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「悪役令嬢」熱を再熱させてくれた『悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます』感想

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小説としては小説家になろう、カクヨムで読める。本編は完結済み。なろう、カクヨムともにそれぞれ限定で読める話がある。書籍化、マンガ化もされています。

あらすじ

前世の記憶を取り戻したシリルは、自分が乙女ゲームの登場人物、悪役令嬢・ソフィアの執事であることに気付く。このままでは、ヒロインに王子を奪われたソフィアが闇堕ちして処刑されてしまう。お気に入りだった悪役令嬢を救おうと考えたシリルは、執事として彼女が闇堕ちする要素を排除し、王子の愛を勝ち取れるような才色兼備の令嬢に育てるのだが……

感想

一時期、こんな記事を書くほど悪役令嬢モノにハマってた時期があったのですが、その熱を再熱させてくれるくらい良い作品でした。

まず良かった点としては設定。定番の悪役令嬢モノの流れだけど、主人公シリルはその悪役令嬢に仕える執事というとこがマジのマジで最高。基本悪役令嬢モノって主人公はその「悪役令嬢」ってパターンが大半なんですが、別のパターンないかなーって思ってた。んでまあ攻略対象側だったり色々主人公を別にしてる作品は多々あるんだけど、この作品のように執事がベストだなと。優勝でした。

そしてシリルがまさかの王子様ポジになって、さらには本来のゲーム上でのヒロインであるアリシアにも好かれて三角関係になってみたいな展開も素晴らしすぎて、天を仰いだ。俺的悪役令嬢モノの答えがそこにあった気がした。

悪役令嬢だったソフィアも一応、シリルの教育もあって悪役令嬢感はなく、真の令嬢って感じなんだが時たまシリルに向ける「闇堕ち」っぽい雰囲気もいいっすね。ヤンデレ最高!!んでまあ、それ以上にソフィアが学園の制服をシリルにはじめて見せた際のシリルのキザなセリフや、それに赤面するソフィア(特にコミックの方)は最高にかっこかわいいですよと。

ということで、まあ、ここからさらに学園編での派閥争いやら、さらに規模を大きくして色々出来事が起きていくわけなんですが、きちんと2人の関係を中心に進んでいきますし、それを乗り越えるたびに絆を深めていく感じが中々に尊いです。

小説版は完結してしまったんですが、コミックの方はまだまだ序盤。原作に忠実で、とにかくソフィアお嬢がめちゃくちゃ可愛く描かれているので、継続的に追っていくのは確定。まだまだ楽しめそうですし、冒頭にも書いた通り、悪役令嬢モノに対する熱も再び燃え上がってきたので他の作品もまた漁っていこうと思ってます。

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