…? モンスター娘をこの上なく愛する小説家と絵師が満を持して放つ“モン娘”診察奮闘記!!

アニメ鑑賞から原作に。あまりこうゆう系の作品は見てこなかったんですが面白かった。グレン医師のいい意味でのキャラの薄さというか、シンプルに医者としてやるべきことを全うしていて、その結果周りを惹きつけたり、それを見てサーフェが嫉妬したりっていう。ベタだけど凄くいい。

79.歴史に残る悪女になるぞ

悪役令嬢にずっとなりたいと思っていたが、まさか本当になってしまうとは…。現実に直面すればするほど強くなる悪女になる夢を持った少女のお話。

悪役令嬢モノの定番と言えば、前世の記憶を思い出して

「なんで、あのゲームの悪役令嬢キャラに生まれ変わってんのーー!!」

みたいな展開から始まるけど、この主人公は前世で悪役令嬢に憧れていたっていう、テンプレと逆を行く作品。
そんで、世界一の悪女を目指して鬼のように努力したり、フラグ回避ではなく、むしろ突っ込んで行くんだが、主人公のズレた悪役令嬢観によって、ただの良い奴になってしまったり、色々と読んでいて楽しい作品でした。

80.空ろの箱と零のマリア

3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。そのあまりの美少女ぶりに息を呑む教室の中で、彼女は教壇に立ち、無愛想にただ自分の名前だけを告げた。教室全体が次の言葉を待っていた、その時――。 「星野一輝」 ――呼んだのは、何故か僕の名前。 「私はお前を壊すために、ここにいる」 そして、突然の宣戦布告。 ただ超然と、毅然として言い放ち、静かに微笑む彼女の真意は……!? 「神栖麗奈シリーズ」の御影瑛路が贈る!!

ループものが好きなんですけど、個人的にはその中でもトップクラスに面白い作品。
ミステリ要素だけでなくバトル要素もあって色々楽しめるのが良かった。

81.この素晴らしい世界に爆焔を!

―カズマと駄女神様が異世界に転生する1年前。紅魔の里に暮らす“紅魔族随一の天才魔法使い”めぐみんは里の禁忌である“爆裂魔法”習得のため、修行に学校生活にと慌ただしい日々を送っていた。妹のこめっこが見慣れない黒猫を捕獲してきたそんなある日、里の外れの“邪神の墓”の封印が解かれてしまい!?「小説家になろう」発、最笑の異世界コメディ「この素晴らしい世界に祝福を!」からめぐみん視点で綴るスピンオフが登場!

この素晴らしい世界に祝福を!のスピンオフでめぐみん視点でのお話。時系列的に祝福を!より前や合間の出来事が描かれてて、本編が好きな人には堪らない内容になってます。

めぐみん視点なだけあって、ゆんゆんもそうだし、他にも本編ではあまり出番のないキャラや未登場なキャラも出てきます。

82.東京レイヴンズ

『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』それは遠い昔の約束。彼がまだ“将来”の意味を知る前の―。霊的災害“霊災”が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。陰陽師の名門に生まれながら、才能はからっきし。この16年の人生で、死にかけた回数12回。そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前に訪れる。「久しぶりです―春虎君」土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。彼女との再会が、春虎をかつて見た“将来”へ―波乱に充ちた“未来”へと導き始める!闇に舞う鴉たちの、時を超える陰×陽ファンタジー。

そういえばラノベで陰陽師系の作品ってあんまり読んだことなかったよなーと思った中で、唯一思いつく作品。ちなみにアニメから入った勢。

北斗ってそうゆうことだったなとか、夏目の男装や京子が色々勘違いしてたりして可愛かったりなどなど面白いんすよね。

83.ロクでなし魔術講師と禁忌教典

アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは、自習→居眠りの常習犯。まともに教壇に立ったと思いきや、黒板に教科書を釘で打ち付けたりと、生徒もあきれるロクでなし。そんなグレンに本気でキレた生徒、“教師泣かせ”のシスティーナ=フィーベルから決闘を申し込まれるも―結果は大差でグレンが敗北という残念な幕切れで…。しかし、学院を襲う未曾有のテロ事件に生徒たちが巻き込まれた時、「俺の生徒に手ぇ出してんじゃねえよ」グレンの本領が発揮される!第26回ファンタジア大賞“大賞”受賞の超破天荒新世代学園アクションファンタジー!

