小説

ヤンデレの最高峰「血塗れ竜と食人姫」【感想】

Web小説感想24作品目。

久々「ヤバい」作品に出会ってしまいました。

カクヨムとなろうで読める、血塗れ竜と食人姫です。

詳しく書いていきます。

血塗れ竜と食人姫 あらすじ

とある大国。
殺し合いを見世物とする囚人闘技場にて、王者として君臨する少女。
その名は「血塗れ竜」。
白銀の長髪に小柄な体躯の少女である。
その身を鮮血に塗れさせ、血塗れ竜は対戦相手を屠っていく。

囚人闘技場に現れた、異国の新人。
その名は「食人姫」。
亜麻色の髪に朗らかな表情を輝かせる可憐な少女。
特殊な体質と攻撃手段で、その特異性を観客に魅せる。

「血塗れ竜」と「食人姫」。二人の少女に想いを寄せられる青年。

少女たちは青年を想い、青年はその想いに一生懸命応えるのみ。
しかし彼らの思惑とは関係なく、状況は凄惨に変化していく。
彼らの人間関係と異質な環境が織り成す、少し変わった物語です。

血塗れ竜と食人姫 感想

ざっと箇条書きで思ったことを

・ヤンデレの最高峰。
・修羅場に次ぐ修羅場。
・ドロドロの昼ドラより昼ドラ。
・あの伝説的アニメschool daysにファンタジーを付け加えた感じ。

といった感じですね。

ストーリーの補足説明としては、血濡れ竜、食人姫の他にもヒロインがいます。

が、皆病み。そして強い。
普通なヒロインは皆無。

っていうか大半の登場人物が心に狂気を持っていて、それを鮮やかに、そして読者の心をグイグイ引き込むように描かれてました。

終盤の修羅場のシーンなんか特にすごいです。

主人公について

そして主人公について。
まあナチュラルにモテる奴。
下心もなく、普通に生きてるだけで女を惹きつけてしまうタイプって感じですかね。

実際、リアルで僕の知り合いにもいるんですよね。こうゆうやつ。

いつの間に相手の懐に入り込んで、親しくなるのが上手い奴が。
もちろん超絶にモテてる。

そしてそうゆう奴に共通して思ったことが、最初は徹底的に相手に同調してるということ。

もうフンフン首が取れちゃうんじゃないかってぐらい相手の話を聞いて聞いて、上手く引き出してる。こちらの意見とか言わない。とにかく同意して相手に興味を持って、同調する。

気づけば相手は心を開いている。

主人公もそれに近い。

だから物語を振り返ってみても、主人公に対して、「これ」っていう個性的なモノがあまり思い浮かばなかった。

一見、普通だけど普通じゃない。

もしかしたら主人公が一番ヤバい奴だったのかもしれませんね。

ストーリーもコンパクトにまとまっています。

内容はあれなので読みやすいとは言えませんが、2、3日もあれば読めるかと。

以上!!