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評価別れる作品『透明な螺旋/東野圭吾』感想

この記事を書いてる2021年に、前作『沈黙のパレード』の映画化が発表されたタイミングでのガリレオシリーズ第10弾『透明な螺旋』。

あらすじの紹介や読んだ感想を書いていきます。

透明な螺旋/東野圭吾 あらすじ

房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。

「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。

透明な螺旋/東野圭吾 感想

読む人によって評価がはっきり分かれそうな作品だなーと思いました。

というのも前作の感想でも書いたんですが、ガリレオシリーズの魅力って

  • 湯川をはじめクセの強い登場人物
  • 摩訶不思議なトリック
  • 事件の発生に至った理由

の3つにあると個人的には思っていて、今回は1と3に振り切っているんですよ。湯川の過去だったり、事件発生までの流れや、実はこうゆうことでした、、みたいな。

正直、2の摩訶不思議な現象を湯川が物理学や科学的に解明していくっていうのが今回はほぼ皆無。なので、ガリレオシリーズにそうゆうトリックの面白さを求めている人は、おそらく本作は拍子抜けなモノになってると思うし、反対にガリレオシリーズそのものが好きな人には、まあこうゆう回があってもいいよね。ってなると思います。

個人的には後者で、湯川に学生時代彼女がいたってのが明かされたのが面白かった。

とはいえ、本作で発生する事件そのものについては、中々に面白いし、最後のオチの部分にも相変わらず驚かされたんだけど、ただの東野圭吾のミステリー作品なんだよなぁ。正直、ガリレオシリーズである必要がないんだよねーと思った次第でありました。

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