話の流れが、、とか文章が微妙、、とかネット上でも俺の周りでも言われてるの聞いたことあるんだが結構好きなんだよな、個人的には。

教師が主人公なんだけど、怠惰でダメ人間。けどやる時はやる奴。ダブルヒロインでツンデレなシスティーナと優しいルミア。他含めて登場人物みんな魅力的。

展開も王道。胸熱。素晴らしい学園ファンタジーです。

84.学戦都市アスタリスク

水上学園都市“六花”。通称アスタリスクと呼ばれるこの都市は、学生たちが覇を競う世界最大のバトルエンターテイメント《星武祭》の舞台として名を馳せている。星導館学園の生徒会長クローディアの誘いを受けて六花を訪れた綾斗は、転校早々《華焔の魔女》ユリスの怒りを買ってしまい――?最高峰の学園バトルエンタメ!

綾斗とユリスを始めとするヒロインたちとのイチャイチャも良いんだが、それ以上にバトルシーンが魅力。

85.信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略

ゲーム中毒者(ジャンキー)の高校生・高月マコトは、合宿帰りの遭難事故でクラスメイトと共に異世界へ転移してしまう。異世界の神々から転移した全員にチート能力が付与された――はずが、なぜかマコトだけ平凡以下の“魔法使い見習い”で!? そんな最弱のマコトの夢に信者ゼロのマイナー女神ノアが現れる。必死の勧誘を受けて、一人目の信者になると決めたマコト。早速下された神託は――人類未到達ダンジョンに囚われたノアの救出!? 超高難度の神命にゲーマーの血が騒ぐマコトは、ノアの加護と神器を手に常識破りの方法で最強への道を歩み出す――。クラスメイト最弱がマイナー女神と最強へ至る異世界攻略ファンタジー、開幕!

なろう系でよくある最弱だと思ったら、実は最強でしたってわけでもなく、主人公が工夫しながら戦うのがいい。ユニークスキルとかの概念もあって読んでて楽しい。

86.隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

藤宮周の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。家族の繋がりに飢え、次第に心を開いて甘えるようになる真昼と、彼女からの好意に自信を持ちきれない周。素直でないながらも二人は少しずつ距離を縮めていく…「小説家になろう」で絶大な支持を集める、素っ気なくも可愛い隣人との甘く焦れったい恋の物語。

周と真昼の距離が徐々に縮まっていく感じが良い。読んでいてニヤニヤが止まりませんでした。

87.ガンゲイル・オンライン

身長183cmの女子大生・小比類巻香蓮。長身コンプレックスが災いし“現実世界”では人付き合いが苦手な彼女を変えたのはVRMMO“GGO”だった―。身長150cmにも満たない理想の“チビ”アバターを手にした香蓮は、全身ピンクの戦闘服を身に纏い、プレイヤー“レン”となってGGO世界を駆け回る!そんなレンの前に現れた美人プレイヤー“ピトフーイ”。GGO内ではレアな女性同士、意気投合するのだが―ある日レンは、最強ガンナー決定戦“BoB”のチームバトルロイヤル版“スクワッド・ジャム”への参戦をピトフーイから打診され…。時雨沢恵一&黒星紅白による、もう一つの『ソードアート・オンライン』が登場!

SAOももちろん良いがこっちも好き。
長身長がコンプレックスな主人公がゲームでは小さなキャラとして銃をぶっ放す。激しいガンアクションが爽快でした。

88.機巧少女は傷つかない

機巧魔術――それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。その最高学府である英国ヴァルプルギス王立機巧学院では、人形使いのトップ「魔王」を決める戦い、通称「夜会」が開催される。そして今、二つの影が学院の門をくぐった。日本からの留学生・雷真と、そのパートナーたる少女型人形の夜々である。「夜会」参加資格を得るため、雷真は参加予定者との決闘によりその資格を奪おうとする。標的は次期魔王有力候補で、暴竜の異名をもつ美少女・シャル! しかし雷真が彼女に挑んだところ、思わぬ邪魔が入り……? シンフォニック学園バトルアクション!

雷真と夜々のコンビ、バトルシーンが見どころの1つなんだが、それ以上に雷真かっけぇ。

ほんと主人公って感じだし、ヒロインはじめ女性の扱い上手くて、さらに嫌味感がない。そこら辺のキャラの描き方が上手い作品だと思います。

89.とある飛空士シリーズ

美姫を守って単機敵中翔波、一万二千キロ!大空に命を散らす覚悟の若き「飛空士」。ある日彼に与えられた使命は「姫を敵機から守り、無事祖国にお連れすること」。襲いかかる敵機の群れ! 複座式の小さな偵察機に乗ったふたりは、逃げ延びることができるのか?

あまりにも1巻の「追憶」が良すぎたせいで、批判が多いのですが「恋歌」が一番好きなんですよね。

90.武装メイドに魔法は要らない

元・民兵の仲村マリナは転生した異世界で、公女エリザベートのメイドとなる。命を狙われるエリザを護るため、魔法の力で現代兵器を召喚する能力を得たマリナ。強大な魔法に武装メイドは銃火をもって立ち向かう!

