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【どれも名作】D機関シリーズの読む順番と各作品の魅力を紹介

今回はD機関シリーズの読む順番と各作品の魅力について書いていきます。

どれも名作揃いで最高のスパイミステリとなってます。

D機関シリーズとは

D機関シリーズとは、『ジョーカー・ゲーム』からはじまる柳広司さんの人気シリーズ作品。第二次世界大戦前後の世界が舞台で、”魔王”――結城中佐の発案で、陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校「D機関」と呼ばれる架空の諜報組織が活躍する様子を描いたスパイ・ミステリー作品です。

実写化などもされており、2015年には亀梨和也さん主演で映画化、2016年にはアニメ化もされました。

D機関シリーズ読む順番

基本的にはシリーズ一作目から順番に読んでいけば問題ありません。

  1. ジョーカー・ゲーム
  2. ダブル・ジョーカー
  3. パラダイス・ロスト
  4. ラスト・ワルツ

ということで次に各作品の魅力について書いていきます。

D機関シリーズ各作品の魅力

ジョーカー・ゲーム

”魔王”――結城中佐の発案で、陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”。その異能の精鋭達が、緊迫の諜報戦を繰り広げる! 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイミステリ。

収録内容 & 各章あらすじ
〇ジョーカーゲーム
-参謀本部から『D機関』の兼監視役として派遣された佐久間中尉。ある日D機関の訓練生とスパイ容疑のあるジョン・ゴードンの自宅を捜索することになった。

〇幽霊 ゴースト
-『D機関』の蒲生は爆弾テロ計画の連絡役として容疑のある英国総領事のアーネスト・グラハムの調査を行うが、、、。

〇ロビンソン
-『D機関』の伊沢はロンドンに任務のため潜入していたが、新米外交官のミスにより英国諜報機関のハワード・マークス中佐に捉えられてしまう。

〇魔都
-上海の憲兵隊になった元特高刑事の本間は、上官の及川から「憲兵隊内部にいる内通者を探れ」という任務を受け調査を開始する。

〇XX ダブルクロス
-陸軍からD機関にスカウトされた飛崎は、二重スパイのカール・シュナイダーの調査を任される。しかし、調査の最中でシュナイダーは何者かに殺害されてしまうのだった。

まずはジョーカー・ゲーム。第一作目であり、原点となった作品。読み合い探り合いの「深さ」が勝負を分ける感じがハラハラしてとにかくページをめくる手が止まらない。

個人的には『ロビンソン』がお気に入り。

ダブル・ジョーカー

結城中佐率いる“D機関”の暗躍の陰で、もう一つの秘密諜報組織“風機関”が設立された。だが、同じカードは二枚も要らない。どちらかがスペアだ。D機関の追い落としを謀る風機関に対して、結城中佐が放った驚愕の一手とは―。表題作「ダブル・ジョーカー」ほか、“魔術師”のコードネームで伝説となったスパイ時代の結城を描く「柩」など、5編を収録。吉川英治文学新人賞&日本推理作家協会賞W受賞の超話題作『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第2弾、早くも登場。

収録内容
〇ダブル・ジョーカー
-陸軍中佐・風戸は諜報組織「風機関」を設立。軍の最高機密を盗読した疑いがある白幡の調査を命じられるが「D機関」も同様の任務を受け、成功した方を正式な諜報組織とすることを告げられる。

〇蠅の王
-モスクアのスパイであり、野戦病院に務める脇坂軍医はある日「蠅の王」と呼ばれる男がD機関を率いてスパイ狩りを行っているという噂を耳にする。

〇仏印作戦
-中央無線電信所に勤務する高林は、ある日上司からフランスに軍属の電信係として出張を命じられる。

〇枢
-列車事故の調査中、諜報機関に所属するヘルマン・ヴォルフ大佐は、事故で死亡した人間の中に日本人のスパイがいる事に気付く。彼の生前の行動を追い、なんとか他のスパイの情報などを得ようとするが、、、

〇ブラックバード
-『D機関』の仲根はアメリカ西海岸でスパイの任務活動に当たっていたが、、、

1作目と違い2作目はD機関以外の人目線から描かれた話が多め。

ただ相変わらずの面白さで、よりD機関メンバーの凄さが際立ちます。

「ダブル・ジョーカー」ではD機関の対抗組織として「風機関」というのが設立されて対決のような形になって最後の結城中佐はほんとにかっこよすぎ。

パラダイス・ロスト

大日本帝国陸軍内にスパイ養成組織“D機関”を作り上げ、異能の精鋭たちを統べる元締め(スパイ・マスター)、結城中佐。その正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。結城の隠された生い立ちに迫るが……(「追跡」)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にした初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む全5篇を収録。世界各国、シリーズ最大のスケールで展開する、究極の頭脳戦! 「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、待望の第3弾。

収録内容
〇誤算
-フランスに留学中の日本人、島野は目が覚めると記憶喪失になっていた。彼はその場に居合わせていたアラン達から、ドイツ軍に自宅を占領された老婆を助ける際に頭にけがを負ったと告げられる

〇失楽園
-シンガポールの最上級ホテルに宿泊していた米海軍士官マイケル。ある日婚約者であるジュリアがホテル内で殺された実業家への殺人の容疑で捕まってしまう。

〇追跡
-在日新聞記者のアーロンはD機関を設立した結城中佐の正体を追うべく取材を開始するが、その中で驚くべき過去を知ってしまう。

〇暗号名ケルベロス 前篇
〇暗号名ケルベロス 後篇
-『D機関』の内海は豪華客船内でとある任務に臨むこととなる

初の中編も収録した第三作目。

これまでのスパイものとしての良さを残しつつも、よりミステリ色の強い話が多めでした。

特に「失楽園」では第2作目と同じようにD機関のメンバーではない人目線で描かれて、一体どんな手口を使ってくるのか?というのを気にしながら読んだんのですが分からず。真相がわかったと時に思わず「そうゆうことか」と声が出てしまいました。

ラスト・ワルツ

華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―(「舞踏会の夜」)。

ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。

ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。

収録内容
〇ワルキューレ
-ベルリンのホテルで開催された日独共同製作映画のお披露目パーティに参加していた逸見は、そこで内装屋の雪村と出会う。

〇舞踏会の夜
-アメリカ大使館で行われた仮面舞踏会に出席した加賀美顕子は、友人の戸部山からの指摘を受け、遠い昔名前も知らない男に助けられたことを思い出す。

〇パンドラ
-ロンドンのヴィンダー警部補はある日、自殺に見せかけられた殺人事件を担当することになる。しかしそれは密室殺人で、、、

〇アジア・エクスプレス
-『D機関』の瀬戸は満鉄特急<あじあ>号内で協力者と接触しようとしていたのだが、、、

初めての女性目線で描かれる「舞踏会の夜」や密室殺人が起きる「パンドラ」など新しい要素を入れつつも、しっかりとスパイ作品としてオチを付けるあたりは本作でも健在。

安定の面白さとなっています。

D機関シリーズ作品を読むには?

D期間シリーズは角川文庫から発売されてますので、角川文庫・ラノベ読み放題というサービスで、時期によって読み放題対象となることがあります。

残念ながら俺が読もうとしたときは『ジョーカー・ゲーム』『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』は読み放題でしたが、『ラスト・ワルツ』に関しては対象となっておらず。そちらに関してはKindleで購入して読みました。

月額836円(税込み)で角川文庫作品とライトノベルが多数読み放題ですので、検討してみてはいかがでしょうか?

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