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『マンガ版 七つの魔剣が支配する 3巻』感想

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ネタバレ有りの感想です

 

 

めちゃくちゃ大きく話が動いた回でした。
特に最後、主人公の目的がチラリと見えて読んだ瞬間は鳥肌。2巻の感想の最後に、いつ主人公の目的が明らかになるやら、、みたいな事書いてたんですが、こんな早く分かるとは。

とりあえず3巻まで読んでみて思ったことは、この作品テンポがとにかく良くて、読者を飽きさせない工夫がされてるよな、と。

例えば、いくつかストーリーを同時並行で進行させつつ、新たな事実をポンポン出したり、まとめて結末をぶん投げてくるところ。

1巻、2巻までの流れをまとめると、

・カティとトロールの事件
・ナナオについて
・主人公オリバーの目的
・オリバーとアンドリューズの対立
・ハリポタみたいな学園ファンタジーお決まりの展開

の計5つが主なストーリーとしてあって、それぞれ代わる代わる進行、あるいは同時に進んできました。

それが3巻で一気にアンドリューズと和解まではいかなくとも、対立はしなくなり、さらにカティとトロール事件の黒幕、その流れでナナオの”魔剣”、しいてはタイトル回収、最後にオリバーの目的が判明ですよ。怒涛の展開で「ちょ、待てよ」ってキムタク状態。さらに良いのは、こうも濃いと胃もたれしそうにも思うんですが、この作品それがない。それは今回の主役の一人でもあったカティが、思いっきりの良い性格してたりと、良い意味で大事な部分以外はあっさりしてて、そこら辺でバランス取ってるからかなーって思いますね。

とりあえず、こっからはオリバーの復讐の話になっていくんですかね?次巻も楽しみです。

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