小説家になろうで読める「成り上がりモノ」で面白い作品を紹介していきます。
序盤では大体、主人公は虐げられたりひどい目に合うのですが、後にすべてをひっくり返してスカッとする展開が魅力。そんな「ざまぁ」な作品を味わってみてください。
小説家になろうで読める「成り上がりモノ」で面白い作品まとめ
1.盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。
まずは定番を紹介。なろうの成り上がりモノと言えばこれ。
他の勇者たちよりも不遇な扱いを受ける盾の勇者ということで、中々に胸糞悪い展開多めですが、そこから成り上がっていきます。
次元の亀裂から魔物が大量に湧き出す”波”から世界を守るという設定や、武器を鍛えるために供を連れて旅をしたり、きっちり「ざまぁ」な展開になるのが良いですね。
2.失格から始める成り上がり魔導師道!~呪文開発ときどき戦記~
アークス・レイセフトは、子爵家の後継の資格を失ってから数週間後、とある夢を見る。
それは一人の男の一生を追体験するという、変わった夢だ。
アークスのいる世界とはまるで違う世界の、平凡な家庭に生まれ、事故で亡くなった、そんな男の人生である。
目が覚めたアークスは、その記憶を使って、この世界の魔法を極めようと心に決める。
自分を無能と蔑(さげす)んだ両親を、見返すために。
貴族に生まれて、魔力量が少ないから蔑まれるってエブリスタの作品でよくあった設定だったよな、と。
魔法計の発明や、タイトルにあるように呪文の開発などして地道に実力をつけて成り上がっていく流れがとても良いです。この作品の作者さん、他にも「異世界魔法は遅れてる!」という作品も書いてるんですが、そちらと合わせて設定とか、色々細かい部分の描写のクオリティがめちゃくちゃ高いんだよなぁ。
3.ラピスの心臓
狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。
孤児として孤独だった主人公がアマネに拾われて徐々に頭角を表し成り上がっていく姿にグッと来るものがある。
まあ、主人公TUEEE系なんだけど、それを感じさせず、周囲との関係性も上手く描いていると思いました。
4.ウォルテニア戦記
戦乱の続く異世界に召喚されてしまった高校生・御子柴亮真。 自分を召喚したオルトメア帝国が人を召喚しては使い潰す卑劣な勢力であることを知った彼は持ち前の武術を活かし、帝国の重要人物を殺害してオルトメアを出奔する。 ある日、盗賊たちに捕えられた双子の姉妹を救った亮真は、「法術」の力を持つ彼女たちを配下に服従を誓われたことをきっかけに、覇王としての道を歩み始める――。
異世界召喚されたんだけど、胸くそ悪い奴らに召喚されてしまった、、って感じですかね。主人公が色々と理不尽な目に遭いながらも、なんとか乗り越えていく姿に読んでいて力を貰えます。
ただのバトルものってわけでなく指揮官として大胆な戦術を披露したりってのもあります。さらに内乱や軍備増強、心理的な駆け引きなどなど内政的な要素もあるのも魅力。
バトル×知略、どっちも欲しいって人におすすめですね。
5.災悪のアヴァロン
長年やっていたゲーム世界に転移し喜んだのも束の間。豚と見紛うほど太った悪役キャラ、成海颯太に転移してしまった。
美男美女だらけの学校で恋愛も楽しめるゲーム世界だというのに『ブタオ』と呼ばれ、クラスメイト達に蔑まれる学校生活。このままストーリー通りに進めば婚約者である幼馴染に捨てられ、最後は退学に追い込まれてしまう未来が待っている。
そんな悲惨な状況でも諦めない屈しない! いずれはハーレムを築き、トップ冒険者になってやる!
これは恋愛もダンジョンも無双する、とある男の物語。
ダンジョンモノでもあって、妹と共に地道にダンジョン攻略して力を付けていきます。
そして徐々に痩せていってます(笑)
学園では最底辺のクラスに所属していて、そこからどう成り上がっていくのか、また婚約者だけど冷え切ってしまっている幼馴染との関係性がどう変わっていくのかも注目ですね。
6.転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
平凡な男はアルス・ローベントという名の貴族の子に転生し、異世界を生きることになった。チートな能力はなく、異世界でも体力、知力ともに平凡だったが、鑑定スキルという、物や人の情報を測るスキルを生まれつき所持していた。
父が早死にし、アルスは領地を受け継ぐ。
そして、鑑定スキルで有能な人材を見抜き、部下にしていき、弱小だった領地を最強の領地へと変貌させていく。
ざまぁ要素はそこまでなくて、周りの人々は皆いい人ばかりです。(敵とかには悪い奴いますが)
ですが、領地として「詰んで」いて、それを主人公が鑑定スキルを駆使しつつ仲間を集めて成り上がっていきます。親子の関係性とか、家臣たちそれぞれとの関係性や絆の強さに泣かされます。
7.大ハズレだと追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する
「役立たずめ……剣聖の息子でありながら、こんな大ハズレを引こうとは!」
十五歳の〈加護の儀〉。剣聖の血筋であるエルマは、典型的なハズレクラスである重騎士を発現し、次期当主の座を奪われて追放されてしまう。重騎士は偏ったステータスに、使い所のないスキル。挙げ句に臆病で怠惰な者が得るクラスだとまでいわれていた。
だが、エルマは知っていた。この世界は彼が遊び尽くしたゲームの世界であり――重騎士こそが、最強のクラスであることを。エルマは生前の知識をフル活用し、この世界の効率的な攻略を始めるのだった。
ちょっと成り上がり感は弱いですが、あらすじの通り不遇クラスだと思ってたら実は最強ってパターンで、さくさく強くなっていくスピード感がいい。効率的なレベルアップやスキル上げもあって、読むRPG。
奪う者 奪われる者
佐藤 優(サトウ ユウ)12歳
義父に日々、虐待される毎日、ある日
借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。
死んだはずなのに気付くとそこは異世界。
これは異世界で少年が成長していく物語です。
なかなかハードな異世界転生モノ。転生先でも黒目黒髪なことから忌み嫌われ、不当な扱いを受けるのですがある日、強奪のスキルを手に入れたことで状況が一変。
奪われる側から奪う側に周り、徐々にステータスとスキルが存在する世界をたくましく生き抜き成り上がっていきます。
9.リビルドワールド
命賭けで足を踏み入れた旧世界の遺跡で、少年は全裸でたたずむ奇妙な美女と出会った。 スラム街から這い上がるためにハンターとなった少年の名はアキラ。アキラにしか見えない非現実的な美貌と、誰にも触れられない魅惑的な肉体を持つ、得体の知れない美女の名はアルファ。 アルファは真意など欠片も見せない微笑みでアキラに依頼を持ちかけて、アキラはハンターとして成り上がるためにその依頼を引き受けた。 2人の契約が成立したその時から、アキラとアルファの数奇なハンター稼業が始まった。 科学文明崩壊後再構築世界 少年ハンターと奇妙な美女の東部ハンター稼業録
主人公が謎の美女アルファと出会った事から始まる近未来SF×成り上がりモノ。ハンターとして成り上がっていく感じと主人公がいい感じに「普通」なのが良いな、と
10.黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増やしていく。そして、気が付いた時には圧倒的な力を手に入れていた。そんなケルヴィンの向かう先にあるものは……?
おわりに
ということで、小説家になろうで読める「成り上がりモノ」で面白い作品を紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
今後も、良い作品を発見したら追加していく予定です。
以上!