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音と間 「ナニカガイル」【感想】

Web小説感想記事34作品目。

カクヨムで読めます、ホラー小説の「ナニカガイル」です。

ナニカガイル あらすじ

会社の後輩である生田から「僕の部屋、何かいるみたいなんです」と相談された瀬名川。

「気のせいだって」
そう豪語し、生田と共に彼の部屋に向かうのだが……

ナニカガイル 感想

当ブログで初のホラー作品の紹介。

いや実はあえて、ホラー作品は紹介してこなかったんですよ。

というのも、ホラー作品って、やっぱ映画などの「映像」として観るのか一番怖いよなーと個人的に思ってたから。

映像と音で「バーン」とやるのがベストな恐怖なんじゃないかと。

ですけど、今回、カクヨムおすすめの作品まとめで、ホラーも紹介しようってことで読んでみて、考えが変わりました。

結構怖かったんですよね。小説でも。

各作品、文字という限られた制約の中で、上手く恐怖を表現してた。

その中でも「ナニカイル」は「音」「間」ですね。この2つの使い方が上手くてほんと恐怖で鳥肌立ちました。

音っていうのは、「ギッ」とか「トントン」とか。

例えば、この作品では廊下の「ぎっ」って音があったんですが、妙にリアルでなかなか怖い。

そして、間。
すごい大沙汰にやってるわけじゃないんだけど、意識してるのが分かる。

音と合わさって恐怖感がより一層高まってました。

ストーリーとしてはシンプルで短編ながらも、上記の音と間が特徴の恐怖感や、瀬名川さんと後輩生田のコンビ。

明かされる驚きの真相。伏線回収などなど、中身が詰まった作品になってます。

今後もホラー小説は定期的に読んでいきたいと思える作品でした。