最強メイドが無双する物語と思いきや、そうゆうわけでもなく敵も結構強め。
こちらは現代武器で対応するという。ミリタリーVSファンタジーな感じで、その発想はなかった。
2021年発売の作品の中で、一番「おおっ!!」と設定に驚かされた作品。

91.僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない

生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音は真実しか解らない。
どんな事件の犯人でもまるで神様の啓示を受けたかのように解ってしまう彼女は、無意識下で推理を行うため、真実に至ることができた論理が解らないのだった。
伊呂波透矢は凛音を教室に復帰させるため、「彼女の推理」を推理する!

『継母の連れ子が元カノだった』の紙城境介が紡ぐ新たなる勝負作!

なるほど!まず答えが提示されて、そこから逆算で推理していく。面白い!

良かったのは、答えを提示する凛音側も一緒になって推理に取り組むところ。自分がどのように推理してその結論に至ったのか、全く分からないので上から目線な感じではないのがすごい良いです。

92.灰と幻想のグリムガル

おれたち、なんでこんなことやってるんだ……?
ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そして地下から出た先に待ち受けていた「まるでゲームのような」世界。
生きるため、ハルヒロは同じ境遇の仲間たちとパーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとしてこの世界「グリムガル」への一歩を踏み出していく。その先に、何が待つのかも知らないまま……
これは、灰の中から生まれる冒険譚。

アニメからの入り。くっそ絶望的で、命の危険と常に隣り合わせな状況が、他の異世界作品と一線を画していた。途中で起こる例のシーン、あれを読んだときの絶望は今でも覚えている。

93.聖女ヴィクトリアの考察

王宮の謎を聖女が解き明かす!大注目の謎解きファンタジー。

霊が視える少女ヴィクトリアは、平和を司る〈アウレスタ神殿〉の聖女のひとり。しかし能力を疑われ、追放を言い渡される。そんな彼女の前に現れたのは、辺境の騎士アドラス。「俺が“皇子ではない”ことを君の力で証明してほしい」この奇妙な依頼から、ヴィクトリアはアドラスと共に彼の故郷へ向かい、出生の秘密を調べ始めるが、それは陰謀の絡む帝位継承争いの幕開けだった。皇帝妃が遺した手紙、20年前に殺された皇子――王宮の謎を聖女が解き明かすファンタジー!

圧倒的武力で無双するアドラスと深い洞察力に長けるヴィクトリアのコンビが素晴らしい!

アドラスの出生の秘密とは?そしてさらに待ち受けるであろう戦いの予感と言った感じでページをめくる手が止まりませんでした。

94.魔王2099

第33回ファンタジア大賞――異次元の《大賞》受賞作!

統合暦2099年――新宿市。究極の発展を遂げた未来都市に、伝説の魔王・ベルトールは再臨した。巨大都市国家の輝かしい繁栄と……その裏に隠された凄惨な“闇”。新たな世界を支配すべく、魔王は未来を躍動する!

すげぇ世界観。魔王とサイバーパンクか。
そしてまさかのゲーム実況とは、、
1巻発売が2021年なので、今後に期待な作品。

95.明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。

生まれつきの恐い顔のせいで、学校で浮きまくっている坂本秋月。ある夜、見ず知らずの美少女の事故現場に遭遇し、謎の人物から究極の選択を迫られる……。 『お前の寿命の半分で、彼女の命を救ってやろうか?』 秋月は寿命と引き換えに少女“夢前光”を救った、はずだったのだが……なぜか彼の体は1日おきに光の人格に乗っ取られてしまうという展開に! 始まってしまった二心同体の交換日記ライフ。イタズラ好きな光の人格は、トンデモな事態や人々を引き寄せ、秋月の低空飛行人生を一変させていく! しかし、光の過去を知る超絶イケメン君の登場によって、風雲急を告げる大事件へと────。 交換日記の中でしか触れ合うことのできない 「ぼっちな俺」 と 「残念な彼女」 の、人格乗っ取られ型青春ストーリー!

一日おきに身体が入れ替わる作品はあるけど、ある一方の視点でしか描かないっていうのは、ありそうであまりなくて、、最初読んだときは「なるほど!」と思わず声に出してしまった。

96.落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)

魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い“魔導騎士”。その学園に通う黒鉄一輝は魔法の才能がなく落ちこぼれた“落第騎士”だ。だがある日、異国の皇女にして“A級騎士”のステラから『敗者は一生服従』という決闘を一方的に挑まれ―勝ってしまう!一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だったのだ!「なんでもいうことをきかせればいいじゃない!えっち!」悔しがりながらも一輝に惹かれ始めるステラ。そして騎士の頂点を争う戦いの中、かつての“落第騎士”は“無冠の剣王”としてすべての騎士からも注目され始める!最底辺から並み居る強敵をなぎ倒して駆け上がる学園ソードアクション開幕!!

