小説

草薙が某名探偵のような存在になってた『虚像の道化師/東野圭吾』感想

いや、草薙、コ○ン君かよとツッコみたくなる展開がいくつかあったガリレオシリーズ第7弾の『虚像の道化師』の感想書いていきます。

虚像の道化師/東野圭吾 あらすじ

ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか

虚像の道化師/東野圭吾 感想

というわけで、業務時間外に風邪を診察してもらうために行った病院で事件に巻き込まれたり、友人の結婚式に参加した際に殺人事件に遭遇したりする草薙が、身体は子供、頭脳は大人の名探偵だなっていう浅い感想を持った次第であります。

本作で、もう7作目にもなったということで、事件の発生の仕方なども少し変化を加えたってことですかね。他にも草薙の同期の北原刑事の心情に焦点を当てたり、上記のように色々展開を工夫したり、細かく読者を飽きさせないように工夫がされてるんですよね。
まあ一定の展開になって読み手側を退屈がしてしまうってのは、長編シリーズものにありがちなパターンなわけですけど、きちんと回避しようとしているのが見えます。

そしてタイトルに『虚像』とあるように、本作で扱うのは念力や幻聴などなど。シリーズとしての持ち味も相変わらずの切れ味でした。

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