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Web小説感想記事34作品目。
カクヨムで読めます、ホラー小説の「ナニカガイル」です。
ナニカガイル
※2020年4月追記 削除されてしまったのか分からないですが、読めなくなってしまいました、、
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ナニカガイル あらすじ
会社の後輩である生田から「僕の部屋、何かいるみたいなんです」と相談された瀬名川。
「気のせいだって」
そう豪語し、生田と共に彼の部屋に向かうのだが……
ナニカガイル 感想
当ブログで初のホラー作品の紹介。
いや実はあえて、ホラー作品は紹介してこなかったんですよ。
というのも、ホラー作品って、やっぱ映画などの「映像」として観るのか一番怖いよなーと個人的に思ってたから。
映像と音で「バーン」とやるのがベストな恐怖なんじゃないかと。
ですけど、ファンタジー作品ばかり紹介していてもネタもなくなってくるんでね。
あと食わず嫌いは良くないなーと。
んで何作か読んでみたんですが結構怖かったんですよね。小説でも。
各作品、文字という限られた制約の中で、上手く恐怖を表現してた。
その中でも「ナニカイル」は「音」と「間」ですね。この2つの使い方が上手くてほんと恐怖で鳥肌立ちました。
音っていうのは、「ギッ」とか「トントン」とか。
例えば、この作品では廊下の「ぎっ」って音があったんですが、妙にリアルでなかなか怖い。
そして、間。
すごい大沙汰にやってるわけじゃないんだけど、意識してるのが分かる。
音と合わさって恐怖感がより一層高まってました。
ストーリーとしてはシンプルで短編ながらも、上記の音と間が特徴の恐怖感や、瀬名川さんと後輩生田のコンビ。
明かされる驚きの真相。伏線回収などなど、中身が詰まった作品になってます。
今後もホラー小説は定期的に読んでいきたいと思える作品でした。
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