ま、王道というか、これぞラノベって作品ですね。赤髪ヒロイン最高!!その中でも初っ端からいきなり主人公とヒロインの決闘で、結果ヒロインを下僕にするのは中々な展開でした。

97.嘘と詐欺と異能学園

国中から集まったエリート異能力者が日々熾烈な競争を繰り広げるハイベルク国立特異能力者養成学校。
無能力者なのにもかかわらず入学試験を突破した天才詐欺師のジンは、〈災禍の女王〉と恐れられる少女・ニーナと出会う。実は彼女も、天才的な演技で周囲を騙し続けてきた無能力者だった。
お互いの秘密を共有した二人は、学園の頂点を目指すため共犯関係を結び、エリート異能力者たちを策略にハメていく――。
「俺とあんたが組めば、世界すら騙し通せる」
最強の嘘吐きたちがあなたを魅了する、究極の“騙し合い”エンターテインメント。

面白い!

若干強引な部分ありながらも、ほんとに嘘一本、無能力で異世界学園ファンタジーを描き切ってます。

98.虚ろなるレガリア

その日、東京上空に現れた巨大な龍が、日本という国家の崩壊の始まりだった。
 魍獣と呼ばれる怪物たちの出現と、世界各地で巻き起こった“大殺戮”によって日本人は死に絶え、日本全土は各国の軍隊と犯罪組織に占領された無法地帯と化してしまう。
 ヤヒロは数少ない日本人の生き残り。龍の血を浴びたことで不死の肉体を手に入れた彼は、無人の廃墟となった東京から美術品を運び出す“回収屋”として孤独な日々を過ごしている。
 そんなヤヒロを訪ねてきたのは美術商を名乗る双子の少女ジュリとロゼ。二人がヤヒロに依頼したのは、魍獣を従える能力を持つという謎の存在“クシナダ”の回収だった。
 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、堂々開幕!

作者さん曰く「スタイリッシュでダークなアクション作品」。ストブラと同じ作者さんで伝奇要素を含んでいたり、ボーイミーツガール的なラブコメ要素も存分に入っています。
個人的にはヒロインの侭奈彩葉が魅力的でした。

99.無限のリンケージ

宇宙時代の危険な決闘競技BTRを舞台に、ロバートは天才少女のサクヤとともに駆け抜けてゆく!

「ロバートさんは――無敵です」自らの立てた戦術を理解し、完璧に体現するロバートの姿を見て、メカニックの少女サクヤはつぶやく。宇宙時代の決闘競技BattleofTripleRing。特殊な力場を武器に戦うこのプロスポーツは、その刺激と危険性ゆえに、高い報酬が約束される人気競技でもあった。ロバートに密かに憧れるサクヤだが、当のロバートはどこかとらえどころがなく、二人の距離はなかなか縮まらない。そんな中、ロバートのトップリーグへの昇格を懸けた重要な一戦が近づいて……!? 第1回GA文庫大賞・奨励賞受賞作!

Battle of Triple Ring。通称BTR。

主人公というか、主な視点はロバートではなく、サクヤで進行していく。技術者の立場から描かれて珍しい作品。

100.ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒

脳の縫い糸〈ユア・フォルマ〉――ウイルス性脳炎の流行から人々を救った医療技術は、日常に不可欠な情報端末へと進化をとげた。
縫い糸は全てを記録する。見たもの、聴いたこと、そして感情までも。そんな記録にダイブし、重大事件解決の糸口を探るのが、電索官・エチカの仕事だ。
電索能力が釣り合わない同僚の脳を焼き切っては、病院送りにしてばかりのエチカにあてがわれた新しい相棒ハロルドは、ヒト型ロボット〈アミクス〉だった。
過去のトラウマからアミクスを嫌うエチカと、構わず距離を詰めるハロルド。稀代の凸凹バディが、世界を襲う電子犯罪に挑む!

第27回電撃大賞《大賞》受賞のバディクライムドラマ。近未来を舞台にサイバーパンクな探偵モノで、エチカとハロルドが事件解決に向けて奔走。いいコンビでした。

おわりに

以上、ラノベおすすめ作品を100作紹介してきました。

ちょっと傾向として最近の作品が多くなってしまったなーと反省してます。

今後もお勧めできる作品を発見次第、紹介していこうと思います。

以上

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