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それぞれの理由「暗黒騎士斉藤くんの業務レポート」【感想】

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Web小説感想記事38作品目。

カクヨムの「暗黒騎士斉藤くんの業務レポート」です。

あらすじ、感想書いていきます。

暗黒騎士斉藤くんの業務レポート あらすじ

家出をして地方都市・瑞野を訪れた少女は、突然の危機を自称・暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードと名乗る青年に救われる。彼女は成り行きでリーゼロッテと名付けられ、どう見ても普通の日本人なその青年の職場である零細便利屋・トカノ特殊業務社で働くことに。少しおかしな従業員たちと送る、日常九割、戦闘一割の物語。

暗黒騎士斉藤くんの業務レポート 感想

ファンタジー作品というと、当たり前ですが「ファンタジー要素」がメインの作品が多いですよね。魔法だったり、モンスターだったり。

ま、他にもヒロインやら落ちこぼれやら別の要素もあって、純粋なファンタジーというのはないけど、それにしてもファンタジー作品はファンタジーが占める割合が大きくなりがちだと個人的に思うわけです。

というわけで、暗黒騎士斎藤君の業務レポートも、一応ファンタジー作品なんですが
あらすじの日常九割、戦闘一割というように、ちょっと違うんですよ。

まず、ストレス性変異脳症、通称SMEと呼ばれる病気を発症することで異能の力が手に入る世界でして、ファンタジー要素がデメリットとして扱われているわけです。

そして、SMEはストレス性変異脳症という名の通り、強いストレスを受けると発症する病気なので、必然的にそのストレスの原因ってのも描かれるわけです。

そうゆう、いわゆるファンタジー要素の立ち位置ってのが、一般的なファンタジーとはちょっと違っていて面白かったです。

リーゼロッテと斎藤くんのコンビもいいですし、楽しむというより考えさせられたり、心が暖かくなる作品でしたね。

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