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これぞSF!という作品だった「横浜駅SF」【感想】

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Web小説感想記事39作品目。

カクヨムで読めます横浜駅SFです。

横浜駅SF あらすじ

絶え間ない改築の続く横浜駅がついに自己増殖の能力を獲得し、膨張を開始して数百年後の日本。本州の99%は横浜駅で覆われ、SUICA を所有する人間が住み自動改札による徹底した監視下にあるエキナカの社会と、それ以外の僅かな土地に追いやられた人間の社会に分けられていた。青函トンネルでは、増殖を続ける横浜駅とJR北海道との終わりの見えない防衛戦が続いていた。非 SUICA 住民達の住む岬で暮らしていた三島ヒロトは、古代地層から発掘された「18きっぷ」を手に、五日間限定での横浜駅への侵入を果たすが…

横浜駅SF 感想

書店で何度か見かけた事のあった作品。
横浜駅が自己増殖をするという、とんでも設定を見事に上手く描き切ってます。

実は僕自身、地元が横浜でして、頻繁に利用してるんですよね。
実際、駅内はどこかしら改修工事をしてて、妙にこの設定がしっくりきたのも事実。

あとは所々、クスリと笑えるというか、例えばキセル同盟やSuicaの扱いなんかセンスを感じますし、まあ人気になるよなーと納得の作品。

42番出口の謎やキセル同盟のリーダーなどなど、ストーリーが進んでいくことによって、徐々になにかが解明されてくのも良かったですね。

書籍版はこちら。

横浜駅SF (カドカワBOOKS)

さらにマンガ化もされてまして、こちらのページで無料で読めました。ありがたい。

横浜駅SF ヤングエースUP

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